掃除祭__2_

その花を受け取らないと、次の人に渡せない

多方面で、いろいろな人に、かなり甘えさせてもらっている。

長女気質のわたしは、本当に甘えることが苦手で、助けてもらっても

「迷惑をかけて申し訳ない」

「負担をかけて申し訳ない」

いつもそうやって思ってきた。


今はどうしようもなく困っていたりすることがあって

正直に困っているって伝えて、勇気を持って助けてほしいと言葉にしてみて

そしたら、ほとんどの返答が「いいよ」だった。

まぁその、共感性の強いわたしは「いいよ」のグラデーションも

受け取っていて、そこにはポジティブもネガティブもあるんだけれど

その「いいよ」という言葉を、その言葉のまま受け取るようにしている。


長女気質がたまに顔を出して、申し訳なさに苛まれる時があるけれど

それよりも、今この状況でできることを探した方が良い。

見つけたことを実行した方が、もっと良い。


こうやってとことん甘えさせてもらって

「わたしも困っている人がいたら、"いいよ"を言えるくらいの土台を作ろう」

と心から思えている。

そして、助けてくれた人たちに、人生のどこかで必ず、お返しをしよう。

今は何もできなくても、この先、必ず。

たとえ相手が忘れていたとしても。

恩返しも、恩送りも、全てやりきってから死のう。


受け取って、感じて、「恩」とは何かを知る。

それを知らないと、次の人に渡せやしない。


この花束の美しさが、わたしの誇りと感謝だ。

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