米国ナショナルフットボールリーグNFLは中国語版の公式サイトを設けるなど以前から力をいれてきたが、次のシーズンの重点マーケティング領域をいよいよ中国に定めるかもしれない。

米国ナショナルフットボールリーグNFLが新しいシーズンを開始するにあたり、アメリカの他のライバルスポーツに大きく後れをとる市場である中国でのマーケティングを強化するとしている。Nikkei Asian Review によるとNFLコミッショナーのロジャー・グデルは、中国をリーグの「優先市場」にしようとしていると語ったとのこと。このところ NFLは、Alibaba Group Holdingが運営するプラットフォームでショップを閉鎖するなど中国市場攻略に苦戦している様子がうかがわれた。

しかし、Nikkei Asian Reviewなどによると先週、中国のインターネット企業ByteDanceと提携し、NFLが同社のTikTokショートビデオサービスで独自のチャンネルを立ち上げ、両社がコンテンツとマーケティングで協力すると発表した。また以前から噂にはなっていたがずれにずれているNFLが中国での試合開催目標をいよいよ実施するのではないかなどの噂もあるようだ。