神社記 #1 伊勢神宮外宮
https://goo.gl/maps/E5MkxesyAo85hwu57
(google外宮域内マイマップ)
伊勢神宮外宮(豊受大神宮)
始めに紹介する神社はやはりここと決めていました。日本人で神社に興味を持っている人であれば一度は訪れてほしい神社の一つです。
神社紹介
「伊勢神宮」と一口に言っても、内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれていることを知らなかった人も多いのではないかと思います。自分も実際に旅程を立てる際に調べるまで知りませんでした。
外宮で祭られておられる御祭神は、豊受大御神(トヨウケオオミカミ)です。
内宮ではご存じの通り天照大御神が祭られています。
「内」と「外」はもちろん地理的な意味もありますが、それ以上に神格によるものでしょう。
さて豊受大御神ですが、この神様は天照大神が「我が御饌都神」とお言葉を残した、と皇大神宮儀式帳に記載されているようで、つまりは天照大神への食事を司る神、ということになります。
本来この豊受大御神は丹波、つまり京都と兵庫にまたがったあたりに御座したそうですが、天皇の夢に天照大神が出てきて、「丹波にいる豊受大御神を自分のもとに連れて参れ」と伝え、1500年ほど前に外宮にお迎えしたそうです。内宮が鎮座したのが2000年ほど前なので、500年ほど後輩ということになります。時間のスケールが大きいですね~
このような縁起から、豊受大神宮の東北に位置する御饌殿(ミケデン)では朝夕に天照大神をはじめ域内の神々にお食事を供える日別朝夕大御饌祭(ヒゴトアサユウオオミケサイ)が執り行われています。
また、食事の神様であることから転じて豊穣の神様として重要な役割を果たしてきました。
そのため、外宮では豊穣を祈る重要なお祭りが存在します。
それが2月の祈念祭、10月の神嘗祭、11月の新嘗祭です。
祈念祭では今年の豊穣を祈り、新嘗祭では本年の収穫を祝い、感謝します。
神嘗祭は、伊勢神宮でも最も重要な祭事とされており、その年に収穫された新米を天照大神に捧げ、恵みに感謝するという祭りです。
【御祭神】 豊受大御神
【社構成】(別宮) 多賀社・土宮・風宮・月見夜社 その他27社の摂末社
旅程
ここからは旅程です。(2021/10/30)
8時ごろ 京都駅より近鉄特急にて伊勢市駅へ向かう
本当はしまかぜ に乗りたかったのですが、うまいこと時間が合わず断念。
ビスタカーという二階建ての列車に乗車しました。
通常座席とグループ席がありましたが、空いておらず通常座席でした。
2時間ほど電車に揺られ、伊勢市駅着。
快晴。この上なし。最高の観光日和でした。
駅の正面はこんな感じ。もうすぐに外宮の鳥居が現れます。(東〇…)
この鳥居の先がそのまま参道になるので、進んでいきます。
参道の途中には様々なお店がありますので、お土産や腹ごしらえは問題ないです。
やっぱり手捏ね寿司とか伊勢うどんのお店が立ち並んでました、おいしそう。
郵便局とufjもあるのでお金も下せます。
そして…
到着。もっといい写真を撮るべき。この御祭神だったりが書かれている看板、名前はわからないのですが毎回意味なく撮ってしまいますね。ここに乗せることで意味が出来たらいいな。
この先、火除け橋という橋を渡った左手にはせんぐう館 があります。伊勢神宮は遷宮を定期的に行っているのですが、その記録が細やかに残されているそうです。
神様の記録庫(アーカイブス)…禁書目録かな?
そこをすぎ、いよいよ本殿に向かいます。
人が多すぎるのと、顔が映ってないところを抜いたらこんなもんです。
その隣には遷宮予定地。
やけにかっこいい撮り方。ここの前は人がいないんだもんね。すぐ隣でした。びっくりするくらい
その後別宮をめぐり、外宮を後にしました。
やはり都会から離れているのもありますが、空気が澄んで空間の広がりを感じることが出来ました。特にスピリチュアルなことは起きなかったですが。
一周する分には1時間もかからない、という印象です。内宮が本番ですからね。
この後、バスで内宮に移動します。
(旅程終わり)
考察パート
神社のことを調べたり感じたことをどんなことでも書いておこうというスペースです。
・別宮、摂社、末社の違いは御祭神とのつながりの濃さらしい
・アニメとかでネコの神様の名前が大体ミケなのは御饌(みけ)から来てるなぁ、三毛とどっちが先なんだろうか、ネコは穀物をネズミから守るので割と三毛→御饌の線も無きにしも…
・日本書紀か古事記のどちらかで豊受大御神がスサノオにお尻からご飯出してキレられてた気がする
以上。
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