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双子育児中、私を支えてくれたことば(幼児編)

我が家には5歳の男女の双子がいます。2012年生まれで私は母年齢5歳です。前回、双子育児中に私を支えてくれたことば(乳幼児編)を書いたので、今日はその続き、3歳〜5歳について書いてみたいと思います。

3歳(保育園入園編)

「かわいい、かわいい、本当にかわいい」by保育園の先生

双子が3歳になった春、夫の転勤に伴い引っ越しをすることになりました。引越し先の見ず知らずの土地で、双子を抱え入園可能な幼稚園を探さなければならないミッション付き。
夫は仕事が忙しく、全てを一任された私は山積みのダンボールの処理と幼稚園情報誌を眺める日々。

幼稚園激戦区ということもあり、なかなか2人同時に受け入れ可能な幼稚園を見つけられず、だからといって2年保育に舵を切れずに悶々な日々。ふと保育園について調べてみると、求職中でも利用申請が可能なことが分かったので、エイヤー!と申込をすることに。それからはトントン拍子で保育園が決まり仕事も決まり、あの悩んでいた日々はなんだったのだろうといわんばかりに、4月に引っ越して5月に保育園入園が決まるというミラクルが起こったのでした。(ついでに私の仕事復帰も。)

保育園に初めて行った日、担任となる先生が双子を見ながら「かわいい、かわいい、本当にかわいい」と言って下さった時、慣れない土地で双子を抱えての職探し、からの3年ぶりの仕事復帰+双子の集団生活が始まる。という不安の中にいた私は、とても安心することができたのでした。
その後も先生は、いつ会っても「かわいくてかわいくて、2人のこと大好きなんです〜」と声をかけて下さって。親の私以上に双子たちをかわいがってくれる人がいる、その存在にとても助けられました。

4歳(双子と年子問題)

「双子のママと年子のママを本当に尊敬している。妊娠も出産も育児も」by保育園のママ友

双子の親になってみてわかったことは、やたらと年子と比べられる。ということ。大体の場合は、「双子より年子のほうが大変」と言われることが多く、(逆に年子の保護者の方は「年子は双子よりマシでしょ」と言われるケースありの模様)不毛な双子年子論争に巻き込まれることがあります。

双子母歴4年、もう誰かと比べて大変だとか、そんなのお腹いっぱい。「みんな大変、みんな頑張っている。それで良いじゃないか」と思っていました。

そんな経験から、心のどこかで双子と年子の話をタブー視していたので、その両者を包含するカタチで、しかも面と向かって言ってれたのがとても嬉しくて有り難くて。これまでのトゲトゲした心が浄化された気がしました。
そして、必死な日々を誰かに認めてもらうのってやっぱり嬉しいしものだなと思いました。

5歳(いまココ)

「双子で生まれてよかったー」byふたご
仲良し→ケンカ→気まずい→仲直り→蜜月⇒これをエンドレスループしている我が家の双子たち。

そんな二人がある日、「双子で生まれて良かったー。ママありがとね」と言ってきたのです、脈絡もなく。
二人の中で何か嬉しいことがあったのか、楽しいことがあったのか。
そんな事を言ってくれる日がくるなんて思ってもいなかったので、ただただびっくり。ここまでなら美談ですが、ケンカして「もう双子なんかで生まれたくなかった!」バージョンもあります(笑)

そういえば、双子出産を控え入院している時、看護師長さんから(偶然にも双子母)「双子はね、育てられる人のところにしかやって来ない。私もそう言われてやってきたけど、本当にそうだと思ってる。」と言ってくれたのを思い出し、双子母5年目にして一つご褒美をもらったような気持ちになったのでした。

いつまでそう思ってくれるかわからないけど、出来る限り楽しく暮らせるようにしていきたいな。と思った出来事でした。

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