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ブログを書くとはどういうことか?

ブログを始める動機は人それぞれです。趣味を生かして情報発信したい、同調できる仲間を見つけたい、自分の主張を誰かに知ってもらいたい、などなど・・・。

自分の動機は単に ”お金を稼ぐことができる” からでした。

ブログを作成するのに必要な知識もパソコン技術も無く、ただただ無料のYouTube動画を見まくり、サイトを漁って見様見真似でサイトを立ち上げ、自分なりに我武者羅に取り組んできました。

そんなブログが受ける筈もなく僅かな数の訪問者しかいませんでした。3ヶ月がたった頃、ブログに対する熱意も覚め諦めかけていました。

1年近くブログは本当に気が向いた時に500文字くらいの記事をかいて自己満に浸っていました。当然、読まれることもなく埋もれていきました。やる気が起きないまま数ヶ月が過ぎ、ある時突然目覚めました。

”もう一度、本気で取り組んでみよう” ”すぐに諦めないようにしよう”と決意しこれまでのブログ記事を見直し、自分の仕事で得た情報を書き続けてみよう!と思うようになりました。

とにかく300記事を書くまでは毎日更新するぞ!という何の根拠も無い着地点を設定して、それからひたすらその決意のままブログを書き続けました。そんな日々を送っている中で自分の中で何か変化が生じてきました。

自分目線の記事ではなく、読者の目線で書いていこう!というものです。当然読者をイメージしながら、専門用語的な表現ではその都度、言葉の説明を行い、それから本論に行くよう心がけました。

必然的に文字数も増えていきます。また強調したい点や知ってもらいたい点などをより目立つようにすることも考えました。イメージしやすい挿絵や写真がないか調べ、なるべく記事の意味が伝わるようなものを使いました。

初めは何の感触もありませんでしたが、徐々にPV数も伸びてきました。最初の頃は自分が何回も見に行っているのでほとんどのPV数は自分だと思います。そんな気持ちで300記事を書き終えた時の妙な達成感は今でも忘れられません。

その後はひたすら記事のリライトを繰り返し、読者にとって役に立つ記事にするにはどうしたらいいのか、表現を変えたり、写真や挿絵を増やして分かり易さを追求するようにしました。それから順調にPV数は増加しています。この経験から次の答えを見出せました。

「独り善がりなブログはやめた方がいいです」

もちろん基本的には何をしても自由です。それを批判することも阻害するつもりはありません。ただ、例えばブログランキングなどに参加しているブログなどを閲覧してみると、とても綺麗でお洒落なデザインやテーマなど多彩なブログが参加しています。

確かにこだわりのあるブログ記事だということはわかります。

しかし・・・

記事の内容は自分中心の内容ばかりです。自分が何をしたか?それがどうだったのか?ニッチな世界に無理やり読者を引きずり込もうとしているようでなりません。自分が著名人であるかのような論調で体験談を語られても知り合いや家族ではない読者には興味ありません。

何が言いたいかと言えば・・・

ブログとは読者が読んで役に立ったと感じてもらえるような記事を書くのが真髄ではないか、ということです。

自分の好きなことをブログできるのはタレントか有名人です。

この事実が見えていないブログがまだまだ多く見られます。それでいて多くの人に読まれたいと思っているとすればそれは単なる自己満の何者でもありません。自慢話や自己顕示欲のブログは読む気にもなりません。

自分も偉そうなことを言える人間ではありませんが、どうしても言いたくてnoteでコメントしてみました。

今一度、自分は何のためにブログを書くのか?自問自答してみましょう。




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