1987年『旅少女』｜wasenobu【全盛期JACファン歴】

1987年(昭和62年)5月放送開始､NHKファミリードラマ『旅少女』

サーカス一座の生活を舞台に､団長の娘の恋や悩みを描いた物語

サーカス団の団長役は､千葉真一さん｡サーカス一筋のガンコ親父的なキャラクター､家事などさっぱり出来ない役柄で､布団を敷いて､シーツをかけてという事もちゃんと出来ず､癇癪をおこしていた場面があったが､その芝居が最高だった(^^)一言も台詞はないけど､動きだけで､上手く出来ない→イライラする→もういいや！チクショウ！を全て五体の動きだけで表現してらした｡

奥さん役は木の実ナナさん､その娘､主人公のお姉さんが仙道敦子さん｡

仙道さんがインタビューでこの作品について語ってらした｡

そして主役は､JACの村松美香さん｡当時､「おお！スタントマンの愛の物語の村松さんが主役か！嬉しい！だったら真矢さんも出ないかな？」と思った｡

俺の願い通り､真矢さんも出演！空中ブランコ乗りの役｡劇中でも本物のサーカス団員顔負けのブランコ技を､実演してらしたシーンもあり｡

このお二人が同一場面に出ると何故だか嬉しい､『スタントマン愛の物語』を観てからの病気､不治の病なんだろうな😁💦真矢さんと仙道さんは『セーラー服反逆同盟』からの連続共演｡

JACからは､真矢さんと村松さんの先輩､森永奈緒美さんもサーカス団員役で出演｡

村松さんと仙道さんで姉妹喧嘩をする場面があったけど､喧嘩で､(好きな人にもらって)大切にしてた貝殻が割れて､「あっ！」と慌てる場面の村松さんの表情､芝居が素晴らしかった😲

その他､全編にわたって村松さんの演技が素晴らしくて､「子役やってた？子供の頃から劇団とかに入ってたのかな？」とか思ってた。

新宿コマの『ゆかいな海賊』にその他大勢的な出演(島の少女の1人？)をされてた時も､後から映像を観ると､表情豊かにやってらして

この､海賊(真田さん)が突然現れ､びっくりして腰抜かす芝居もすごく良い😲演技力あるから､その他大勢の中でも､1人だけこの腰抜かす役にされたのかな？※ちなみに『ゆかいな海賊』の王様役の多々良純さんも『旅少女』に出演｡

アイドル顔ではないけど、表情が物凄く良かった｡

当時は､私も村松さんも､似た様な年齢なのであまり感じなかったけど、

今見るととても子供で､何だか自分の娘を見てるみたいで凄く可愛い｡

18歳｡ドラマの中では高校受験を控えた15歳の役｡

ところで､劇中思いっきりJAC brothersのウエアを着て､画面にも映っていたけど､NHKなのに固有ブランド名いいんか？と思った😁

このシーンも😁　大好きなマコト君にお弁当を渡そうとしてるシーン😃

お父さん役の千葉さんとのシーン､この場面､「肩車してやろうか？」という千葉さんに､村松さんが咄嗟に「イヤッ」というシーンだったけど､村松さんの「イヤッ」がとても演技､台詞に聞こえず､本当に思春期の娘がお父さんを嫌がってるみたいで笑った🤣　10話くらいの短い放送のドラマだったけど､村松さんの演技が素晴らしくて､なんか新人賞とかないんか？賞取るためになんてやってないだろうけど､表彰に値する芝居だと思った｡ ※後年､他の作品で新人賞を受賞された時は､俺の見る目は正しかった！なんて思って1人で悦に入ってた😅

このドラマの主題歌は、ダ・カーポ

だけど､それとは別に『旅少女』出演記念？(何それ？)で､村松さんの歌う歌も発売された｡歌は凄く上手い｡村松美香さんは真矢武さんと同じく、JACの中でも特に思い入れがあるメンバーだけど､生で見たのは新宿コマに観に行った4回のみ｡その他のイベント等では見た事なかった｡ NHKは『旅少女』もDVD発売しろ｡

ところで､JACメンバー出演によるサーカスものと言えば､1984年(昭和59年)正月に放送されたドラマ『素晴らしきサーカス野郎』という作品もあった｡『水曜ロードショー特別企画』みたいな謳い文句だった｡『水曜ロードショー』の枠を使って､正月にJAC総出演2時間ドラマを作るなんて､まさにJAC全盛期を象徴