大代真白10万人おめでとう

最近卯月コウのV最協を追ってたら見事優勝してめちゃくちゃアツくなって、久々にVTuber熱が初期の頃まで戻ってきて、その流れで大代真白のシル・ヴ・プレジデント( https://youtube.com/shorts/9JuP5JGINcQ )聞いてハマったりして、GWヒマになって作業用に偶然見てた大代の配信で登録者10万人達成して、すごい喜んで泣いてるの見て、頑張ってる人はやっぱすげえよ…なんて気持ちになっていた。

NGというものが一切ないような振る舞いで、ふざけ方も非常に上手い大代真白が、10万人達成の瞬間、涙を流しながら

「あ~なんか大代…自分の涙でわかったわ…。VTuber活動…本気なんだ…。大代これガチだな…」

と言ってたのは…凄く良かった。

一応ゲーム部は発足の頃から見てたし、あおぎりも初期は見てたけど、ゲーム部関連でゴタゴタがあって騒がれ方が凄かったから、以降はあんまり見てられなかったというのがあって。
再び見るまでのその間にかなり方向性は変わってたけど、でもなんでもやって食らいついて最近はshortsがめちゃくちゃヒットしたりしてて…みたいな事があったのを思うとさ…。

ちょうど10万人達成の前日に「カノジョも彼女」のこのページを見て、そうだよなやれることをやりきってるやつのほうがかっけえんだよ…なんてあおぎりのことを重ねて想ってたから、随分しみじみと思ってしまった。


それでそのことが呼び水となったのか、ふっと前に見ていてめっちゃ好きだったVTuberのことが頭をよぎって、でもその名前が思い出せなくなって、なんとか色々探して思い出して。

https://www.youtube.com/channel/UC4cwqcZLNNYJW4cQuoM310A

ああそうだ、京極・エミーリア・皐月ちゃんだった…なんて思い出せたときは、あんなに鮮烈に残ってたはずの彼女との記憶も、記憶の中だけにとどめていたらこんなにあっさり消えてしまうんだな…とかなり辛くなった。

でも自分のブログ記事を見返したら彼女のことについて書いていて、それを見て色々と思い出せて、それでやっぱり、思ったことを書き記したり何度も語り直したりしなきゃ薄れていくだけだし、逆にそうしておけば、もっと自分の記憶と感じたことを大事にできるだろうと思った。

基本的に気恥ずかしさで文章を残すのを躊躇ってしまうんだが、そのたびにこういう後悔をしては思い直している気がする…。最近は少し心が自由なので、今の感情について、こんな文でも書いている。



京極・エミーリア・皐月ちゃん…普通に話していても演技っぽいんだけど、それが全く素の状態で嫌味がないという不思議な話し方で、多分喋り方だけで言えば今でも全VTuberの中で一番キャラクターっぽさがあって、でも馴染みやすい人間味もあって、それがすごく好きだったんだよな…。

しかし何より、本人がtwitterアカウントやyoutubeチャンネルを今でも残してくれていたのが良かった…。特にyoutubeチャンネル。やっぱりVTuberって声が存在を定義しているところが大きいから、声を聞けないと急速に記憶から存在が失われてしまう。
引退すると同時にチャンネルを消すVも多いけど、なるべく残ってると良いな…。


 2017年初頭にキズナアイを見始めたのがきっかけで今の仕事について、色々巡り巡ってVTuberの配信システム作ったりとか、ダイレクトに関わるようなことやれるようになれたけど…技術的なことに囚われることが増え、熱量もドンドン下がったり別の方向に向かっていってしまったりして、なんのために何をすべきかというのを結構見失いかけてしまっていた。

けど大代真白のことがあって、VTuberという、技術から概念を表すようになり、今や人の集う場の名前となったそれを、自分なりにめちゃくちゃに楽しんで、できれば盛り上げる一助になりたいから今色々やってんだな…という感覚を思い出せてよかった。これも記しておかないとね。

まあできればもう少し企画寄りの関わり方をしたい。技術的なことはやれるからやってるに過ぎないところがあるし、なるべく技術的なことが手段として割り切れるような立場と…あと能力が欲しいですね。


そういえば、アイちゃんを追い始めてその後シロちゃんを中心に追うようになって、とにかく5年はVTuberというものを追ってみようと心に決めていたけど、それが2017年だからちょうどその時思っていた年月が経ったんだ。

5年経った所感としては、とにかく技術が成熟するより先にコンテンツが急成長して、そのギャップがVTuberというものを技術の言葉ではなく概念の言葉へと変容させてしまい、それがいろんな歪みを呼んで、しかし面白さにもつながってある種の"場"にまで変容していった…というのはまあ数年前からまずあり。
ただ、今やその成熟はほとんどが企業のパワーによって牽引されるようになり、人が雑多に集まる場としては機能を落としつつあるか?と思うけど、企業が力をつけてきたことで面白さの幅はより広がってるし、それはそれとして普通に個人で面白いことやってる人もいて。
アイちゃん始めデカい人が(やや後ろ向きな理由のものが結構ありつつ)立て続けに抜けていったというのは痛手かなとも思うが、ようやく色んな技術もコンテンツに追いついてきた感じなので、それぞれの良さが食い合わないようにしながら新陳代謝を繰り返し、しかし長く続いてこれからも世界が広がっていければ…という感じですかね。
もっと長い歴史のある、近しい存在のニコ生なんかと照らし合わせると、引退後などの長期的なプランが見えてこないというのが長く続いていく上ではかなり痛手だというのがずっとあるけど…まあ全ては人次第なのでどうなるかはわからないし、割りと全体の趨勢よりは局所的な好みで楽しんでいるので、ざっくりフワッと楽観的に見ています。

VTuberという概念は今や場として機能するくらいデカいもので、その場としての機能はとても好きだけど、別にVTuberのありとあらゆる全てが好きということもないし、もうVTuberのありとあらゆる全てに気を払う必要がないくらいにはその概念は膨張してるので、そんな感じで良かろうなと思ってます。「オタク」という言葉の変容と現在のあり方みたいな感じですね。

あれやこれやそれらしいこと書いとりますが、好きな声したインターネット女が無限に出てきて最高!みたいな動機で楽しんでるとこもかなりデカいんでそういう意味でも廃れないといいね(終わり際に言うことか?)。


結論としては日々精進ということで。取り留めのない文でも書けて良かった。


まいんしゃっつ、ふぁみーりあ。

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