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小さい子供が苦手&老け専が日常で思ったこと。

私はおそらく、子供が苦手かつ老けている人が好きなニンゲンだ。



【小さい子どもに対して思うこと】

小学四年生くらいの時期からすでに、私は自分より小さい子供に対して、若干の嫌悪感を持っていた。

「自分も子供のくせに、なんで同じ子供に嫌悪感持ってんだよ!」とは当時、思っていたが、それは大人になっても変わらない。

私が特に苦手なのが、0〜8歳くらいの赤ちゃんと子ども。
8~14歳くらいも、まあまあ苦手。

……別に嫌いというわけではない。それに子供と関わるときも、人として接して、優しく会話してあげることもできる。けどなぜか内心、拒否反応が出てる。

ショッピングモールやスーパー、電車、道路、行く先々で、そのくらいの年齢の子供を目にすると、心がキュッとなる。
そして、子どもの高い声を聞くと、なぜかイライラする。←良くない

ショッピングモールやファミレス、各種店で歩いているときに、子どもが距離感バグって、こっちまですごい迫ってきたり、見てきたり、すれ違うのですら、何かとてもストレスを感じる。目に入れないようにしている。

イライラしてしまうのは本当に良くないことなんだけど、
聴覚過敏と子供苦手がかけ合わさって、電車やファミレスなど、席を離れられない空間で、子供の声を聞くことが私は苦痛だった。

子供さんや親さんは何も悪くないけど、自分の脳的に子どもの声っていうのが、上手く滑らかに脳に入らなくて、痛いんだよね。
完全に自分の問題で、イライラしてしまう自分に自己嫌悪がするんだけど。

赤ちゃんも苦手で。言葉で言い表せないんだけど、赤ちゃんは、
本当は、怖いし気持ち悪いと思ってしまう。

いや!赤ちゃんは何も悪くないし、存在しててもちろんいいんだけど。

私の主観だと、本当はそう思っていて。

子供とか赤ちゃんを見て、かわいー!という人の気持ちは本当はわからないんだよね。だけど、それを言ったら傷つけちゃうから、普段みんなに合わせてるんだけど。

もし自分が誰かの親だとか、子供と関わる仕事をしていたら、
もう耐えられなくなって、決して子供を傷つけるようなことはしないけど、勝手に鬱っぽくなって、自爆しそう。

最近は何となく改善してきて、出先で5、6歳の子供を見ても何とも思わなくなった。でも子供の声が苦手だから、なるべく避けてはいて。
まだ赤ちゃんに対する苦手意識はあって、遠目には見れるけど、接するとかはちょっと無理かも。

【僕の思う魅力的なおじいさん像】

老け専とか、ゲイとか、レズビアンとか、熟女好きと、一言に言っても、いろんな人がいるのは事実なんだけど…

ここではあくまで自分が思う、魅力的な老けを語ろうと思う。

私自身は老け専なのかどうかわからないのだが、
正直、小学生の頃から、おじさんとおじいちゃんくらいの間の年齢の人たちを、かっこいいと思うことが多々あった。

その「好き」って、惚れるとか、恋とか、愛とかじゃなくて。
単に、その見た目が好きだった。アイドルを可愛いかっこいいと思うのと同じで、なんだかおじさんってかっこいいなーって惹かれるものがあるというか。

世の中いろんなおじさんがいるけど、その中でも、好みのタイプというか、好ましい見た目と振る舞いの方達はいるわけだ。おじさんなら全部好きだという訳はない。

私はおばあさんとかも可愛くて好きだけど、なんかおじいさんの方が、惹かれるものがある。魅力や色気があるんだよね。

老けている外見全般に、少しいい感情はあるのは確か。
おじいさんおばあさんがたくさんいるような田舎、温泉、早朝の公園だとかって、本当に居心地いいし、安心する。

子供達がたくさんいるとこで得る感情と、おじいさんおばあさんがたくさんいるとこで得る感情は対極にある気がする。

でも実際に彼らと仲良くなりたいとか、付き合いたいとかまでは思わなくて、なんかさ。

みんなの言う推し?みたいな、ビジュアルを良いと思ってるだけなんだ。

だから、私が今まで魅力的だと思ったおじさんたちをあげて、理想の老け像をここで結論づけてみたい。

まず、一番記憶に残ってるのが、
正月の屋台で、大判焼きか今川焼き?(=呼び方いろいろありすぎて、戦争になるわ)を売っていたおじいさんだ。私はその時、小学生で、親に金を渡されて、そこでチョコ味のそれを買った。

その屋台のおじいさんが、とってもクールだった。

顔まで鮮明には思い出せないけど、めっちゃその姿が、渋くてかっこよかたのは覚えてる。少ししかめっつらで、腕を前に組んで、寿司屋の板前みたいな服を着ていた。白髪が綺麗に生えそろうくらいの老け具合で、手にも結構シワができてる。最低限しか口を聞かない、寡黙で職人気質なおじさんが多分好きなんだと思う。

そのおじさんが多分、今まで見てきたおじさんの中で、一番自分の綺麗に想像するおじさん像に合っていて、めっちゃ会計の時緊張した。

本当はもっとその姿を目に収めたくて、帰る時もその屋台をチラッと見て、興奮気味に親に向かって、『あのおじさんかっこいい』と言ってたのを思い出す。もちろん、親はスルーしたが。

それからというものの、街中で、『おっ。いいな』と思うおじさん方は結構いた。その大体は、60〜70(80代も!)くらいの人で、見た目は様々だった。

ループタイつけて、自転車漕いでるおじさんだったり、タバコを吸ってるおじさんだったり、オシャレ系のスーツを着てるおじさんだったり、工場や土木の作業着を着てるおじさんだったり、様々。
神経質そうなクールな人だったり、すごくほんわかしてる中性的な人だったり、中身もバラバラ。

しかし、そこに共通して見えるのが、『白髪』だった。
単純だが、私は多分、黒髪のモサモサやツルツル、とかではなく、
真っ白な髪が、頭を包んでるみたいな…それが、とても綺麗で魅力に感じる。だから必然的にいいなと思う総白髪の人が、大体高齢っていうね…

真っ白で混じり気のない、禿げてもいない、完璧な白髪を持っているおじさんを見ただけで、巨乳の美女がそこを通りすがった並に、目を奪われてしまう。

駅のホームで、白髪のおじさんを見ると、自分の解釈では「駅の中でしなやかな美しい白猫を見たんだ…」って感じになる。

顔の造形の好みも、人それぞれ。
だから、完璧な白髪かつ、理想の顔が合致する人間はほとんどいなかった。

おそらく、個人的に好きな造形は、雰囲気は基本清楚系で、でも顔体はシワやシミがあって、眉毛も生えてる方がいい、不揃いでも、もさっとしてても良い、だけど眉間の辺りが美しく見える造形、渋めで深めが好き。

外国のおじさんもよき。ホリが深いのはいい。ヒゲ、指毛、胸毛もいい。無造作でも整ってても、雰囲気清楚ならよし。

注文が多いように感じるが、理想のおじさん像はマジで言葉で言い尽くせないのだ。

せめてでも言葉で表すなら。
自分はおそらく美形の白髪で、老けを感じる見た目をしている方がタイプだ。最高にエロかっこいいのは、そういう像にあると思う。

なんか筋骨隆々のいかにも男らしい男と言うよりも、ピッチピッチのグラマーな女らしい女と言うよりも、恋愛や結婚に盛んな若い人たちよりも、

歳をとって精神的に老けて、それが外見にこう出てる頃の、精神的色気みたいなものが出てる美形って……いいんだよなあ。

それで見た目が、白髪で、しかめっ面すらもなんか雰囲気出てしまう落ち着いた貫禄ある老いだったら完璧……

白髪じゃなくても、明らかに渋くて、貫禄の出ている美形、内面からの知性とエロスが滲み出てる人って良いよなあぁ。

時々おじいさんって、ある意味中性的な存在なんだよな。これは、老け専じゃなくてもそう思う人は多いのだろうけど。

理想高っ
それになかなかそういうおじさんはあんまいない。だからこそ。偶然街中で見かけると、美しい白猫を見つけた並に嬉しくなってる。

おじさんの俳優とかもいるけど、俳優に全く興味がないから、あんま名前を覚える気もない。

ちょっとネットで探していいなと思ったのが、西島秀俊と佐藤浩市、マッツミケルセン。その二人の顔の造形は好みだ。具体的な例が少ないので、さらに過去の記憶を追求すると、ブラックジャック的な顔がドンピシャ。ブラックジャックはそこまで老いてはないが、半分白髪で、顔も服もタイプ。

眉毛がキリッとしていて、襟足がサッとなっていて、冷静沈着で技量がいい男は、最高にイカしてるし憧れるぜ。そういう像への憧れと安心感、両方あるんだと思う。

普段アイドルや俳優女優に全く興味がない。だから、みんなのように、その人の見た目の良さを感じる映像とか本って全く見る気にならないんだけど。

でもそこに白髪の美形おじさんの写真集があったら、見る気になると思う。
写真集とか雑誌、avにも、マイナーな人たちが自分の理想をすぐ見つけられるような、もっと細かいジャンル振り分けがあったらいいのにねーとは思う。そもそも母数が少ないこともあると思うけど。

同じ老け専でも、年齢層とか体型とか見た目、髪や髭、顔が違すぎて。みんな好みが違くて、まさに人それぞれって実感する。

私はそういう老けが好みだけど、もしかしたら他の人は80代とか、50代。油の乗ってる額とか、ぽちゃっとしてる体型とか、骨ばってるとか、かわいい系とか、イケおじ系とか、本当にいろいろあると思う。

あと。自分の中では同性ものを検索したつもりでも、急に異性出てくると一気に落ち込むというか、萎えるよねえ……ゲイ向けでも急に女出てきたり、レズビアン向けでも急に男が出てきたり、3Pだったり、トランスジェンダーだったり、みんなの定義する「同性愛」のジャンルがバラバラ。はっきりせず、あやふやになってたり。

本人の中では、これはこのジャンルなんだ!と思って発信しても、それって他の人にとっては、えー?違くね。って感じるものだったり。

そこら辺は、老け専や同性愛者以外にも言えることだよね。
むずかしー。

老け専&幼児への苦手意識を持つ人の心理とは

そして、私の外見的好みの考察が深まったことで、心理的な面での考察を深めたいと思う。

さて、なぜ私は幼子を避け、老けを求めるのか?

小児性愛や老人性愛によくありがちなのが、幼少期に親からの愛が欠如してたとの記事なんだけど。

私は、そういう問題ではないと思う。

世の中いろんな人がいるので、その誰もが同じ原因で、同じ人を好きになるなんて、ありえない。皆さまざまな起因や環境があって、好みの容姿であったり、惹かれるものがあるのである。それらは、バラバラ。心理的に考察した時、そういう人たちに共通するものはあるのかもしれないけど、みんな環境や嗜好は違うので、一概に正しいとは言えない。

その中で、私はたまたま老いた姿に惹かれるものがあっただけで、みんなが普段得るような可愛い、かっこいいという感情とほぼ変わらない。

ただなぜ老いに惹かれるかは、多分それが自分像(自己投影)と安全基地(親の役割)だと心のどこかにあるからかもしれない。

『好き』に問題があるというより、『嫌い』の方が健全面で問題があり得るのではないか。

だから、幼児や赤ちゃんが苦手なことに関しては、結構自分てちょっと良くないというか、周囲とは分かり合えないという気持ちがあるし、
心理的要因を辿れば、納得できる節もまあまあ多い。

ショッピングモールで、レストランで、子供が喋ってる声を聞いただけで、赤ちゃんが泣いてるだけで、心がザワザワしてしまうのは、あまりよろしくないのかなと不安には思う。

小児性愛者の人たちとは、異なる種類のモヤモヤではあるのは確かなのだけど、なんだかそこで得る葛藤みたいなものは、少し分かるかもしれない。

私の場合は、子供(人間)のことを嫌と思いたくないのに、嫌だと思ってしまう葛藤だが。赤ちゃんへの恐怖というか、違う生物感がある。

正直、ガタイのヤンキーよりも、赤ちゃんや幼児の方が倍で怖い。マジで。偶然、ファミレスとかで両隣、赤ちゃんと保育園生とかだったら、マジでガクブル。
こう思うのは不思議だなーとなんとなく思ってたけど、原因がよくわからない。

赤ちゃん、正直見た目が好きではない…それに人間というより、まだ何もできない生物感マシマシだし、言語を話さないという点で、なんか自分と違う生き物って勝手に頭が認識しちゃう。

保護すべき対象なのは知ってるけど、自分が宇宙人みたいに思えてきて、コドモヨクわからないとずーっと思ってる。相手のこと気持ち悪いと言うのは禁句なんだけど、まあちょっと、子供と接してる時、自分の中になんか消化できない鬱屈したものがある。

未知のものは怖いとはよく言うが、まさにそれである。赤ちゃんや子供は、理解しようとしても、自分には理解できないし、未知感が強いので、とても苦手である。

私スシ苦手なんだよねーってノリで、普段の会話の中でサラッと、子供苦手なんだよねーって言える環境もあったら少しいいよね。
苦手でもそれを押し付けたり、嫌悪を振り撒いたりせずに、相手を思いやることさえできれば、お互いに良いんじゃないかな。

私が今まで会ってきた人はみんな、赤ちゃんは嫌いではないって人だったから、言いづらかったし。
だからこそ、この世に赤ちゃんが苦手な理由や要因がどのくらいあるのか考えづらいんだけど。

でも、「子供が苦手だわ」って人は何人かいて。
理由までは追及できなかったんだけど。親でも、子供苦手なんだよねーって言ってる人は意外といてさ。ほほうと思った。

子供が苦手な大人が子供を育ててるってパターンもあって、
そういう人たちって嫌いだけど、自分の子供は特別。みたいなパターンが多いんだよね。

わからなくもない。

だけど僕がその立場だったら、無意識下にすごストレスが溜まって、自殺したくなるほど鬱になると思う。暴力とかは絶対しない。けど死にたくなる。

それほどなんか、受けつけないものがある。
赤ちゃんとか正直一番、怖い。

他人の幼児を見るのも、声を聞くのも、声かけるのも、怖い。

だから、子供が好きな人たちや、異性の若い子と、多分根本的に通じ合えるものがないんだろうけど。

それでもこの世界にはきっと、自分と同じような人がたっくさんいるって分かってるから。赤ちゃん苦手な人もたくさんいるよね。

だって高いところが苦手な人(高所恐怖症)もザラにいるんだから。

みんなが可愛い子供と生きていく中、
老後の白髪おじいさんを期待して生きてくのも、なかなか楽しいんじゃない?

おじいさんも私にとってはみんなの赤ちゃんと同じくらい、魅力的なのかもしれないね。

自分も歳をとったら、白髪になりたいなあ。灰色もいいよな。
でもハゲたくないな。

何十年後かにも老人ホームという概念が残ってたら、
おじいちゃんおばあちゃんに囲まれる状況が当たり前になるのかな。

その時にまた、子どもやお年寄りに対する感情も変化しているのかな。

このような感情や指向は変化するのだろうか。