まさかこんなことになるとは。今月上旬は7泊8日+3日後に1泊2日で10日間撮影に行っており、さすがに家で過ごしたくなったので3月14日から今日まで10日間はほぼ家で過ごしていました。
何をしていたかというと、PS2の「トルネコの大冒険3」というゲームをほぼプレイしていました。プレイ時間、現時点で50時間超。ゲームは1日5時間。
このトルネコ3、どういったゲームかというと、「不思議のダンジョン」シリーズのゲームの一つで、シリーズ屈指の難易度で有名です。シナリオ本編は1日あればクリアできて10時間もかからないのですが、クリア後が本番。
裏ダンジョンとして登場する「異世界の迷宮」これをひたすら攻略していました。

https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/【異世界の迷宮】

このサイトにある通り、不思議のダンジョンシリーズで最難関といわれているダンジョンで、99階まであり、激ムズです。
しかも、この異世界の迷宮というのは倒れたらレベル1に戻りアイテムの持ち込みも不可ということで、時間をかけたからといってクリアできる訳ではないのがポイント。頑張ってレベルを上げても倒れたら1からやりなおし。
過去の自分の日記を見返すと、このダンジョンに浪人生時代の2009年と、社会人2年目の2015年にハマって、何とかクリアしている模様。
今年なぜプレイしているかというと、YouTubeでRTA動画が上がっているのを見かけて久々にやりたくなったためです。

人はなぜこの異世界の迷宮にチャレンジするのかというと、「人生に似ている」からなのかなと思います。
1Fはレベル1の状態からスタート。持ち物もなく生まれたままの状態。そこから運要素のアイテムの出現もあるものの、じっくりレベルを上げれば誰でもそれなりに強くなれる。しかし運悪く倒れてしまうこともある。
理不尽なこともあるけど、気を付ければ8割方の理不尽は回避できる。
要所要所で困難(モンスターが大量にいる階)が待ち構えていることは明示されていて、それに対応できるアイテムを持っていなかったとしてもどこかで手に入ることを信じて進むしかない。
このあたりがどこか人生に似ているような似ていないような、疑似人生ゲームのような感覚を味わいながらプレイしていました。

過去に数回クリアしたことはあるので、今回もクリアしたらとりあえずゲームにハマるのはおしまい、といこうと思いましたが、マジでクリアできません。
惜しいところまでも行かない。悔しくて再プレイを繰り返してしまう。その結果、10日で50時間のプレイ時間を達成。
そして今日、クリアできそうな感じのアイテムも揃い、ついにクリア！の目前で失敗。96Fで死亡。持っているアイテム的にはもう少し考えて使えばクリアできたはず。これは悔しい。悔しすぎるものの、まあもう実質クリアみたいなものでしょう。さすがにこの10日間、マジでほぼゲームしかしていない日々だったのでさすがに他のことをやりたくなりました。相当な時間を無駄にしてしまった。
とはいっても、「ゲームばっかりして暮らしたら楽しそうだな」みたいに考えることも時々ありますが、全くそんなことはないというのを身を持って実感できたのでよかったのかもしれません。
もうトルネコ3は当分やろうとは思いませんが、またたまにゲームは1日1時間みたいに決めて少しずつクリアを目指しても良いかもしれません。結局クリアできなくて悔しくなっている自分。