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#5Youは何しにワットへ?/子どものころからの夢だった海外生活。ミャンマーから憧れの日本へ。

皆さんこんにちは、株式会社ワット・コンサルティングの髙橋です。
様々なバックボーンを持つ社員を紹介する「Youは何しにワットへ?」。
前回の「Youは何しにワットへ?」の記事はこちら!

第5回はミャンマーからワットにやってきた、CAD事務職のハンニートゥージンさんにお話を伺いました!

ハンニートゥージン。ミャンマーで建築学科卒業後、来日。
2022年8月入社。
最近は音楽を聴くことと動画を見ることが好き。

子どものころからの夢だった、海外での生活

ーハンニーさんはミャンマー出身なんですよね。
日本で働く、という事に関してハードルは高くなかったのですか?

子供の時から海外で住んでみたいという夢があったので、むしろ海外で働きたい!という気持ちでした。日本のアニメや文化に時折触れる機会があり、子どものころから日本に対してはいいイメージをもっていて。
大学生の時、日本語を本格的に勉強することになってからは、より一層日本についての興味が深くなりました。実際に習った日本語を使って、日本で暮らしながら働きたいと思っていたので叶えられて嬉しいです。

-- その中でも建築を選んだ理由って何かあるんですか?
私の住んでいたところは、そんなに都会じゃないので、選択肢として考えられる大学が3つしかなかったんですよね。その中で技術大学に一番興味があったので、技術者の道を選びました。小さい頃から絵を描くのが好きだったし…。
-- 個人的には建築に関する勉強は難しそうなイメージがありますが、実際はいかがでしたか?
確かに建築業界は自分が思ったより難しかったです。笑 建築業界を選んだ事に対し、悩んだときもありました。
でも、大学で行ったプロジェクト展覧会では、インターンシップと論文で自分の知識を総動員し、いいチームを作れたこと、結果、プロジェクトが成功し、感じた達成感や満足感は最高の経験でした。とてもいい大学生活を送れました。

-- それは良かったです。ワットを知ったきっかけはどこだったんですか?
大学6年生の時、大学で主催しているプログラムで、日本の企業が日本語教室とRevitの教室を開いていたんです。それがワットでした。ミャンマー在学中に日本語を学ばせてもらい、Reivtも習得できたので非常にありがたかったです。
来日するまでにコストもかからず、渡航のサポートもあったので、そのまま入社することに決めました。夢がかなった一つの瞬間でした。

慣れない土地での仕事でも、思いはひとつ。

-- 日本での研修は、どうでしたか?
日本の「教室」「授業」というシステムに触れたことがないので、授業のスタイルに慣れるのには、ちょっと時間がかかりました。私たちみたいな外国人にとっては難しいと感じるかもしれないですが、異文化の中で働くってこういう事なんだ、と改めて思いましたね。
-- 国によって学びのスタイルは異なりますよね。
ですが、CADなどの専門研修の内容に関しては、元々建築学科出身なので、すんなり理解することができました。また、先生や研修生たちと色々話をしたり、研修の内容について相談できていたので、明日が楽しみになるぐらい面白かったです!
配属が決まった時も、嬉しいのと同時に、もうちょっと研修を受けていたいな、と思うくらいでした。笑

-- いい環境で学ぶことができたんですね。
実際現場に出たときのギャップはありましたか?
現場に出たとき感じたのは、責任の重さです。なるべく自分自身で解決しなければ、とすごく緊張しました。私にとってのはじめての就職がワットだったのも大きかったと思います。
学生時代も、研修のときも、どこへ行っても仲間がいつも隣にいたので、
現場に着任したときには、本当に身が引き締まる思いでした。
実際は分からないことはすぐに聞き、解消できるようになったのですが、最初は本当に緊張の連続でした。

-- どの国で働いてもそこは同じ、ですね。笑
現場ではどんな瞬間にやりがいを感じますか?
同じ現場の同僚に『ありがとう、助かりました』『ハンニーさん、作業早いですね』とか言われると本当に嬉しいし、やっていてよかったなと思います。現場で行ってる実務は、毎日同じような作業が多いんですが、ちょっと難しい作業や図面などを頼まれたときは、信頼された気がして、より一層やりがいを感じました。
-- ハンニーさんが携わったからこその、やりがいですね!
そうですね。あと、全く毛色の違う作業を頼まれたときは純粋に楽しいです!
コピーとか、紙を折る、とかそんな作業でも「普段携わらないこと」ができるとワクワクしちゃいます。実務を通してする経験に無駄な事はは一つもないと感じます。

-- 仕事に対してとても前向きなんですね、日本での仕事は慣れましたか?
はい、だいぶ慣れてはきました。ただやっぱり、ミャンマーの故郷が恋しくなることもあります。
ミャンマーはあたたかい気候なので、日本の冬の寒さを知らなくて。
冬場の現場からの帰り道、さみしい気持ちになったりもしました。
寒いな、さみしいな…って。
でも今の経験が必ず今後の役に立つと思うので、その日が来るまでしっかり日本でも頑張ります!

日々が充実するのは、大切な仲間がいるから

-- そんな中でもハンニーさんの頑張りの秘訣ってありますか?
やっぱり同期の存在は心強いです!
現場は違えども、今は一緒の社員寮なので、ちょっとした雑談や、日頃の悩みなども相談し合ったり。ご飯も一緒に作って食べることが多いんですよ。
彼女のお弁当もついでに私が作っているんですよ!あんまり上手くはないですが…笑

-- めっちゃ美味しそうじゃないですか!
ありがとうございます。節約も兼ねてですが、故郷の味を作ったり、日本ならではのお野菜や具材を使ったりして楽しんでいます。

-- プライベートでも仲がいいんですね。
そうですね、やっぱり同郷同士ならではの共通した話題があるので、ストレス発散にもなりますし、何よりお互いがわかっているので安心です。
この間、日本にいる大学の友人とUSJにも行ったんです!
いろんなキャラクターにあったり、乗り物に乗ったり、美味しいもの食べたりして楽しんできました。

他にもお休みを利用していろいろな場所にいきました!京都もすごく素敵でしたし、また旅行の計画を立てています。
沖縄とか北海道に行きたいな~。なんて思っています。

これからのこと、そしてミャンマーにいる家族への想い

-- 今後のキャリアに関してはどう思っていますか
仕事にもやりがいを感じていますし、やれることも少しずつ増えてきたので、しばらくは日本で頑張れるだけ頑張りたいと思っています!あと、弟も日本が好きで、日本語の勉強を頑張っているので、いつか日本で一緒に住んでたいなと思っているんです。
でもその前に大学に入学してもらわないといけませんね…。笑
学費の面でも少し手伝えたらな~って思っていて。
なのでより一層お仕事頑張らなきゃ、ですね。

-- なんていいお姉さん…!
最後になりますが、今後日本の建設業界(日本)で働こうという人に向けてアドバイスがあればお願いします。

生活面でも仕事面でも、日本での経験は絶対に無駄にはなりません。
仕事面では「自分はここまでの仕事」「このぐらいでいい」などと妥協しないで、自分で自分の限界を常に超えられるように意識して仕事をするといいと思います。
日本の方は優しいので、きちんと教えてくれますし、一生懸命仕事に向き合っていれば必ず新しい知識を身につけられます。

建築業界は今から10年たっても、100年たっても残り続けますし、勉強しきれない業界だし、とてもやりがいがある仕事だと思います。
大変なことも多いけど、建築業界を選んでよかったです。
一つひとつ自分で目標を設定してクリアしていき、より優秀な人材になれるよう努力を重ねていきましょう!

常に前向きに仕事に取り組むハンニーさん、本当に素敵です!
ありがとうございました!

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