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exhibition

エキシビション:公式試合としない公開演技や模範試合、魅せる試合。

本当に素敵だ。

純粋にスケートを楽しむ場。披露する場。

本当にみんな楽しそう。

1つ疑問がある。

選手達は、負けて悔しいという気持ちはあると思う。

でも苦しいとか辛いとか選手全員がそう思っているのだろうか。

思う時もそれはあるだろう。

でも、普通の人にも辛いことや苦しいことは多々あるはず。

私は思う。

この気持ちは競技者側の視点ではなく、実は視聴者側の視点なのではと。

オリンピックの頂点を目指すために、血のにじむような努力をして、何かを犠牲にしている。

と、視聴者側は思いたい。

もし「楽しい」といわれてしまったら、自分は何故こんなにも苦しくて辛い毎日が続いているのだろうと思ってしまうから・・・。

努力の定義は、自分が辛く苦しいことをやり続けることではない。

努力の定義は、自分が楽しんで、もしくは普通にやり続けられることを、他者がすごいねとか尊敬すると思うこと。

とロザンの菅さんは言っていた。

子どものとき「楽しい」と純粋に思ったから、競技を続けている。

それを極めたいと思い、やり続けた。

その根底には「辛い」、「苦しい」ではなく、「楽しい」がある。

エキシビジョンのあの演技と表情、それが「楽しさ」が根底にあった努力であるという証明なのではないだろうか。


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