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ライスフラワーの育て方

ライスフラワー
学名:Ozothamnus diosmifolius
オーストラリア原産
キク科 オゾタムヌス属
常緑低木

蕾が米粒のように見えることからライスフラワーと呼ばれています。生育環境により前後しますが開花期は3月〜5月くらい、色々な色の蕾をした品種がありますが開花するとどれもモサモサとした白黄色っぽい花色になります。

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↑黄色っぽい部分が開花している状態です。

【管理方法】
基本的な管理は日当たり、風通しの良い屋外に置いて土が乾いたらたっぷり水を与える。
これだけ!!!
屋外で植物を育てことがある方にとってはそんなに難しいことはないと思います。(雪の積もる地域などは例外です!!)

ライスフラワーを育てるうえでとにかく気をつけて欲しいのは水切れです。
鉢植えのライスフラワーの流通は3月頃から多くなってきます。冬から春に向けて暖かい日も増えてきますし、蕾を開花させるためにたくさん水を吸い上げようとします。
そうするとどうなるか…むちゃくちゃ乾きます!!!

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乾いたライスフラワーは写真のように枝がタラっと下を向いてしまいます。
こうなっても全然大丈夫!!!
落ち着いてください。
土の乾き具合をチェックして乾いていることを確認できたら溢れんばかりの水を与えてください。
そのうち復活します。
この時の注意点は水切れによってタラっとしているかを確認するため必ず土の乾き具合をチェックすること、受け皿などを使用して管理している場合は水をあげた後に受け皿に水が溜まっている状態にしないことです!

また、水やりはなるべく朝〜お昼頃までにしてあげた方が良いです。3月頃だとまだ夜間の気温が低くなる場合もありますので水やりは暖かい時間帯にやっておくのが良いと思います。

【上手な管理のポイント】
ライスフラワーを上手に育てるためのポイントは剪定です。
ライスフラワーはとにかく上に伸びる性質が強いので剪定をせずに放置しておくと枝がどんどん伸びてヒョロヒョロの樹形になって取り返しがつかなくなってしまいます。
ヒョロヒョロのライスフラワーにしないために1年間で2回バッサリ剪定することをオススメします!!!

1回目の剪定は花が咲き終わった後です。
まぁ、ここは花が終わった後なのでタイミングとしてはわかりやすいと思います。大体5〜6月頃になると思います。
2回目の剪定は秋頃です。
秋頃になると1回目に剪定したところから新芽がぐんぐん伸びてまぁまぁ大きな感じの株になっていると思います。このまま春まで育ててしまうと花を咲かせる頃にはとっても巨大な背丈の高いライスフラワーになってしまいます。
ですのでここでもう一度バッサリ剪定します。大体10月頃になります。
2回目の剪定が遅すぎると春に花芽にならないことがあるのでココは要注意です!!!

根の張り具合をみて植え替えや肥料なども定期的に与えてあげると良いと思います。

育てるのはそこまで難しい植物ではないですが樹形を整えて管理するためには剪定などの定期的なお手入れが必要になってきます。

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