「好きなことを仕事に」の話を大人だけの話にしないで

こんにちわ。

『「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながる』をビジョンに、発達障がい児や不登校のお子さん向けにメンターマッチングサービスと教室運営をしているBranchの中里です。


「好き」という単語が出てくると脊髄反射のように反応してしまいます。

で、毎回そういう記事があるとちゃんとじっくり読んでしまうのですが、どうも以前から「しっくり来ないなー」と思う部分があります。

それはほぼすべて「大人を対象に書いている」ということ。

「好きなことを仕事に」議論は下記のようなことが多いです。

・好きなことが見つからないまま大人になったけど、どうすれば良いのか
・好きな仕事と得意な仕事とは
・好きな事を仕事にする大変さ、楽しさ

などなど。

僕自身はお子さん相手の仕事をしているので「お子さんがいつか好きな事を仕事にするには、どういう環境が必要なんだろう」「社会がこのように変化する可能性があるから、今のお子さんが10-20年後頃に仕事を始める際には何が必要なんだろう」ということを考えています。

働き方改革の一環でこの議論が最近盛り上がっていると思うので、大人が対象なのは当たり前なのですが、お子さんの話も「好きなことを仕事に」議論にたまにはお邪魔させて頂けないかなーと思っています。

弊社は小学生〜中学生の保護者の方が対象なのですが、みなさん「うちの子が自立するのには何が必要なのだろう」とかなり気にされています。最終的に保護者の方がお子さんに望むのは「子どもの自立」です。

先日、このような記事を弊社より出しました。

「好き」は形を変えて輝く〜ゲーム・LEGOで世界大会に出場した高校生二人に聞く、自分で決めた道の歩き方〜

現在高校生の2人が「好きな事で生きていく」ことについて語っている内容です。

こういった、仕事を始める前の若者の意見なども参考にしながら、今小学校〜中学校くらいのお子さんを持つ保護者の方も対象になるような議論をもっと知りたいな、と思っています。

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