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【検証】消しゴムはんこで再現したTwitterのQRコードにTwitterのQRスキャナーは読み込むのか|第5回オモコロ杯(2018)応募作

※以前載せていた顔写真は伏せさせていただきます


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こんにちは、生まれてから筋肉少量帯の機械職人です。

突然ですが、読者の皆様……


Twitterやってますか?


・プライベートな連絡はLINE
・オフィシャルな交流はInstagram

と、近年新しいSNS誕生の影響で年々Twitter派閥が衰退気味に追いやられてますが…やはりネットのニュース速報や面白情報はTwitterが強いですし、何か地震が起こる度にTwitterを開く習慣はもはや文化と言っても過言ではありません。


そんな根強いTwitterの公式アプリには、ある便利な機能があります。

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これは自身のアカウントのQRコードを生成する機能で、そのQRコードを同じTwitterのアプリ機能『QRスキャナー』で読み込めば、名刺交換の要領で相手のアカウントまで面倒くさいID入力なしで直接アクセスしてフォローが出来ます。


Twitter=大好き=趣味なのに、あいにく友だちもオフ会の参加経験も皆無な私は未だこの機能を使ったことがありません…。

そのかわり淋しい気持ちの穴を埋める、もう一つの趣味を持っています。


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4,5年前に思いつきで始めたこの趣味は、そこそこ人様に見せられるほどに腕を上げました。

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Twitterと消しゴムはんこ、この二つの趣味を持ち合わせる私ですが、ある日、ふと考えました。

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また、

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考えたら行動したくなるのが知的好奇心生命体『人間』のアイデンティティである。


【検証】


ということで、早速100円ショップで必要な一式を揃えました。

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・はんこ向け巨大消しゴム
・トレーシングペーパー
・カッター(彫刻刀でもOK)
・鉛筆(HBが最適)

・QRコードをトレースする私のスマホ


基本これだけあれば消しゴムはんこは誰でも作れます。

ではでは、製作を始めましょう。

まず下準備にスマホのログインしたTwitter公式アプリから私のQRコードを出します。

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(もし良かったらフォローよろしくお願いします!)

表示したQRコードは画像保存も可能なので、一度フォルダに保存します。
そうすることでアプリのときより大きく表示されます。


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トレースはより大きい方が有利なので、これで作ってもいいのですが…同じことをタブレットでやると、もっと大きなQRコードが表示されます。

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より大きい方が有利の世界なので、今回はタブレットサイズで作ります。

まずトレーシングペーパーを適当な大きさに切って(写し終わった後で更に切り取って適用なサイズにするので大きくても構わない)、テープで画面に固定します。

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今回の構図では、白部分がはんこで切り取る部分になるので白い部分を鉛筆で真っ黒に塗りつぶしましょう

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イメージとしてセンター試験のマークシート塗るように……

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あ、ごめんなさいっ!
大学受験3浪目のセンター試験で数学ⅡBの点数が2点だったことを思い出してしまいました…。
いやいやっ読者には関係ない話ですよね!
ああっほらっ1時間ほど無意識に塗り続けたら白い細線すべてが真っ黒になりました!

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真ん中の〇がアイコンなことから、おそらく読み込みに影響ないと予想されるので〇は全て塗りつぶします
右下の小鳥は再び削った鉛筆で輪郭を細やかになぞってから黒く塗ります
そしたらサイズの目安となる外枠を書いて、トレースは終わりです。

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真っ白な画像を重ねてみると良い感じに仕上がりました!

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事実上これも“QRコード”なので、一度この状態でスキャンしてみましょう。


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うーん、やっぱり読み込まないかぁ。


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うまく描けたと思ったんだけどなぁ…。


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ファァァァアアアア!!!!!!!!


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ウソでしょ!?

ホントに読み込んだよっ!!
(関係ないですが歯並び悪い写真ですみません)

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なにこれスゴい!!

やだっ…スゴく嬉しい!!!

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念押しでもう一度やってみたら、やはり読み込みました。
いやはや何とも幸先が良すぎる!
ぜひともこの調子を滑空させ続けましょう!!



次は巨大消しゴムにペーパーの書いた方を付け、指で押しこすって転写させます。

ここで気をつけたいのは、指で押すときペーパーがズレてしまうと関係ない部分まで黒くなって彫る部分が分からなってしまい、ここまでの苦労が水の泡になることもあります。

転写するときも下の写真のように四隅をテープで固定しましょう。


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出来るだけ指を押しつけてグリグリこすっていけば……


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このとおり見事な下絵が出来ました!!

まるで古代遺跡で見つかった滅びた王家の文様みたい!!!
(消しゴムからペーパーを剥がす際、角の一部が破れてしまいました)

発送伝票のカーボン紙と同じ転写方式でここまで……

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あ、ごめんなさいっ!
はんこ始めた頃と同じ4、5年前にAm〇zonでどちゃくそ好みなエロ漫画を見つけたので全巻大人買いして、そして到着日に玄関開けたら配送員が中学時代に私をイジメてた不良で…発送伝票にがっつり漫画のタイトルが書いてあったこと思い出してしまいました…。


いやいやっ今は作業に集中しよう…!

そしたら両端のいらない部分をカットします。


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さあここからが本番!

黒い部分をカッターで彫っていきます!!

この作業自体は単純で、図案の取りたい部分の輪郭にカッターの刃を45°傾けて彫ります

簡単な断面図を描くと、こういう感じ。

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これを繰り返して……

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これを繰り返して……

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これを繰り返して……


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はいっ、これでQRコード版面の完成です!!!



もちろんここでインクを浸けて判を押すことも可能ですが、より『はんこ』にさせるため追加の仕上げ作業に入りましょう。



ホームセンターから消しゴムのサイズに合った木の板と木の円柱を用意します。


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接着剤で消しゴムを木の板にくっつけて、


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板の反対面に木の円柱をくっつければ、


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正真正銘のTwitterQRコードはんこの完成ですっ!!!



さあさあ、最終テストだ。

ウチにある中で最も認識しやすそうな色のインクを付けて……

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ど、どうでしょう…!?


浸けたインクのムラで所々ぼやけていますが、たぶん許容範囲内でしょう。

それ以外は見た感じ悪くないし、むしろ良い出来映えだと思います。


正直怖いですが…QRスキャナーをかざします。

読み込むか……読み込むか……。

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ヴィクトリィィィィィィ!!!!!!


どうだ見たかQRスキャナー!
お前が自信もって読み込んだQRコードはダミーだ!!
いわば人類はコンピューターを騙すことに成功したのだ!!!

未来永劫この功績を残すためにもブログにまとめ……

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あ、ごめんなさいっ!

ついこの前に受けた裁判員裁判の裁判員選任手続の一連の出来事と貴重な体験をブログでまとめて、世間に裁判員に選ばれる重要性を分かりやすく知ってもらおうと、別室で裁判長と裁判官と検事と弁護士に個別で相談出来る時間に「ブログに書いていいすか?」と質問したら全員から10分近くメチャクチャに叱られたことを思い出してしまいました…。
※ちなみに裁判員には選ばれず、裁判長との交渉の末に一部許可を貰いましたので安心してください。


まあ、いい。

この記事で私は一躍有名人になって、様々な取材や晩餐会に招待されるであろう。

もちろん気軽なオフ会、それどころかTwitter社主催のオフィシャルなパーティーだって呼ばれる可能性もある。


近々出席するパーティーのため、今のうちに私の名刺にはんこ押しておきましょう。


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【結論】

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【あとがき】

試しに“作ったはんこのサイズに合わせた名刺(縦21cm×横30cm)”を作りました。

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インパクトな見た目であっても実際持ち運びが邪魔だし、持った姿がマグショット(囚人番号札を持った状態で撮られる証明写真)に見えるので、やはり次からは規格サイズの名刺に合わせたはんこを作ります。


【おまけ】


QRコード再現化成功記念特典!!


今回作られた消しゴムはんこで再現したQRコード版画を特別に大公開!

超アナログな手法で生んだ超デジタルの世界を体験してみよう!

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手元にお持ちのスマホで上の画像をかざしてみてください。

もし良かったらフォローよろしくお願いします!(本日二度目)


「かざしても読み込まねぇぞ、オイ!!」という方は、画面から少し離れてかざしてみてください。


それでも「かざしても読み込まねぇぞ、オイ!!」という方は、下にある先ほどトレース作業で画像フォルダに保存した『正統派QRコード』から読み込んでください。

※かざす要領をつかめるようになったら上の版画に再挑戦してみてください。

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手元にお持ちのスマホで上の画像をかざしてください。

もし良かったらフォローよろしくお願いします!(本日三度目)


更に今ならフォローして記事公開後30分以内に「消しゴムはんこの記事を読んだ」とリプを送って頂いた方(先着3名様)に、世界に一つしかない貴方のアカウントのQRコード版画の画像をプレゼント致します。

公開後は回線がパンクする恐れがありますので連絡はお早めに!

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【追記】

公開後30分経ってもフォローが来なかったので、これより時間指定を破棄致します。


(おわり)→↓
↓←←←←←
→……とはならず、ここで読者の皆様に重要な事実をお伝えしなければいけないことがありますので少しだけお時間をください。


【重大報告】


ここまで読んで頂いた今回の検証記事ですが、読者様からのコメントにより私が尊敬する著名ブロガーARuFaさんが4年前にブログで発表した記事と類似しているという事実が発覚しました。

これはリスペクトゆえのオマージュやパロディではなく本当にこの記事のことを知らなくて、ただ単に私のリサーチ不足ゆえの粗相でございます。ましてや尊敬するブロガーの過去記事を調べなかったのはライターにとって致命的な問題です。


今回の一件について執筆者のARuFaさん及び不快を感じた読者の皆様に心からお詫びを申します。誠にすみませんでした。


今から刑務所に入って反省してきます。

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