自分のタスク管理をGoogleカレンダーで行う

この投稿はわたすけ Advent Calendar 2017 4日目の記事です。

表題のとおりなのですが、ぼくはGoogleカレンダーで日々の自分のタスクを管理しています。

キャプチャは見やすいように自分のカレンダーだけを表示していますが、実際はチームメンバーのカレンダーも表示させています。

タスク管理方法はオンライン・オフライン問わずほんとうに数多あるのですが、いろいろ試してGoogleカレンダーを用いる形に落ち着いているので、なぜGoogleカレンダーを選んだのか、日々どう使っているかを書いていきます。

前提

前提として、チームでのタスク管理と個人でのタスク管理には求めるものが違うと思っています。(粒度や詳細性、一覧性など)

チームでのタスク管理には主にZenhubやGithubProjectsなどのカンバンライクなツールを用いていますが、個人でのタスク管理ではもうちょっと細かなタスクだったり、一日をどう使うかといったスケジュールも管理したくなってきます。なので、今回はあくまで個人のタスク管理にフォーカスを当てます。

理由① タスクごとの時間の割り振りが楽

タスクごとに10分で済むものから1時間かかるものなどタスクの重さはさまざまありますが、ドラッグしてスケジュールを登録することでいちいちキーボードで入力する必要すらなく予定を入れられるのが気に入っています。

理由② 一日のスケジューリングがしやすい

一日に使える時間は決まっているので、タスクごとに時間を割り振ることで、今日はどこまでやれるのか、どれを明日に回すのかなどの判断がしやすくなります。

また、必ず日時とセットでタスクを入れていくことになるので、自然と優先度の判断をするきっかけになります。

これによって、「次何する?」を考える時間をなくすことができます。

理由③ あとから過去なにをしたか振り返りやすい

カレンダーにタスクを入れておくと、あとからなににどれくらい時間をかけたのかを振り返るきっかけになります。

自分は月末にざっとこの一ヶ月のタスクを見て、「ルーチンワークが多いから自動化しよう」とか「MTGが多いから仕組みで削減しよう」とかを考えるきっかけにしています。

理由④ 自分の作業スピードを把握できるようになる

あらゆるタスクで簡易的にでも見積もりをすることになりますが、タスクが終了したあとは、実際にかかった時間にあわせてカレンダー上の時間も変動させておきます。

こうすると、自分が見積もりに対して実際にどれくらいの時間がかかるのかを把握できるようになるので、より正確に見積もりができるようになっていきます。

理由⑤ 使うツールを増やさなくて済む

これはすでにGoogleカレンダーを利用している前提ですが、タスク管理用に新たにツールを使う、見る場所が増えるというのはそれ自体がストレスになります。

Googleカレンダーなら、自分の予定を見るついでに他人の予定も見れる(あるいはその逆も)ので、負荷なくタスクを管理することができます。

実際に活用する際のTips

もしGoogleカレンダーでのタスク管理をやってみようかな、と思っていただけた方のために、実際に使っている上での知見を共有します。

・タスクにかかる時間は15分単位で、ちょっと長めに見積もる

あまり細かくタスクを処理する時間を見積もる必要は実はなくて、ある程度はどんぶり勘定でもいいと思っています。それこそ最初は30分単位とかでも。

往々にして作業は見積もりよりあふれるので、細かく目標を立てて達成できないと悲しい気分になります。なので、ちょっと長めに設定しておいて、時間があまったら「自分すごい」くらいに気分良くなっておくのが精神衛生上いいと思います。

・帰り際に明日の予定を立てておく

朝出社してから、「昨日何やってたっけ?今日は何やろうかな?」という状態になると、”今日やることを思い出す”ということ自体がタスクになってしまうので、もったいないです。

なので、前日の帰り際に、「今日はこれくらいできて、明日はこれをやろう」とカレンダーに登録しておくと、出社して即仕事に取りかかれるので、おすすめです。もちろんタスク量がかなり多くなっていたら、あらかじめ数日間の予定を立ててみてもいいと思います。

・必要に応じて公開設定を変える

Googleカレンダーの予定は、”自分には予定があるように見えるけど、他人からは見れない”といった設定も行えます。

タスク管理はしたいけど、他人には時間が空いているように見せたい、というときなどに活用してください。

娯楽のために使います