ここ数年、コロナ禍で中止が相次いだ花火大会やお祭りも、今年はついに開催されるようですね！ 久しぶりの夏のイベントに、今年は浴衣ででかけませんか？そこで、大人の女性が浴衣を着こなすためのポイントをまとめてみました。

まず、浴衣の選び方です。
大人の女性には、上品で落ち着いた色合いや柄がおすすめです。花柄や縞柄など伝統的な柄が魅力的ですが、派手すぎず控えめなデザインを選ぶと、より上品な印象を与えることができます。
また、小柄・華奢な方は、手のひらより大きな柄は体型とのバランスがとりにくいです。 遠目にはどんな柄かぱっとわからないような、 散らしたような小柄のデザインが着こなしやすいです。
逆に背が高い方にぜひ着てほしいのは大柄や、跳び柄（無地部分が多いもの）の浴衣。柄がたくさん見えるので、柄が切れることなく美しく着ることができます。

次に、帯の結び方です。
浴衣の帯は、浴衣の印象を左右する重要な要素です。帯は締める位置や結び方にこだわると良いでしょう。帯はウエストの高い位置で締めることで、スタイルアップ効果が期待できます。また、帯結びにはさまざまな種類がありますが、大人の女性には簡単にできるのにとてもお洒落で大人っぽい「姉さま結び」や「ヤの字結び」がおすすめです。

さらに、浴衣に合わせる小物の選び方も重要です。
シンプルで上品な小物を選ぶとバランスが取りやすいです。扇子や巾着袋などのアクセサリーは、浴衣の雰囲気を引き立てる効果があります。また、足元にもこだわりましょう。草履や下駄はもとよりペディキュアも薄めのピンク系やシンプルなデザインにすると合わせやすいです。また浴衣や帯の色や柄に合わせたり、帯締めや帯揚げ、髪飾りに合わせてもアクセントとしておしゃれにまとまります。

最後に、メイクやヘアスタイルにも気を配りましょう。浴衣は華やかなイメージなので、メイクやヘアスタイルもそれに合わせたものにすると良いでしょう。淡いピンクやオレンジのチークやリップカラーで、顔に華やかさをプラスしましょう。ヘアスタイルは、簡単なアップスタイルや優雅な巻き髪など、女性らしいスタイルがおすすめです。

以上が、大人の女性が浴衣を着こなすためのポイントです。

色々と書いてはみましたが、自分自身の好みやスタイルに合わせながら上品で華やかな雰囲気を作り出すことが大切です。 夏のイベントやお祭りで、自信を持って素敵な浴衣姿を楽しんでください♫

きものの和創苑（わそうえん）では、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎を中心に、着付け、着付け教室を開催しております。今回書かせていただいたポイント以外にも、着崩れしにくい着物の着方や、上品に着るポイントなど、着物歴30年以上の店主である日本舞踊花柳流名取（花柳賢綾）が細かくお教えいたします。出張もいたしますのでお気軽にご連絡ください。

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