写真家アシスタントの今週の1枚 #13

〜写真家 青山裕企のアシスタントが、自分が撮影した写真について語るコラム〜

今日は逆光の中で撮影した1枚です。

テーマは、“コミュニケーションでリラックスした表情を捉える”

(焦点距離70mm/F値2.8/ SS1/400)



■普段友達に見せる表情をとらえる

…コミュニケーションでリラックスさせる

今日この写真を選んだのは、「表情」が気に入っているからです。

青山さんがよく言っているのですが、写真にはコミュニケーションが写ります。コミュニケーションがうまくとれていないとモデルさんの表情はとても固くなるし、逆に仲の良い友達と話しているようなコミュニケーションがとれると、とてもリラックスした表情をとらえることができます。

モデルさんによっては、写真を撮られ慣れている人がいます。自分が一番かわいく見える角度や表情を良く知っているので、カメラマンはすごくかわいい仕草や表情の写真を撮ることができます。でもそれ故に、誰が撮っても似たような仕草、表情の写真になりやすく、モデルさんに「撮らされている」という状況がおきます。そうなると写真の個性がなくなってしまいます。

この写真は、リラックスした表情を捉えられました。

それには2つ理由があります。

①撮影を始めてから叙叙にコミュニケーションをとって距離を縮められたこと

撮影を始めて10分くらいは、お互い緊張していることが多くそれが写真にも現れます。このときは雑談をしたり冗談を言いながら撮影し、開始から1時間たったくらいでした。

②リラックスするために走ったり踊ってもらったりした後に撮影

緊張をとくために私がよく試みるのは、モデルさんを走らせたりジャンプさせたりして動かすことです。そうすると自然に緊張がほぐれて自然な表情が出やすくなります。

首にしわができてしまったことが気になりますが、この写真はいい表情がとれたので良しとします!

このモデルさんはクールビューティーな雰囲気であまり笑わなくキリッとした表情が多いです。今回は1枚だけでしたが、ZINEなどにまとめた時に、キリッとした表情の中にこの1枚があると、アクセントになるのでは、と思いました。

(model:テラカドサヤカ)

ユカイハンズ http://yukaihands.jp

HP:http://arisawashizu.com/

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コメント1件

この話凄い分かります!
私も写真家先生のお手伝いをする事がありますが、モデルさんとのコミュニケーションがめっちゃ大事って力説してました。
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