見出し画像

無意識と自意識のはざま。

ジェンダー論っていうと大げさだし、別にどっちが偉いなんて思ったことないけど「女性」と「男性」について考えることがよくあります。

世の中を幸せに生き抜くための手段として、女性には「たくましさ」が本能的に備わっていると私は思う。そのたくましさゆえ、自分の中にいる怪物が強すぎてたまらないことがあるのです。

大好きなHi-posiが「手におえないよって逃げだしたりしないで。寿命縮まるってシャットアウトしないで。『おそろしい』『かなわない』いい加減にしてよ。誰かこんなあたしをうけとめて!」って歌うけど、自分でさえも時々どうしようもなく疲れて悲しくなる。でもそんな時に女友達と話すことは非常に有効で、言語化できない気持ちを感覚で伝え合うことができるので盛り上がるしスッキリする。

ただ、同じテンションで男性と話すのは非常に危険。女性って強くてどうしようもないんだよって、男性はずっとその立場にあぐらかいてるからどんどん意識の差が広がるんだよって話を、男性が「そうだよ」って簡単に肯定してしまうと自分の過剰な自意識が恥ずかしくてたまらなくなる。ついこの間も自爆したばかりだ。

男女って違う生き物なんだと常々感じる。余談だけど「女々しさ」ってまさに男性の特権で、女性のたくましさと男性の女々しさは相性がいいと私は勝手に思っている。

今日はサウダーヂ昼営業が休みだったので高梁市の成羽美術館に行って土門拳の「古寺巡礼」をみました。この写真はミュージアムショップでひいた恋みくじ。27年間そうやって生きてきたけど、まさか背中を押されてしまうとは。そうそう、女性にはこういう図々しさもある。私だけかもしれないけれど。


2016年05月31日

「サウダーヂな夜」という変わったカフェバーで創刊された「週刊私自身」がいつの間にか私の代名詞。岡山でひっそりといつも自分のことばかり書いてます。