ほんとのしあの日記 8月8日「バチボコ」
本日も手が死に絶え申し候だったので休息に徹した。
休息に徹するには忍耐がいる。暇で暇で仕方がない気持ちをグッとこらえて、庭を眺めることに専念した。
スマホを見たり本を読んだりするのは面白いけど、その欲求をグッとこらえることに成功しさえすれば、庭を眺めるのもかなり面白い。
うちの庭は手入れが行き届いているとは言いがたいけど、部屋の窓枠から切り取って見ると本当に綺麗で、緑も空も光輝いて見える。こんなに綺麗ならほとんど軽井沢同然ということで、小軽井沢と呼んでいる。
この庭を『赤毛のアン』っぽく表現するならなんになるか協議した結果、「きらめきの庭」になった。最後を名詞で終わるのがコツ。
昨日の流れで音楽の話を書きたくて、くるりを久しぶりに聴いてみることにした。
くるりは大学生の頃けっこう聴いていたのだけど、苦手な人が愛聴していたのがなんとなくいやで、聴かなくなってしまった。まあ、今となっては何がそんなに苦手だったのか分からないけど、若かったからパワーを持て余していたのだろう(その人にはごめんなさい)。
こういう坊主憎けりゃ袈裟まで憎い現象ってよくあることで、たとえば外国人と接する時は自分を国の代表だと思って振る舞わないと、相手に良くない印象を与えた時に、自分の国のイメージ全体が悪くなってしまう。
自分のせいでカーペンターズの印象が悪くなったら割腹ものだ。せめて節度ある生活を心掛けたいと思った。
くるりは『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』を再生した。
青々しくて、荒っぽくて、ここ2年カーペンターズとキャロルキングばかり聴いているせいもあり色々と衝撃的だった。
歪んだギターや岸田さんのシャウトは今の自分の脳には負担があるらしく、途中から(くるりの良さ)<(体調の悪さ)になって再生をやめた。くるりにはなんの責任もないのは言うまでもないです。
脳がしんどくなったので癒やしを求めて手嶌葵を聴いた。疲れがシュワワワワと浄化され、気付いたら寝ていた。
人を癒せる人は特別な力を持っている。
人を鼓舞できる人も凄いけど、最後に必要になるのは癒やしだから。
昨日の日記が自分的に良い感じだったので、今日は過ごし方に肩の力が入ってしまった。
こういうのは日記に日常が支配されているようで良くない。インスタに写真を載せるために日々の行動を決めるのと同じことだ。昨日の日記が良かったのはカーペンターズが良かったからであり、のびのび過ごしていたから。
早く手が良くなるといいな。マリーのアトリエで敵をバチボコに倒したいから。敵をバチボコに倒すのは気持ち良いということをマリーのアトリエは私に教えてくれました。
『架空OL日記』の影響を受けて『架空しあの日記』という架空の日記を書いたことにより、普通の日記を『ほんとのしあの日記』と題することになってしまった。そもそも「しあの」もペンネームだから、何がほんとなのか分からない。
女はみんな女優なのよ。
私の脳内にお告げがあった。
そういうことだそうです。
【ヘッダー写真】晩ごはんが小料理屋みたいで美味しかったです。風邪から2か月、ようやく食べられるものが増えてきた!☺️
HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞