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OctatrackMKⅡ ライブセットへの導入についての構想

こんにちは~

やっちゃいましたね、Octatrack。ついにMNGしました。ビビッて3年くらい買う買う詐欺してました。

最近M1 MacBook Proを買ったんですが、そもそもOctaを諦めようと思ってたんですよね。あんまElektronに依存しすぎてもどうなんよ、と。PC(Ableton Live)を現場でのライブに取り入れようと思ってたんですが、とある方からの縁あってOctaをお迎えすることになりました。自分でも思います、こいつアホかと。結局MBPもクラムシェルモードで使ってるし、Mac miniでよかったやん…ってめちゃくちゃ思ってます。まあスタバでドヤ顔できるからいいか…?(というか共同制作に母艦を持ち出せるメリットの方がはるかにデカいのでなんだかんだいいつつ後悔はしてませんが)

そもそもOctaの存在を知ったのが、たぶんリョータさんのブログだったと思います。あの縦フェーダーのやつとかかなりインパクトありましたよね。当時はまったくノーマークでした。そもそもライブやるにあたりゼロから構築してこうって時期でしたし、あの記事読んだだけで「ヒエッ…」ってなってましたからね。

ただ、時期が経つにつれて気になる度がじわじわと、それこそ年単位であがっていきました。とくに、クロスフェーダーとピックアップ。詳しくは後述しますが、マシンライブでのロングミックス的な展開の作り方がずっと課題でした。これならいけるんやない!と確信が持てるまで結構かかっちゃいました。(そもそもマニュアルなり日誌なりに向き合うのも時間がかかった。)

あと、ずっと欲しかった理由の一つがAndy Stottが使ってるんですよね。バリカッケエんです。大体機材欲しくなるのって電子楽器に限らずですがこういうとこからじゃないですか?


いやほんまかっけえっすわ。惚れますよ。

大きく脱線しましたが、それなりに気になってたので「完全に理解した」とまではいかずとも可能な限り調べまくってました。

Octaでやりたいこと

期待してる機能は下記の通り。

①SSL SiXを導入するにあたり、マスターのバスコンを通すのに2系統のステレオ入力が増やせるのが物凄く助かる。(ミキサーもう一台使えと言われたらそれまでですが)

https://www.solidstatelogic.com/assets/uploads/downloads/six/SiX+Quickstart+Poster.pdf

②マスターバスからの2mixをピックアップで突っ込んでDJ的な展開の切り替えをしていく。mixBUSoutputをOctaに挿しておけばいけないかな~この時はバスコンが2重で掛からないようにEXTERNAL INPUTSに繋いでおけばルーティングとしては成立しないかなぁ…と妄想中。

③自作曲のステム化(…かどうかは要検討)により、半DJ的なライブセットの構築(タイムストレッチが強すぎるので)。Liveでできるじゃんって…?おっしゃる通りです!

④ライブセットの縮小。最近大型化の傾向にあったので、こう素人感丸出しで恥ずかしくなってきました。強い人のライブセット、洗練されてますよね…?あとは設営、撤収もぶっちゃけ面倒だし忘れ物なくしもののリスクも高まるし、とにかく荷物を減らすことはメリットが多い!!!ループものなんかはもうどんどん突っ込んでいきたいですね。BlofeldのVCFとか、現場でいじった方がおいしいパラメータってあるじゃないですか。PPGモディファイとかめちゃくちゃ好きだなって思って、ああゆうこれを聴かせたい!ってやつは現場に持ち込みたいですよね。ああゆうものをXDなんかは特に空間エフェクトありきでループ素材にするか、Octaの内部でエフェクトかけるか、しっかりと耳で判断していきたいです。

その前に乗り越えるべきこと

こっからは課題。

①体に馴染むまで使い倒す。

そもそもまずはこれ。挫折して放出したらめちゃくちゃダサいのでこの記事書いてる感もあります。無理になんでもOcta単機でやろうとせずに、ライブセット全体を俯瞰して役割分担を明確にしてやることが大事なのかな…?

②Digitaktとの棲み分け。

とはいえ結構上記の通りこう使いたい!ってのが割とはっきりしてるので、割と困らない気がしてます。SEをstep数変えたりとか、ワンショット的に叩いて出したりとか、あとはビートの補強(ベースラインとか)を考えてます。

考えてみると、ワンショットからいくつも音を作り出すのってDigitaktの方がフロー的に凄く楽ですよね。あくまで素材をこねくり回して…っていう取り回しのしやすさは抜群ですもん。今年のOS1.30(でしたっけ)のアプデでその印象はより強くなったように感じています。一方でOctaはループに対するスライス機能なり、ピックアップなり、パフォーマンスや楽曲の展開、骨格とかのもう一個上の階層を扱うのが得意なイメージがあります。そう思うとDigitaktは「素材からループを生み出すもの」Octaは「ループから展開を生み出すもの」って役割分担させるといいのかな…と偉そうに言ってはみたもののその境界線が曖昧なのがElektronの懐の深さってことでしょうね…


年始からは諸事情で出演・制作ともにしばらく休止期間に入るので、その間にしっかりと向き合ってライブセットの再構築をしていきたいと思います。とりあえずやべえ機材が来ちまったなということが言いたかったです。おしまい!

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