気候関連財務情報開示タスクフォースとは?


気候関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures:TCFD)とは、金融機関や企業が抱える環境リスクの全体像を把握することを目的とした、新しいグローバルな取り組みです。

導入事例

英政府

英国政府はまずプレミアム上場企業は、2021年1月1日以降に始まる会計期間からTCFDに沿った報告の対象となり、2022年春にはTCFD開示の義務化を含む最初の年次報告書が提出される予定である。


SASBとの違い

SASBは、77の異なる業界標準の中で、組織のパフォーマンスが外部に及ぼすESGの影響とリスクを定量化し報告することに焦点を当てている。一方TCFDは、気候変動が組織の価値創造能力にどのような影響を及ぼす可能性があるのかを取り上げている。TCFDとSASBは共に、財務的重要性に焦点を当てている。

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