傑作凡作駄作、まだ作ですら無いだけだ
雨を見て何を思うか。
よりも
雨音を聴いて何を想うか、
教えてくれると嬉しいよ
僕は
人に好かれる手段はいくらでも持ってる
自分に惚れ込ませる方法は一つも知らない
相手の中に自分を綺麗に創る事が出来ても
自分の中にある自分の形は不恰好で見せられない
粘土みたいなもんだね。
今までの人生で作り上げてきた自分の形がある。相手にも相手の器の形がある。器と僕の形が近ければ器の形に合わせられる。
こそぎ落としたりヤスったり、付け足したり捻じ曲げたり。なるべく端正に自分を変形させる。こんな技術が人に好かれる手段。
それに比べて僕が惚れ込んだ人達は違う。
彼らは僕の器の形を変える。僕の器の形がプレス機でその人の型に。そんな感覚になった事が今まで何度かあった。
自分の器が変わる感覚は何度かあったのに
人の器を変えた感触には覚えがない。
概ね自分を磨くってこういう事なんだろうな。人の器に合わせても意味がない。人の中に創った自分を磨き上げてもその人の中だけで綺麗になる。
人の中に創った自分は外から眺められるから比較的容易なんだけどね。
自分の中にある物は見えにくいからね。
あぁ〜、磨き方わかんねぇ。
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