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働く40代オンナ:30日目&31日目(三国志展Ver.)

昨晩は久々にカラオケにいってしまった。10年前は飲んだら必ずカラオケにいって朝まだ暴れるというのを繰り返していたのだが徐々にそれも体力的にきつくなりここ2.3年はまったく行っていなかった。久々に騒ぐと気持ちいい。ストレス発散まではいかないが「まだあたしだってイケる」とか訳わからない境地になる。


本日(20日)は上野国立博物館の特別展「三国志展」に行ってきた。週末なので上野は人だかりだったが恐らく半分以上は外国人旅行客(アジア圏)だろうと。日本特有の諸々の屋台が出ていて祭り状態もあって賑やかだ。湿度がすごくて立っているだけでじめじめ汗汗な感じだったが楽しい雰囲気が充満していて外国人旅行客もさぞかし日本の良き思い出になるだろうなあと思ってた。そんな中をてくてく博物館に向かう。チケット売り場もまあまあ混んでいたが三国志展の入場規制はなく待ち時間も0分という状況だった。チケットを手に入れたあたしはなんだか誇らしい気持ちに。

目的の場所である奥に鎮座している博物館まで歩いていくと三国志展の垂れ幕があたしを見ていた。この垂れ幕ほしい。

関羽雲長の石像が今回の三国志展の目玉といっても過言ではない。これを観るために来たようなもんだ。中に入り展示場に向かうと人が一気に増える。スーベニアショップは展示を見てからのお楽しみだが少し覗いてみると横山光輝や川本喜八郎の文字が見えた。うおおおお!これは楽しみでしかない。とりあえず関羽雲長を拝まなければと思い会場に入る。入る前によくある音声案内のイヤホンを貸し出ししていてよくみてみると今回は吉川光司がナレーションだった。これは渋いなあとその横を見るとKOEIの三国無双のキャラ達(そう声優が)がナレーションをしているシリーズもあり吉川光司よりも貸し出し料が330円も高いという芸能人を抜いてしまっていた。三国無双をやりこんでいた時期だったらきっと借りていたかもしれない。会場に入ると展示品が全部撮影できることが書いてありそそくさとミラーレスカメラを取り出す。展示に関係しているシーンの横山光輝のマンガの原本が飾ってあるではないか!これも撮影していいのかと思って撮影はしなかったけど(ぱぁ?)全部マンガを読んだ記憶をさかのぼりながら見つめる。一番最初の展示はやはり「桃園の誓い」。そうよね。そこから始まるようなもんだし。そして当時の三国志で有名な場面の絵巻があったのでぱしゃり。っていうかこの絵の状況がなんだったか忘れるという失態。しかも中央にいる人有名なんだけどだれだっけ状態。

この後ろには赤壁に関しての漢語の巻物もあり赤壁は相当イケている戦いなのでその巻物をじっとり見つめていると隣に光り輝くあのお方がいた。

タイトルが「神になった関羽」である。この照明の当て方やばすぎる。どこから撮っても「映え」しかしない。

これはもう今年中に横浜中華街の関帝廟にいってお参りしなければバチが当たるかもしれない。素人コラムニストのネタにもなるから行く計画を立てようと思いながら関羽雲長をあらゆる角度から撮影し次の展示へ。しばらくは巻物や鏡とか器とか小さいなんだか分からないものが続くがその後待っていたのは川本喜八郎の三国志人形劇の人形たちのお出まし。遠い昔20代前半頃い知り合ったNerdなお姉さんたちとつるんでいた時そのうちの一人が「あたし川本喜八郎の諸葛亮孔明の人形が欲しくてヤフオクで探してるんだけど」と言っていた。その当時三国志は少しかじる程度だったので「?」だったんだがこの展示の孔明を見て突然思い出した。ってかそもそもこんな素晴らしい歴史に残る創作物をヤフオクに出すかよと一人突っ込みしながらこれも撮影しまくる。

諸葛亮孔明先生!もうイケメン!孔明の横をちょっと邪魔している虫の触覚のような羽は三国無双をやりこんだ人ならわかると思うが「呂布か!」となるだろう。あたしも一瞬そう思ったがよく見ると「孟獲」というパンチラインだった。このゾーンは孔明が南方に行くシーンだったのでお隣はもちろんのこと孟獲なのである。なんかちょっと残念よね。孔明と呂布の絡みはないのでしょうがないといえばしょうがない。この人形は他にも曹操、劉備、甘寧、孫権などがいる。どれもうっとりするぐらい素敵。会場内はまあまあ混んでいたので人気の展示の前に人が群がっている。この人形たちの前もそうだがみんな真正面から撮影したいので暗黙の了解で順番待ちになる。じっくり目の前の至近距離で見たいのをみんないい感じで遠慮して誰かが撮影しているのを見ると避けてくれる。だからちゃんときれいに正面から撮影できるのだ。誰かが撮影していたら自然と列ができ順番に撮影される。なんて素敵な世界。

さてそろそろ武器出てこないかなと思っていたら曹操VS孫権&劉備の有名な赤壁の戦いで出てくる「矢」の話。弩が飾られていてその部屋は10万本までとはいかないが矢のディスプレイがしてありワクワク感が止まらない。

自然と顔がにやける状態で次へと進む。何枚かの額縁に入った絵が並んでいて三国志演義を色鮮やかな絵にしたもののようで董卓、呂布、貂蝉が描かれている結構レアな絵があったのでぱしゃり。貂蝉に手を出した呂布に怒る董卓のシーン。

やっぱ呂布の頭には触覚がいる。貂蝉もおきれいで。董卓はもっと太っているかとおもいきやただのじじいじゃん。あとは馬超に追われる曹操。

馬超素敵!全身真っ白とかイケてる!とこんな感じで心の中でめちゃくちゃに喋りながら一人でにやにやしているのだった。この後は武器の鏃とか剣とか鏡とか壺とか三国志の時代にあった細かいものの展示が続く。正直そこには興味はない。最後に曹操高陵の出土品が並び終了となる。最後の方はあまり興味はなかったが9月までの展示期間中に1か月に1回は行く予定なのでそこらへんも来月にちゃんと見ればいいかなと。

最後のお楽しみスーベニアタイム。必ず購入するのはポストカード。今回は関羽雲長像、馬超が曹操を追う、川本喜八郎の曹操孟徳と諸葛亮孔明のアップ、同じく川本喜八郎の人形の絵が染めてある手ぬぐい、朝日新聞から当時出た三国志展の号外新聞(これは無料)をゲトる。右下の曹操孟徳の流し目をご覧あれ。まるで生きているよう(うっとり)。手ぬぐいはもちろん使わないし広げて額縁に入れて飾りもしないちょっとだけみて中に戻しひっそりと保管して1年に1回ぐらい見てにやける感じで。

他には三国無双キャラのアクキーとか昔売っていた三国志の食玩があった。当時その食玩を買いまくって主要メンバーを集めて家に飾っていたが別居中のお相手と一緒に住んでいるときに喧嘩をしそれを全て棚から落とされ壊されるという痛い思い出がある。青龍偃月刀が折れたっけ・・。10個ぐらいあったのだがどこから出てきたものだろうか。メーカーの在庫だろうか。買い占めてやろうかと思ったが何が入ってるか分からないし傷口に自分で塩を擦りこむ行為だなと思ってやめる。三国無双のスペースにはNerdな女子たちが群がっていた。諏訪原寛幸先生の絵がイケメンすぎてヤバいもんね。知ってる。あたしも大好きだけどアクキーはいらない。リュックに着けたらあたしの終末だと思ってる。そんなこんなで無事三国志展鑑賞第一回目は終了。オトコに引かれても三国志が大好きで良かったなあ!(カップルで来ているのも多くて少し嫉妬したけど)


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