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心の中に部屋?

カウンセリングに行きました。経緯はこちら。

その後、不思議なことが起きていて、過去の記憶や感情が戻ってきているんです。楽しいものも悲しいものもランダムに。

そして、どうやらカウンセリングのときに連想した「地下の部屋」というのが引き続きずっと心の中にあるみたいで、その部屋に過去の自分・・・どういえばいいのか、過去の特定の時点で断片化した自分?・・・が出入りしている感じがします。しかも複数。というかときによってはたくさん。10人を超えて部屋にいるときがある。年齢や性別はバラバラ。8歳より下ぐらいの自分(多分、男の子だけど性別がない感じもする)と10代?ぐらいの自分(女性に見える)が多い印象。一度は、私が現実に聞いている音楽に合わせてみんなで楽しそうに踊ってた。もっとも、あくまでも、そういう感じがするというだけです。もともと創造力が豊かとよく言われるような性格(といえば聞こえはいいが、要は妄想気味)ですが、このような感覚は初めてで戸惑います。いつも頭の中でしている想像とは感覚が違う。

解離性同一性障害ってありますよね。解離性同一性障害の方の体験談を読むと、人格の出入りする部屋を持っていることがあるようです。ただ、私が感じている部屋に来る人たちは全員が同じ名前(現実の私の名前)で、年齢や性別はバラバラだけどあれはどう感じても自分です。だから、解離性同一性障害とは違うのではないかと思います。解離性同一性障害のことをよく知っているわけではありませんが。


ヘッダーの画像は、私の大好きなダラズさんの絵でして、ディテールは違うんですが地下の部屋はだいたいこういうイメージです。肖像画がかかっている壁面以外は、今はすごく明るくなっています。幼い頃に毎日のように悪夢で見ていた部屋とは違う部屋であることに、その後気づきました。壁や机の材質が違うし、心の中にあるらしい部屋の壁にはロウソクがたくさん灯っていて暖かくて明るいんですよね。ただ、部屋の周囲はまさにこんな感じで、何もない。部屋に出入り口はあるけど、その先がどうなっているかはわからなくて、ただ、外の世界(現実の世界)とはつながっていないように感じます。出入りする過去の自分たちは、床を通り抜けているようです。


幼い私と10代の私がみんなで楽しそうに踊っていた曲がこの曲で、現実の私が最近になって初めて聞いて、とても好きになった曲です。(※映像にはシビアな事故のシーンがあります)


この曲のコーラスの中に、"the one"を繰り返すところがあるのですが、幼い自分はそこが面白くて仕方ないらしくて犬やオオカミを真似てワオワオ繰り返している・・・・感じがします。遠吠えみたいなことをしているやつもいる。それを面白がって10代の自分が一緒になって楽しく踊っている感じ。そして、私がとくに好きなところも同じところでした。

この曲にはアコースティックバージョンがあって、そちらには繰り返すところがないんですよ。"the one"の繰り返しがあるからこっちのバージョンの方がいいよね、と彼女に言ってたのでした(彼女はアコースティックバージョンの方が好きらしい)。


ところで、今、この記事に貼り付けがてら初めて映像を見たのですが、思っていたよりもシビアなことを考えて曲が作られていたんですね。

また別の世界では、あなたを行かせるようなことはしなかったのに
あなたは思い出の中にだけ残る人なんて言う必要はなかったのに

という歌詞は、恋人同士の甘く切ない(でも避けられなかった)別れを歌っているのだと思っていました。


また別の世界(another life)かあ。

たまに考えますよね。