先日「トルネコの大冒険3」の「異世界の迷宮」をクリアしたと書きましたが、ゲームを封印せずまだやってました。もう一つの難関ダンジョン、「まぼろしの洞くつ」をクリアするためです。前回クリアした異世界の迷宮は人生に似ていると書きましたが、今回のまぼろしの洞くつ(以下まぼろし)は鉄道の運行に似ています。どういうことかというと、このまぼろし、敵は超強力なので一撃でも攻撃をくらうとゲームオーバー。自分のHPは初期状態で敵を倒してもレベルは上がらないという初見だとクリアできる訳ないだろという理不尽すぎるダンジョンです。
ただ、様々な落ちているアイテムを駆使して基本的には敵から逃げ続けることによって99Fまでの突破を目指すというダンジョンになっています。
この一撃でも攻撃をくらうとゲームオーバーというのが肝心で、つまり工事現場などでよく聞く「不安全行動」は厳禁ということです。
具体例を出すと、敵にアイテムを投げて倒す(or状態異常にする)みたいな場面はよくあるのですが、このゲームのアイテムの命中率は88％となっており、9回に1回は外れます。「まあ、多分大丈夫だろう」で切り抜けられることが大半ではあるものの、それではいつか事故が起こる。そう、鉄道の運行と一緒です。乗務員の厳しい研修で教えられる「99.9％安全でも0.1％事故が起こるのではダメ」これを実践できるゲームとなっています。
むしろこのまぼろしをクリアできるかどうかが不安全行動が厳禁な仕事の適性検査にもなるのではないでしょうか。アイテムの運にもよりますが、きちんと攻略法を知ったうえで不安全行動を取らなければ、前回のクリアした異世界の迷宮よりもクリア難易度は低いです。
実際にはこれはゲームなので、不安全行動を完全に禁止するとそれはそれでクリアするのは厳しいです。危険を突破するには99％大丈夫だけど1％の確率でダメな方法しかない、みたいな場面も多々あります。
また、99％大丈夫だけど100％の方法にするとアイテムの消費が激しくなってしまうので99％の方を選んだ結果ゲームオーバーになる、という場面もあります。そして99Fまでの長丁場のダンジョンだと、結局どこかしらでハズレを引きゲームオーバーになってしまう。その厳しさを感じてきました。
が、やっと今日クリアすることができました。

一応記録を書き残しておきます。
序盤で眠らずの指輪と混乱よけの指輪を合成し、レミーラと保存を大量入手したので本腰を入れて進める。
長いこと爆発の指輪が出なかったものの、30Fでついに確保。これで不安全行動さえなければクリアできる。
途中、パンが少なくて満腹度切れの可能性があったものの、40Fからはパペットマンが出るのでパンの量産に成功。
55Fあたりで地雷の誘爆で死亡をギリギリで防ぐ。
残念ながらカギは1個も出なかったのでレアアイテムは手に入らず。
89Fからは貯めたレミーラを使いまくって突破。

これにてゲーム引退です。