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#30 白いシャツへのこだわり

あまりおしゃれな方でもなく、ブランドには興味も知識もない。

仕事着は白いワイシャツに作業着で、平日はいつも同じ格好をしている。

だが下着と、ワイシャツは毎日変えている。ワイシャツの下の肌着も平日は白のTシャツと決めている。

白いワイシャツとTシャツは、いくら洗濯しても首回りがだんだん黄ばんでくる。これがどうしても嫌で、漂白剤を使えばいいのかもしれないが、それもなんか体に悪いようで、気が進まない。

だから、黄ばんでくると思い切って捨てる事にしている。しかしこれも何だかまだ使える物を粗末にしているみたいで、実は気が引けている。

それ程高価なワイシャツを着ているわけでは無いし、Tシャツに至っては2枚1,000円もしないくらいのものだ。それでも捨てるタイミングが自分にとっては難しい。一日着終って洗濯物カゴに入れる前に、捨てようと思うのだがつい忘れて洗濯カゴに入れてしまい、そして洗濯機で洗濯。せっかく洗濯したのだからと、干して取り込んで畳むと、捨てるチャンスを逃してしまう。

着るものにかかわらず、一度買ったものを捨てるのには、結構勇気が必要なタイプの自分は、なるべく物を買わないようにするのだが、貰い物などは特に捨てられない。

だが、心を鬼にして白いシャツだけは、早めに破棄交換しようと、心に決めている。

特に仕事をしているうちは、このこだわりを捨てないでいたい。


そのうち嫌でも一日誰とも会わない、誰とも会話しない、お洒落や清潔感など何の意味のない日が来るまで。いや 来ないようにするために。

特に死んだ時、新しいきれいな下着をつけいて、医者を関心させてやりたい。

だから衣装ケースには、いつも新品のシャツを何枚か入れている。

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