今年の漢字

 2023年12月12日、京都清水寺で今年の漢字が「税」と発表された。
2015年、とにかく明るい安村がブレイクした年が、その他にも安保法制の成立など色んな意味で「安」となった。安村が再ブレイクした今年も「安」と思いきや、物価高の影響で「安」になる訳なく、対義となる「高」が今年の漢字になるだろうと思っていた。
 だが、「税」だ。
 消費税の税率が上がったわけではないが、防衛増税や所得税減税の議論があったから「税」。消費税が上がったわけでもないのに、増税メガネと呼ばれる岸田は一種の才能でも持ってるんだと思う。

 私の今年の漢字は去年のnoteに書いたのと同じく、「散」にしようとしていた。
2021年12月に解散を発表したBiSHが、今年6月29日の東京ドームでのライブをもって解散。芸人もコウテイ、オドるキネマ、コマンダンテ、スタンダップコーギー、竹内ズ、なにわスワンキーズ、深海魚、ハチカイ、パニーニ、ポンループ、ゾフィー、危険物てぃらてぃら、バベコンブ、YELLOWwwなど多くのコンビ·トリオが解散した。なので、今年も「散」しかないと思っていた。
 しかし、私の今年の漢字は「音」にした。
今年もたくさんの訃報があったが、特にミュージシャンの訃報が多かった。YMOの高橋幸宏さんと坂本龍一さん、鮎川誠さん、Hi-STANDARDの恒岡章さん、sumikaの黒田隼之介さん、谷村新司さん、もんたよしのりさん、BUCK-TICKの櫻井さん、X JAPANのHEATHさん、KANさん、チバユウスケさんなどが旅立ってしまった。錚々たる方々の新しい音楽が聴けないのは無念である。
それでも私は「新しい音楽に出会う」ことを今年の目標に掲げていたので、礼賛、サバシスター、ちゃくらなど、たくさんの新しい音楽に出会えた。また、MOROHA、あいみょん、sumikaのライブにも行けた。多くの音楽に触れ、私自身は充実した1年を過ごせたと感じる。来年はCHAIのライブで幕を開ける。

追記

 ANZEN漫才、そして和牛も来年3月末での解散を発表してしまいました。来年は「散」にならないことを願うばかりです…

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