VALORANT Challengers JAPAN IGZ の試合を見て


初めに

初めまして!IGZのアナリストの募集を見ていてもたってもいられず応募しました。質の薄い記事ですが努力はできます。ですのでぜひご一読いただければと思います!

vs FL Asent攻め

今回はIGZのアセント攻めについて詳しく解説したいと思います。
最初にプレイした時はvs FL。アタッカーでは1roundも取ることなく敗北しています。
敗因は2round目の情報搾取の仕方にあると考えました。
相手の配置は一度も変わることなく以下図でした。

AメインワンウェイBメインタレットによるメインコントロール

前提としてどのような配置でも必ず弱点はあります。
この配置だとAショート抜けです。
ですが選択肢として最初からAショートを抜けるというのはよほどのことがない限り難しいと言えます。
IGZはコンパクトエントリー(アビリティをなるべく使わずにサイトに入る)選択をしました。結果として相手リコンによる抜きとジェットと後続の分断によってラウンドを落とす結果となりました。
IGZ視点は1round目でAメインワンウェイ、Bメインタレット、配置はソーヴァ、キルジョイB、マーケットジェットの情報を手に入れました。
そして私の問題視する2round目。
IGZが取った情報はmidスモークによってソーヴァがリコン、ドローンを使用したという情報程度です。
時間をかけプッシュを読んでいたのか、3round目以降の作戦を立案していたのかは不明ですが3round目以降明らかに作戦を立案できない情報量と言えます。

3round目からは情報取りのためバラけた配置をとったのですがAメインコントロールは相手に譲ってしまったこと、1,2,3ラウンドで使っているBメインタレットがあったことで配置がA多めになってしまったことが敗因でした。
キルジョイのスキルを壊すことで相手の戦力の分散を行うことができるためするべきであったこと、midスモークがAショート側にあるとB挟みの可能性が上がるためスモークの位置を変えるべきであったことが3round目敗北を防ぐことにつながると考えます。
武器差はこちらが有利なためお互いが順当にスキルを使用すれば必ず取得できるラウンドであるが故悔しいラウンドだと思います。

おそらくIGZ視点としては
Aでソーヴァオーブを取る→Bでドローンを流しBフェイクからのAセット
だったのですが相手の寄りがまだ始まっていなかったことが敗因であると感じました。

vs MRSH

攻め6本と素晴らしいと感じますが正直もっととれたなと感じます。
4ラウンド目keyoウルトでAを攻めますが相手のオペレーターに2kill持っていかれそのまま人数差での敗北。kayoウルトの際は気を付けるべきはジャッジやオペレーターなどの武器であると思います。サイトの中にいる人数などは関係なく5人いたら5人アルティメットが使えなくなるためセットやラッシュの際はtopティアで強いウルトであるといえます。
前述したとおりkeyoウルト使用の際に一番気を付けるべきは通常の武器以外のオペレーターやジャッジです。対応策としては
・ジェットエントリーは通常と位置を変えること
・ジェットは長く耐えることを意識すること(相手アビリティによるつぶしはないため)
・kayoが二番目にエントリーすること
・フラッシュを使いアグレッシブに動くこと
などがあります。
kayoの場合相手がリテイクの際スキルの返しが多くなることが予測されますがサイトに引き込んでファイトする意識で敵を寄せるとラウンド運びとして綺麗になります。
しかしながらMRSHの人数をかけ積極的にファイトするチームの癖を把握しうまく付き合わなかったこと、相手のプッシュの場合のカバーラインがうまかったところが攻め6本とれた大きな要因であったと感じます。

改善点として簡単に

ズバリIGLであるかなと思います。
VCJなど総当たり戦ではセットなどはすぐに対策されてしまいます。
コンセプトは見られるのですがそのコンセプトを実行し続けるかはIGL次第であると感じます。ラウンドのなかで相手からの情報をどう活かすか、簡単にマインドマップにまとめてみました

IGLマインドの一例、それぞれロールに作るのも面白い

これはまだまだ未完成ですがこのような考えをあらかじめ理論化することはIGL以外も動きやすくなる他戦術の提案などがしやすくなるなどのメリットがあります。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
正直文章力としてはまだまだ未熟ですがもし採用いただいた際には必ずやお役に立ちたい!と考えております。少しでもいいなと思いましたらぜひお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?