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働く40代オンナ:63日目&64日目

スケジュールを埋めたい病みたいのがあるけれどやることが詰まってるとやっぱりなんか充実してる気はするからなんかやらなきゃって生き急いでいる時はその病にかかるんだなあと思った。


知り合いに来年四十路を迎えるオンナがいる。見た目はそう見えなくて10年ぶりぐらいに会って正直に「今32歳ぐらい?」と真顔で聞いたぐらいだ。知り合った頃の彼女は23歳であたしが28歳だった。その当時はものすごく若いなあという印象しかなくて2年ぐらいしか交友がなかったのでそのイメージで止まっていた。その後彼女が30歳ぐらいの時に会ったがそこまで深く話さなかったので年齢のことも聞かなかったしなにしろ一番お酒を飲みまくっていた時期なので複数人で会って「わーひさしぶりー」からの深酒に至るみたいな感じだったと思う。そしてPresent…じっくり話せるような会合を開くことになり前回の会合が酒まみれだったので「若いなあ」のイメージで真面目に聞いたら39歳だった。そしてなんの風の便りか妄想かで結婚して子供がいる体だったので「結婚したんだよね?」とこれも真顔で聞いたら「まだですよぉ~」と39歳特有の返しがきた。あああああ。全てがひっくり返されて本当に驚愕だった。だって見た目が23歳の時と全然変わっていない。23歳の時の彼女をホログラムで横に並べてもどっちが39歳か分からないと思う。細かいところは歳をとっていると思うが全体の雰囲気が全くもって一緒だった。しかも美意識高くて色々施してます系ではなくナチュラル系なのでそこも併せて驚いた。世の中にこんな人もいるんだよなあってしみじみ見つめてしまった。そんな自然界に別の意味で抗っている彼女が何故39歳にして彼氏がいないのかという話になり根掘り葉掘り聞いてみると理想が高いのと彼氏になったオトコに尽くしまくってしまうことが原因のようだった。それだけ聞くとそんなことで全く彼氏ができない理由にはならないとそこのあなたも思っているだろうけどあたしもそう思う。あたしも理想は高い。尽くしまくってしまうことはないが相手に対して甘くなるところはある。そして今あたしには彼氏はいないが欲しくていないのではなくていらなくていないので心持の問題なんだなと思った。聞いてみると彼氏がものすごくほしくて結婚もしたいし子供もほしいそうだ。でも色々条件があってそれが絶対的に譲れないといっていた。色々な条件がどんなだったかクソな内容だったので忘却してしまったが一緒に会合に集まったパイセン(ねえさん)が「あーそんなだったら紹介できないわー」と皮肉ってたぐらいだ。本人はそろそろ自分を改めたいとか言っていたような気がするが39歳独身オンナはそう簡単に悔い改められないよと言ってやった。それもまあまあキツイ物言いだが実際にそうだしな。でも根は良い子だしオトコに対してちょっとおかしいだけであるのでオトコとオンナの関係になってしまった後はあたしの管轄外になるから年齢の近い独身オトコとの飲み会を開催してあげようと思った。あたしの直接の友人ではないが日本Buddy(メンズ)の後輩で30代半ばの独身オトコがいてどんな飲み会でも女子いればOKという聞けばチャラいような感じだがノリの良い人達が知り合いなので声をかけてみた。あとなんでそこをチョイスしたかというと39歳独身オンナに対してもちゃんと女子扱いをするところだから。40超えるとそのあたりどうでもよくなるんだけど40ギリ手前の娘共はなんやかんやギリギリマスターなのでちょっとだけそういう部分ナイーブなのよねえ。だからあえてそんなところに重きを置いてみた。すんなりと会合は決まった。で、39歳独身の子に「お友達つれてきてっ」と頼んだらタメの女子を決めてきた。そして最終的に言われた言葉は「来る相手は全員独身ですよね?」だった。そうかそうか。意味のない飲み会は時間の無駄か。こういうノリの飲み会に参加したことがなかったので個人的にはこの質問がとても新鮮だったが一つ一つの出会いを逃さない(言い換えれば大切にする)と考えるとこの確認事項は普通なんだなと。当日は頑張って黒子に徹して違う意味で頑張ろうって思った。

週末焼き菓子のお時間です。自分定番レシピに入れたい2種類のマフィンを製作。二つ共初めてつくるので今日は腕試し的な感じで。

アップルクランベリースパイスマフィン。ジャズリンゴが最近のブームなのでそれとドライクランベリーを生地に混ぜ込み15gだけオートミールを入れた。米粉の量は液体材料の量を見て勘で入れてみたが成功した。食感は軽めなもちもち感で朝食マフィンにいいかもしれない。スパイスはシナモンとジンジャー。シナモンはリンゴに合うしジンジャーは砂糖に合うので正解。食べた時に鼻に抜けるのはシナモンしか感じないがそれもまた良い。次回作って成功したらレシピ追加確定。

キャラメルクリームマフィン。きび砂糖と水でキャラメルを作る。煮詰めて濃いめの茶色になったら生クリームをぶち込んでひと煮立ちでできる。米粉の量も同じく勘で入れたら成功した。生クリーム200ml入っているので米粉のもちもち感の中にまろやかさがあって甘味も柔らかくなっていた。トップはクラッシュアーモンド。見た目的にはスライスアーモンドがいいのだが個人的にあまり好きではないのでカリカリ感のあるクラッシュタイプにした。これも次回成功したらレシピ追加確定。明日はアメリカのダイナーで必ずあるレモンバーを作る予定。レモンの皮を使うので防腐剤がついていないレモンを買いに行く。防腐剤ありなしと価格と数量が変わらなかったのでレモンバーをつくるのにそれほどお金がかからないと判明。よかった。


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思いのはけ口。 あったこと、思ったこと。