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自宅の音環境のこと(モニタースピーカー編その1)Genelec 8330 SAM お試し編

どうもこんにちは。wataruです。

皆さま体調など崩されてないでしょうか。最近はまん防、緊急事態宣言などで出演も飛んでしまいめっきり自粛モードに入ったので、気持ちを切り替えて自宅スタジオの音環境向上に勤しんでいました。備忘録としても記録しておきたいので、一度現時点でまとめてみたいと思います。まずはモニタースピーカー!(長いので2回に分けます)

先日、Genelecの「Create with Genelec」プログラムを体験しました。

名機8000シリーズの一つ「8330 SAM™スタジオ・モニター」がなんとワンコイン(500円)で7泊8日レンタルできるという素晴らしい企画です。各SNSでのシェアをすればAmazonデジタルギフトカードがもらえるようなので、実質タダですね。すごいことです。

それまで使っていたのは KRK VXT4というモデルです。

比較的コスパのよい製品で、中古でMNGしてから2年程愛用していました。とにかくシンプルで頑丈。特にローは出ない(聞こえるには聞こえるがが、物理的に鳴らないのでシェルビングで持ち上げている感じ)ので箱で鳴らした感覚を頼りに脳内補正して音作りしてました。決して悪い製品ではないのですが、iZotope Ozone9付属のLow End Focusなんかを使うとき特に解像度の低さからあんまり使いにくいな~と感じていました。

いざ8330に変えてみたところ、めちゃくちゃ音がいい!!!!!!!!小学生のような感想ですが、何よりもローが無理せずにすごく「視える」んですよね。どれくらいポテンシャルあるかというと、ツイーター吹っ飛ぶ前に一発退去になるレベルです。(賃貸住まいなので)

実機触って知ったのですが、裏面のいわゆる低域が風になって抜けてく穴(バスレフてやつですかね)が巻貝みたいなフォルムになってて,いままで見たことない形だったので新しい発見でした。管楽器とか蓄音機とかもそうなってるんですけど、曲がりの損失とかめちゃくちゃ計算しつくされてそうな感じしました。

あとGenelecの特徴的なスピーカーの脚の部分なんですが、樹脂(固めのゴム)で防振の役割を果たしてるのも初めて知りました。実は結構ダサ…もとい、かわいいデザインだなって思ってたんですが、ちゃんと機能的に考えられていました。あれのおかげで結構小さいと勘違いしていたんですが、実機はかなり存在感ありました。取り外しも可能で、専用のブラケットみたいなパーツをつかうことでよりかっこいいデスク置きができそうです。ただ高さ調整はしにくそうですが…

あと、これは今回のプログラムはすべて対象らしいのですがRAWフィニッシュというアルミ素地(無塗装)だったので重厚感があってめちゃくちゃかっこよかったです。借り物なのに所有欲の充足感が半端じゃなく、バックレそうになりました。

ただ、反省点としてはGLMキットというマイクで測定、WEB経由でチューニングを行ってくれるシステムまで入っていたのですがレンタル期間中にそこまでやり切れずに機材のポテンシャルを引き出しきれずに終わってしまいました。これからトライするかたは是非とも試してみてくださいね。

まとめとして、

①一度聴くと戻れなくなるほどの中毒性がある。音楽がもう一度好きになる。

②ローを重視するクラブミュージックとの相性が非常に良い。ただしこれがすべてではないので、いろんな環境で音を聴いて相対的に自分の中で位置付けることも大事かなと。

③Genelecすげえ。文句なしの名機です。良いスピーカーは借金してでも買わないと人生の浪費になるなと感じました。金利も笑顔で許せるくらい、めちゃくちゃいい製品です。

この記事を書いている途中で上記のAmazonポイントが貰えたので、Genelec様に媚び媚びになるように校正しました。いろいろ詳しい方からすると突っ込みどころ満載とは思いますが、熱量冷めないうちに記録しておきたかったのでご容赦ください。めっちゃいいスピーカー試してみたよという体験記でした!おしまい!

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