コロナウイルスが空気感染するという決定的な証拠がみつかるーコロナウイルス含むエアロゾルが発見される:Nature誌

研究を重ねた結果、コロナウイルスはやはり空中感染が可能が高いことが改めて明らかになった。先週、ネブラスカ大学医療センターの研究者が、COVID-19患者の病室の空気中にコロナウイルスを含むエアロゾル(空気中に浮遊する液体の小さな粒子)を発見したとNature誌に発表した論文で報告したのだ。

Opinion | Yes, the Coronavirus Is in the AirTransmission through aerosols matters — and probably a lot mowww.nytimes.com


この事実は、密閉空間でコロナウイルスの感染可能性が高くなることを意味している。日本では早期から3蜜対策などと言われてきたが、WHOはこれらの話題に関して正式に確定した見方をあしてこなかった。しかしWHOは先月になってようやく、コロナウイルスが空気感染する可能性を含めるためにCOVID-19のガイドラインを更新した。

これは、ウイルスはほとんどが汚染された表面や、感染者が咳をしている人の近くで感染しやすい人のように、至近距離で放出される呼吸器の飛沫を介して感染するという当初の楽観的な想定からの完全な転換を示している。

ただ空気感染がどの程度、どのくらいの頻度で発生しているのかはまだ明らかになっていない。



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