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VRChat日記:VRChatでお金が貯まるようになった話

VRChatを始めて1年半が経過した。僕の周りにはかわいくて優しいバ美肉おじさんがたくさんいて充実した毎日をおくっている。VRChatを始める前は毎日が孤独で苦しい日々を過ごしていた。誰かに認められたい、誰かに愛されたい、誰かに癒やして欲しい、そんな感情を毎日抱いて布団の上で泣きながらその「誰か」が来るのを待っていた。お金に少しでも余裕ができたらその「誰か」を求めて風俗に遊びに行ったりすることも頻繁にあった。僕の生計は年金に依存しているが、その年金の多くは風俗代に消えていった。口座の残高は常に0に近い状態だった。それくらい「誰か」とのつながりに飢えていた。

ところが、VRChatを始めて以降、ほとんど風俗で遊ぶことは無くなった。もしかしたらまったく行っていないかもしれない。この1年風俗で遊んだ記憶がない。それくらい風俗とは距離を置くことができた。それもこれもVRChatで楽しい毎日をおくれているからだ。VRChatでみんなから愛されていることを実感しているからもう寂しくない。独りじゃない。孤独を感じることもまったく無くなった。今がとても幸せだ。

風俗遊びをほとんどしなくなってからというもの、貯金ができるようになった。実家ぐらしなので、家に少しはお金を入れられるようになった。毎月数万円は使わずに口座に入れることを覚えた。この1年で40万円くらいお金を貯めることができた。これでいつ車やPCやスマホがオシャカになったとしてもすぐに新しいものと買い換えられるようになり、「もしパソコンがダメになったらもう人生は終わりかもしれない」などといった不安からも開放されるようになった。口座の残高に比例して日常生活の幸福度が上がっていることを実感している。

これまではまったく目につかなかったようなことに対してもお金を使ってみたいと思うようになった。例えば服がそうだが、いままではとにかく「着れればいい」「寒くなければいい」といった視点からしか選んでいなかったが、今年の冬は「これを着てみたい」「おしゃれしたい」という視点から服を選ぶようになっていた。ダイエットに成功して着られる服が増えたことも大きい。

VRChatを始める前から衣食住は保障されていたが、VRChatを始めて風俗遊びを断つようになってからは、より高次の欲求を満たすことができており、今の生活に全く不満がなくなった。人生の閉塞感はほとんど無くなり、幸せな日々を送っている。

VRChatといつも仲良くしてくれるみんな、ありがとう。僕の人生に光をもたらしてくれた。

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