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アンケート機能と憂鬱

Instagramのストーリーにはアンケート機能がある。というか、質問に対して答えてもらえるシステムがある。

それを利用して自分に対する質問やメッセージなどをフォロワーから募って、ストーリーで公開しながら返事やリアクションを返すという行為をたまにみかける。

わたしは思う、あれは完全に自分への自信の現れだと。自己肯定感が高い人間のみになせる技であると。

あんなもの、確実に、絶対に誰かしらが何かしらのアクションを起こしてくれると確信しているからこそできる行為である。

あの機能を使い、自分への質問やなんかを集めることで自分に対する確固たる自信を表現し又は主張し、同時に承認欲求を満たしている高等なテクニック。

大体ストーリーに晒される内容は

「ほんとにかわいいですね😍」
「学校ですれ違ったときこっそり見てます💗」

そして、答えはこうだ。

「えーーーありがとうございます😂そんなことないです!○○ちゃんの方がかわいいです!🥰🥰🥰」

そんなこと思ってもないくせに。

私はこの女子特有の(?)何故か相手の容姿を褒めて謙遜して褒め返す謎の儀式が大嫌いだ。
なんの意味があるのだ。

それをわざわざストーリーでやる意味が分からない。まあ自意識と承認欲求の現れなのだが。


ここまでグチグチと述べてきたが、つまるところわたしが言いたいことはなにか。

私が、あの機能使っても、誰も答えてくれない!かなしい!

ということである。

わかっている。
あれは真面目なことを聞くのではなく、
自分に自信のある人間が、自分の人気を、価値をアピールし、同時に承認欲求を満たす機能なのである。

わかっていたのに。
結局一番愚かなのはわたしなのだ。

自分に自信もなく、しかしプライドだけは一丁前に高いわたしが一番しょうもない人間である。

つくづくそう思う。
もうあの機能は使わない。
惨めになるだけだ。

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