～写真家 青山裕企のアシスタントが、自分が撮影した写真について語るコラム～

ユカイハンズ の鷲頭(わしず)です。

季節は真冬ですが、今年の夏で撮り貯めた写真で、「光・背景・構図（対角線）」についてお話します！

■光選び

写真左後ろからの斜光

…強い日差しが被写体の背中の後ろ辺りから注いでいました。ハイライトが強く出るように少し明るめに撮り、夏らしさを演出しました。

強い日差しがアスファルトや周辺にも反射してくれていたおかげで、顔の影の部分も暗くなりすぎず、キャッチライト（目の中の光）もやや入れることができました。

■背景選び

「海沿い」が伝わる色合いのお店

…夏らしさを伝えるため、海沿いらしい水色と白の色合いのお店を背景に選びました。写真で何を伝えたいかによって、小道具を使うことも大事ですが、身の回りにあるもので使えそうなものも活用しています。

■構図

写真左奥に向かう対角線構図

…お店の窓のラインと、配置された机とイスのラインを右手前から左奥に対角線上に写した構図です。写真の中に対角線をつくることで、奥行きを表現することができます。

しばらく更新が滞ってしまったのですが、順次季節を追って更新していきますので、よろしくお願いいたします。

(model:のざわうた)

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