来期はペップがくるようだ。

 前の記事からノートの存在は記憶の片隅に置きつつもなにやらアレな感じで色々不便だったりと使う気が起きなかったアカウント。 

 Twitterにサッカー関連の事を垂れ流しにしていくつもツイートを浪費してしまうのもよろしくないような予感がするので試しにnoteにまとめて書けば良いんじゃないかって言う発想に至ったんだけどコレってブログ書けば良いような・・・タンブラーで良いような・・・。果たしてほぼほぼ使う事の無くなった、一瞬で勢いを失った気のするnoteで書く意味はあるんだろうか・・・。


で、本題として今シーズン限りでの現マンチェスターシティ(以後シティ)監督ペジェグリーニの退任が発表されると同時に来期にはペップことグアルディオラが就任することも発表されたんですね。

ペジェグリーニは良くも悪くも選手任せ、モチベーター的な部分が強く戦術的には殆どバリエーションを持たずにサポーターから見ると謎の交代なんかも多かったりして・・・。自分がディフェンダー出身なのに攻撃サッカーを好む上に守備の構築が下手だったりと良くも悪くもシティらしい(?)みててハラハラドキドキのサッカーをするタイプの監督。

 かたや次の監督であるペップのチーム作りは決まり事を重視してきっちりと戦術を立てていくタイプ。バルサではティキタカと呼ばれる例のパスをテンポ良く繋いで崩していく形のパスサッカーを構築したりして、日本代表が真似してあんまり上手く行かなかったりしてたアレですね。バイエルンに戦場を移してからもやはりボールを支配して、横のパスだけではなくて縦横無尽にフィールドを使い、ビルドアップをし、決定的に相手を崩す。守備の面では速いトランジションでボールを奪い返しまた速い攻撃につなげる、といったように恐らくペップの哲学的な部分であるポゼッションと速守、緩急の利いた攻撃といった部分は反映されてる感じ。 

そしてペップとペジェグリーニの大きな違いは試合中の修正能力。ペジェグリーニは勝ち越している、もしくは引き分けでも良い場面で守備的にすることもたまーに見られるんだけども・・・ 基本的にボロボロに殴られている状態でも守備の構築を見直すんじゃなくて攻撃的に打って出る、もしくは謎めいた采配が試合中の主。 対するペップは3バックから4バック、逆に4バックから3バック、中盤の配置の転換、等戦況次第、相手の出方次第で試合中にどんどん対応を変えていく。いつぞや試合中にラームにメモを渡したりと本当にどんどん変えていく。

と、すると選手には、特にチームの核になる選手に求められるのは戦術理解度と対応力。勿論ペップが来てからの指導でそれが出来る様になってこそチームが出来上がっているということに繋がるので来てみないと分からない所ではあるけれど…。

今、現状シティの問題点としてディフェンス問題とヤヤの後釜問題という非常にやっかいな2つのポイントを抱えてしまっていて・・・。

守備力に関してはRSBはサバレタ、サニャに若手がちらほら。この二人だけ見ると問題なさそうなんだけど悲しいことに二人とも結構お年、サニャは特に。

CBはマンガラ、オタメンディ、コンパニ、デミチェリス、レンタルに出ているデナイヤーに若手がちらほら。

マンガラはフィジカルは凄い、でもちょっと視野と頭が残念、最近良くなって入るけどやっぱり安定感の「あんt」ぐらいまでしかない感じ。でもフィジカル的な部分はずば抜けてるまさにフィジカルお化けの代表例の感じ。

オタメンディは、リーガでは恐怖の刈り取り屋さん、対人モンスターとして活躍してたところを買われてシティに来たんだけどあまりにも相方達が出て行ったり不安定だったりするので何故か統率する側に回ってる場面を良く見る。が、やっぱり自分も出て行っちゃうので真ん中がフルオープンになってる場面もちらほら。

コンパニに関しては、言わずもがなのキャプテンなんだけどすげー勢いでスペランカー気質。この前も負傷から帰って来たと思ったら10分ぐらいで帰っていた。そしたらシーズン半分くらいダメなレベルの負傷をしていた。  本来コンパニがいるとここまでは酷くないはずのDFラインもキャプテン一人を欠くのはやはり大きいのか今シーズンはザルofザル。網の目がサッカーボールぐらいあるザルになってしまっている。

デミチェリスはまあ・・・お年なので体力もスピードも無い。ほぼ無い。なので入れ替わられたり置いていかれたりしてる場面を良く見る。とても見る。悲しいくらいに見る。 ただラインコントロールだけはやっぱり凄まじく上手い、流石元バイエルンと言った感じ。代表ではあんまり発揮されないけど。

と言った様に人がいるはずのCBでさえ怖い。

LSBはコラロフとクリシーに若手の有望株アンジェリーノ辺りか・・・。

コラロフは本当にDFなのかちょっと疑う場面が出て来る。が、攻撃に参加すればラツィオ時代にミドルに当たった審判が倒れるレベルの左足から繰り出されるクロスやミドルは得点に直結する。

逆にクリシーは守備的な部分に寄っていた…気がしたんだけど今シーズンそんなこともないね・・・?どうしたんだろうね・・・?ベンゲルののろいかな…?みたいな。やっぱりこのポジションの二人もお年である。

 若手の有望株アンジェリーノに関してはまだシティでの試合数が少ないどころかこの前トップチームデビューなのでまだ見守りたい。

そしてヤヤの後継者問題も実は同系等の問題なんだけれども、そう、シティは、年齢層が高い。

ヤヤ、コラロフ、クリシー、サバレタ、サニャ、デミチェリスにシティの攻撃のキーマンであるダビドシルバ、高速おじさんヘススナバス、ボール回収班フェルナンジーニョ、この辺りは皆このnoteを書いた辺りで既に30代、コンパニも4月に30になってしまう。

前線はスターリングとデブライネ、デルフにイヘアナチョと少しずつ世代交代は進めているものの後ろの方に至ってはほぼほぼ進んでいない。

そして悲しいかな未だに33歳になろうとしているヤヤに攻撃を頼らざるを得ない展開も多い。

 年齢を重ねているだけあって割りと彼らは戦術理解度は高い・・はず。従うかどうかは別としても。が、攻撃の中心であるヤヤの対応力はちょっと悲しいくらいに発揮されない。しかも中盤の底に位置どる事が多いはずが守備的な変化にもほぼほぼ対応しきれていないのが現状。でも攻撃力はあるから頼らざるを得ない。 

 恐らくペップが来るとまずここに着手をしないといけなくなるような気がする。恐らく、というかほぼ間違いなくだけども。そして若くて繋げるタイプの両SBを狙い、最後にCBとか取れたら良いな…みたいな感じで夏補強は進んでいくと思う。

 そして早速ペップが来たら£150mぐらい夏に使うよ! みたいな記事がでてきていた。要するに1億5000万ポンド、日本円にして約260億~ぐらいな感じ。既に凄い金額である。去年の夏より多い気がする…。 が、果たして足りるのだろうか。

 ヤヤの後釜として狙うボランチが ポグバ、ティーレマンス、ヴァイグルと名前が挙がってきているしシティフロントとしては恐らく昨夏も狙ったポグバ辺りだろうと思う。値段は http://www.transfermarkt.com を参考にして見ると55m€ぐらい。が狙っているクラブの数を考えるとコレをこのまま£55mにしてもちょっと取れないような気がする。今年噂された値段を考えると£70m前後かな、と思う。

優先順位2位のLSBで考えるとアラバ辺りか、とすると£35~40mくらい。コレぐらいかけてもアラバは欲しいのだけど。

RSBの難しい所はお金をかけても果たしてサバレタより上、もしくはイーブンレベルである、そこまで育つ見込みのあるプレイヤーがあまり居ない気がする所。レアルのカルバハルとかモナコのファビーニョ、もしくはいい時期に来てるローマのフロレンツィとかになるんだろうか。誰を狙うにせよここも£20~30mくらいはかかりそう。取られそう。

はい!!!ここまでで既に高い方にとられると£150mじゃ足りません!!!という事で恐らく放出、選手の入れ替えが進む事になりそう。

筆頭候補ボニーから始まり、デミチェリス、ナスリ、ヤヤ、コラロフ、クリシー、サニャ、マンガラ、フェルナンド、ナバス・・・な順番であやしげである。 

 ヤヤ辺りまで売れると以外と財布からお金を出せば順番すっ飛ばしてもうちょっと中盤かFWあたりを取ったりしそうである。多分シティは中盤集めるのが好き(?)なので集めると思う。


ここまでTwitterに書こうとした事をただただまとめていったんだけどコレTwitterに流さなくて良かったわ。長過ぎ多過ぎ。


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