ウニカ

座右の銘→瓢箪から駒

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最近の記事

待受画面

PCの待受画面は「一面新緑の緑の森」にしている。 なんとなく公園にいる気分にならないかな?とかここはオフィスではないとか、現実逃避をしたいだけなのかもだけど。 緑だけで 何も映ってはいない画面に 奥のほうの木の影にウサギがいたらいいな、とか尻尾が見えたらいいなとか 仕事で煮詰まったときや疲れるときはそんな妄想をする。 大丈夫か?私?と思うのだけど、、。 そういえばナルニア国物語は 壁にかけてある絵に描かれている帆船が部屋の中の子どもたちに向かってきたり、 小泉八雲の

    • 【映画感想】6歩まえに、6歩後へ。 「サタンタンゴ」

      10月22日 「サタンタンゴ」という映画を見た。 昼間の12時半に映画館に入る。終わったのは7時間18分後。 日頃の自分の睡眠時間よりも長い時間の映画。こんな体験は初めて。 アルゼンチン・タンゴのステップ(6歩前に、6歩後へ)に呼応した12章で 構成されている。最後と最初が円になるような、終わらないステップのような。 物語はあるような、ないような。 さびれた、壁とか壊れかけた家々と やたら雨ばかり降るあたり一面 泥だらけの村に、死んだはずの男が帰ってくる。男は昔

      • 黒い水

        水には色がある。 青、真っ青、エメラルドグリーン、赤潮の赤...... そして泥を含んだ土の茶色。 夜見る川の水は黒い。あたりまえだけど。 先週の台風は大量の雨、風がふいていた。数分間ごとになる警報、避難勧告。 豪雨のなか、近所のちっぽけな川を見に行った。橋の高さまで30センチしかない。 多分 氾濫しても大したことない、2階にいれば大丈夫、と こっそり見に来ていた近所の人たちと話し合う。 多分.......でも確証じゃない。「今まで大丈夫だったから」 いまま

        • そのままで

          仕事後の ほっとするひととき、ゆっくり珈琲をのむこと。 今日 はいったお店でオーダーしたカフェ・ラテは真ん中の泡が形はいささか崩れているが いかにも美味しそう。で美味しかった。そして ほっとした。 いつからだろう? 可愛らしくハートやテディベアが描かれているカフェ・アート。 たしかに初めの頃 ウキウキした。崩さないように大事に飲んだ。 ぱちりと撮ったりなんかして。 でも こうやって 何も描いてない泡をみると はっとするように いつしか慣れてしまった。 そうそう

        待受画面

          惜別

          お別れは かなしい。 この店のフォーが好きだった。風邪気味のときも 落ち込んだときも 優しく胃のなかに とけこんだはずなのに。 不吉な兆候は 少し前からあった。 まず 添えられたチャーシューが パサパサの ボケた味になった。1回位だったら「今日は新人が仕込んだのか?早く一人前になれよ」と思うけど。いつも完璧なメイクのひとが ちょっと寝坊したのかな?って思うけど。それはそれで愛らしいし。また別な魅力もでてくるかもだけど。 いつ行っても このパサパサ肉だと 「間違えな

          待ち受け

          仕事中に取引先に電話すると、 「少々お待ちくださいませ」のあとに待ち受け音楽が流れる。 この音楽って会社のどこの部門が設定しているのだろう? 地味だけど会社を代表する小さな側面のひとつ。クラシック音楽が多い。 今日は「メリーさんの羊」怒鳴っている課長の隣でアタマの中は「メリーさんの羊」がリプレイ。ちいさな鈴が鳴り続けような ちょっとした違和感。 このまま誰も出なくてもいいな。

          待ち受け