医学に携わる人。東京医科大学不正入試問題の当事者

医学に携わる人。東京医科大学不正入試問題の当事者

マガジン

  • ローテ前知っておくべきシリーズ

最近の記事

東京医科大学からお手紙が来ました part.3

日常にかまけていたら、すっかり更新が途切れていました。東京医科大学からお手紙が来た話の続きです。 請求内容 3月末という一次締切は過ぎてしまいましたが、その後、補償請求に関する調査票と添付文書をレターパックにて東京医科大学へ送付しました。 請求内容としては、簡単に書くと、以下のような内容です。 ・受験費用(受験料+宿泊交通費) ・進学先と東京医科大学の学費の差額 ・精神的苦痛に伴う弁済 各々の添付文書として募集要項や大学が発行している学費の一覧等を添付し、金額の詳細は

    • 東京医科大学からお手紙が来ました 番外編

      補償に関する手続きを進めるために、当時の手帳を見ていたら、東京医大の2次試験の際に残した手書きのメモが残っていました。せっかくなので記録しておこうと思います。 東京医大のある年の2次試験の内容(一般もセンター利用も共通) <適性検査> YG性格検査:250題を30分でYes/Noでこたえていく HTPテスト(家-木-人物画テスト) <小論文> ある本より抜き出された文章から、 文中のある言葉、について筆者の考えをあなたの言葉でわかりやすくまとめなさい(600字) (年度が

      • 東京医科大学からお手紙が来ました part.2

        はじめに もし、読者の中にH25〜H30に東京医科大学を受験した人がいたら、補償相談窓口(https://www.tokyo-med.ac.jp/news/2019/0212_150200001991.html)に電話をしてみることをおすすめします。もしかしたら、可能性が広がるかもしれません。電話をすると何が起こるのか、は前回の記事(https://note.mu/water0119/n/n3cabd8fc2a1a)をお読みください。 おそらく私も不在通知の期限切れになって

        • 東京医科大学から、お手紙が来ました

          長期不在から帰宅した日、ポストを覗くと1通の不在通知が。 発送元には「東京医科大学」 ・・・はて?心当たりなし。 しかも、受取期限は1日前に過ぎている。 まずいな、と思って郵便局に電話をかけてみるも、返送済み。 週明けを待って、電話をしてみたところ、どうも入試不正の事務局からのようです。(そういえば受験したことがありました) コールセンターを案内され、電話をしてみると・・・ (ここからは記憶ベースの文字起こしを少しわかりやすく書き換えています。 文字起こしは長いので適宜

        東京医科大学からお手紙が来ました part.3

        • 東京医科大学からお手紙が来ました 番外編

        • 東京医科大学からお手紙が来ました part.2

        • 東京医科大学から、お手紙が来ました

        マガジン

        • ローテ前知っておくべきシリーズ
          7本

        記事

          医学部を目指す人へ

          この半年、医学部の入試はだいぶごたごたしており、収束の兆しもありません。 医学部に入学して、もう卒業しようとする私ですら、心穏やかに勉学に励むことが難しいほどです。 私自身、6年前の入試で、あと1点で某大学を落ちています(得点開示で確認済み)。報道を見るたび、今の居場所や、やってきたことに不満はないけど、どこか割り切れない気分になるのも事実です 医学部入試で行われてきた不正は医療界では周知の事実でした。中に入ってしまえば、そのいびつな構造に気づくことは容易いですが、一般

          医学部を目指す人へ