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20240219ふかいメルマガ139回 暖かい4日間の出来事

20240219 ふかいメルマガ139回 暖かい4日間の出来事

おはようございます。
先週は暖かい日が続きました。
そんな暖かい4日間の出来事を振り返ります。


2月14日幕張メッセSMTS2024に売技ナビ(Net@POP)出展

14日水曜日から16日金曜日まで、幕張メッセにおいてスーパーマーケット・トレードショー2024(通称SMTS)が開催されました。
文字通り、スーパーマーケットに関連するメーカーや商社が小売企業との商談を目的として出展するイベントで、主催者(一社)スーパーマーケット協会の発表では、3日間で75,858人が来場したそうです。

第1システム開発事業部の清水さんがYRK&と開発中の売技ナビCloud。
これとほとんど同じなのですが、東芝テックが自社商品として販売している商品は、Net@POPという名称です。

毎年SMTSでは、東芝テックブースでNet@POPを展示しています。
今年は、ESL(Electric Shelf Label 電子棚札)やシェルフサイネージを中心に展示しました。
ESLやシェルフサイネージは、イシダや寺岡精工も発売していますが、YRK&の売技ナビ・Net@POPの差別優位性は、デザインコンテンツの豊富さにあります。
他の商品はほとんどシステム会社製ですが、売技ナビ・Net@POPは、マーケティングやプロモーションを強みとしていたのヤラカス舘時代の商品です。
年間四季折々の歳時記・生活イベント・旬のテーマや旬のモノを盛り込んだ情報コンテンツとデザインコンテンツが豊富に提供
されることが小売業にとって大きなメリットになります。
東芝テックのブースには、3日間で1700人の来場がありました。

東芝テックブースのNet@POPコーナー

2月14日幕張メッセこだわり食品フェアにSoooooS.カンパニー出展

SMTSと同時開催されるのが、こだわり食品フェアです。
株式会社SoooooS.カンパニーでは、昨年から出展しています。

自社ブランドSmile&からは、11品のママとお子さん向けの商品が発売されていますが、この2月に主力商品「ほっとけーち」の販売が累計100万食を達成しました。

ところで、「ほっとけーち」というネーミングは、SoooooS.カンパニー社員、大串さんのお子さんが小さい時に、ホットケーキがうまく言えず、ホットケーチと呼んでいたことから名づけられました。
SoooooS.カンパニーのブースには、小売業のバイヤー、保育園・幼稚園の関係者が多く立ち寄られていました。
Smile&の商品は、楽天・Amazon・SoooooS.com以外にも、イオン・赤ちゃん本舗・ベビーザらス・バースデイなど店舗、さらに台湾でも販売され人気です。

株式会社SoooooS.カンパニーのメンバー 左が代表木村さん、右が大串さん

2月15日APSP第4回リチウム電池トラブル防止に関する会合に参加

2月15日(公財)日本容器リサイクル協会とNPO法人持続可能な社会をつくる元気ネットが主催している、リチウム電池の会合に招かれました。
この会合は、近年発火事故などで問題になっているリチウム電池の事故防止を目的にしたもので、電池メーカー、リチウム電池を使用しているたばこメーカーやリサイクル会社にスタートアップ企業、環境省や東京都それに業界団体などが集まっていました。
私は(一社)ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)の事務局の立場で参加し、APSPとYRK&が提供するする「ステカタ&トレサナビ」のプレゼンテーションをしました。
「ステカタ&トレサナビ」は、文字通り様々なモノの「捨て方」を案内する仕組みです。

日本では、ゴミの捨て方は自治体によって違います。
ということは1700通りの捨て方があるということです。
YRK&が開発したステカタナビは、商品についているQRコードをスマホでかざすと、GPSが位置情報を確認し、今いる場所の市町村を特定します。
そしてその市町村のごみ分別の方法と、該当商品の分別方法をAIが探し出し、整理して表示する、という仕組みです。

東洋アルミエコープロダクツのアルミホイルのQRを掲載したので、試してみてください。
今、みなさんがいる場所の市町村の分別方法が表示されるはずです。

QRコードをスマホでかざしてみてください。AIが今いる場所の分別方法を教えてくれるはずです。

「ステカタ&トレサナビ」と、トレサビリティのトレサが付いているのは、ゴミの分別方法を表示するだけではなく、その商品の原材料やこだわり、製造・流通工程なども表示することによって、「使い終わって分別して捨てる時」に、あらためて魅力に感じてもらってリピート購入してもらうためです。

第4回リチウム電池トラブル防止に関するマルチステークホルダー会合

2月16日ウェーブ「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」説明会

最後に、(一社)組込システム技術協会(JASA)からの案内で、
「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」業界向け説明会がオンラインでありました。

参加してみると、主催は、内閣官房・公正取引委員会・中小企業庁・経済産業省という顔ぶれ。縦割りが問題になる中央官庁が横串で共催するほどの「重要で問題なテーマ」なのだろうと感じました。
公正取引委員会と中小企業庁から労務費や原価の売価転嫁の実態が紹介され、発注側・受注側それぞれの立場から、労務費を適正に売価転嫁するための手順などが説明されました。
YRK&の中許社長は、リブランディングによって「日本企業を豊かにすること。そのために、まずは安売り大国の日本を変えなくてはいけない」
と社内外で発言しています。

私も、セミナーや講演に呼ばれるときのテーマは、「サステナブルで値上げを付加価値に変える」です。

この30年にわたるデフレからの脱却は、適正な値上げと経済の好循環による適正な賃上げです。私はこの説明会を聞いて、この問題に対する国の本気度を感じました。
でもこういう国取り組みって、ほとんど伝わってこないんですよね。
今回の説明会も、JASAの案内メールが冨永さんの目に止まったことで、私も参加できました。

それにしても、残念だったのは、進行がグダグダ、説明もグダグダ(笑)
TeamsからのYouTubeライブで、YouTubeで視聴していたのですが、Teams側おそらく官庁関係者だと思うのですが、途中でサンドイッチを食べたり、マイクオンのまま電話に出たり、そのたびにYouTube側のチャットが炎上するというレベルの低い場面がたびたびありました。

まもなく世間では春闘がはじまります。
そこで各業界の賃上げの状況が見えてくると思います。
その状況によって、お客様への価格改定の交渉をしていきましょう。
ウェーブは、社員の皆さん1人1人の技術やノウハウが付加価値です。
価値に見合った適正な価格が、会社を豊かにします。

今週もよろしくお願いします。

深井賢一


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