見出し画像

エンジニア組織から学ぶもの

こんにちは、TeamUpサービスデザイナーのニシです。

最近、よく「エンジニアって、チームプレイがうまいよなぁ」と思うわけです。

自分は今、チーム唯一のデザイナーで、他の開発メンバーは全員エンジニアという環境で働いています。エンジニア組織に完全に浸かっている状態だが自分はエンジニアではないという、絶妙な立ち位置です。だからこそ見える「エンジニアのチームプレイがうまいと感じるところ」がある気がしたので、書いてみました。

成果も失敗もチームのものである

一人ひとりがスタープレイヤーを目指すよりも、チーム全体で最大限の成果を出せるようにとか、起こりうるミスを他でカバーできるようにとか、そういった仕組みを整えるところに注力しているイメージです。

例えば、私が何かメンバーに迷惑をかけてしまったとき、「大丈夫です、人はミスをする生き物です」と言い、絶対に個人攻撃をしてきません。その代わり、チームの仕組みで解決する方法を全員でめちゃくちゃ考えます。その人がどうこうというよりは、問題が起きてしまう構造を見ている感じじゃないでしょうか。

人は完璧ではないので、ミスが起きない環境を整える。仕組みでより効率的にする。きっとエンジニアの価値観はここにあるからこそ、メンバー個々人に対しては過剰な期待をせずに、チーム全体で成果を出すことに注力できるんだろうなと感じています。

とはいえ、自分自身への成長投資は半端ないです。

フラットでオープンな成長システム

多くの開発チームではGithubというツールを使って、コードのレビューをしています。例えば、自分があるコードを書いたとき、他のメンバーのレビューを通らないとその変更箇所は適用されない仕組みになっています。

このフローがあることで、自分のアウトプットに対するフィードバックをもらえたり、メンバーが書いたコードを読んで質問したりする機会が得られます。そして、これらの会話はすべてオープンであり、誰が誰に対してどんな質問・フィードバックをしているのかが見えている状態なので、自分のアクション次第ではさらに成長機会が増えていきます。

自分のアウトプットは必ず誰かに見てもらう、自分も他のメンバーのアウトプットを見る。これを繰り返していくなかで、勉強できたり、より良いルールをチームで作っていくことができたりします。

今では自分も当たり前のようにやっていますが、改めて考えてみるととても良いシステムだなと思います。

ナチュラルにアサーション

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです。日本の人事部

「良いものを作りたい」という思いが強いのか、後々つらい思いをしたくないのか(笑)どちらもあるとは思いますが、さらに良いアウトプットを出すために、自分の主張と相手の主張を対等に検討するコミュニケーションを、ナチュラルにやっている印象です。

誰かに対して「自分は絶対だ」ということもないし、誰かに何かを言われたからといって無条件に「自分が間違っていました、すみません」ということもありません。

実際には、以下のようなやりとりが行われています。

「その視点はなかったです。ありがとうございます、修正します。」

「コメントありがとうございます。ただ、この場合は○○の方が優先度高いので、このままで進めさせてください。」

など。

自分は「先輩が絶対」という環境に長く所属していたので最初はびっくりしましたが、今では、相手の立場を尊重しつつ自分の意見ははっきりと伝えるこのコミュニケーションスタイルに居心地の良さを感じています。


、、、自分が感じたことを率直に書いてみましたが。エンジニアの皆さん、いかがでしたでしょうか?本当にこんな感じですか?

---

【告知 1】
TeamUp主催でイベントを開催します!開発組織のチームビルディングに関心のある方は、ぜひご参加ください。

【告知 2】
TeamUpでは一緒に働くエンジニアを募集しています!詳しく話を聞いてみたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
✏️ お問い合わせフォーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?