新たな弟子たち。
【生徒募集中】
この看板を掲げて年がら年中生徒を募集している。
主にパンデイロ(ブラジルのタンバリン)ですがドラムをはじめ打楽器全般教えてます。
それと人生相談なんかも。若輩ですけど。
いつも募集してるからって生徒さんがいないわけではないのです。
延べ人数で言えば400人以上は教えてるはずですし、今も絶賛通って来てくれているかわいい弟子が沢山居ます。
常に門戸を開いてますよ、っていうアティテュードの表明なのです。
(ちなみに我が門下は一度でも教えを受ければ永久に弟子というシステムです)
教え始めてずいぶん経ちますが、色んな方がいらっしゃいます。
やっぱり対人のことですから。
合う、合わないってあると思うんです。
いい、わるいじゃなくて。
自分もそうだし、みなさんもそうだと思うのですがご自分に合う師匠に習わられるのが一番だと思っております。
さてFacebookやTwitterには書いたのですが。
この度みたに門下に木村拓哉と浅野忠信(敬称略)が入門されました。
今まで“タモリ倶楽部”や“ゆうゆう散歩”などの番組にお呼ばれして芸能人の方にも沢山お教えしてきました。
タモリさん、加山雄三さん、堂本剛くん、劇団ひとりさん、TKO木本さん、藤原竜也さん、岡田将生さん・・・まだまだいらっしゃいます(剛くんは同い年ということで“くん”付けで呼ばせてもらってます、どうか怒らないで)
いや錚々たるメンバーです。
詳しいことや契機を書くと長くなるしツッコミどころ満載なので割愛しますが。まあそういうことです。
今回もSNSなどで「みたにん、すご〜い!」とのお言葉いただいてるんですけど。
「いや凄いのは私ではなく弟子が凄いだけですから」と口を酸っぱくして言っております。
ここでカンチガイしてはいけないのです。
今回は木村拓哉さんのラジオ番組「Flow」(東京FM 毎週日曜日 午前11:30〜11:55)
と「GYAO!」がお送りしているスペシャルプログラム「木村さ〜〜ん」にお呼ばれしまして。
本編はコチラ↓
https://gyao.yahoo.co.jp/p/09247/v00002/
「夢のセッションが実現!!学んで、叩いて、民族楽器!!」という企画。
ゲストはなんと浅野忠信さん。
すげー!鮫肌男だ!←古い
その名の通り色んなパーカッションを叩いちゃおう!ということでJPCに連絡があり先生役として白羽の矢が立ちました。
番組のディレクターやアシスタントの方と何回かやり取りさせていただいて。
使うパーカッションなど打ち合わせしたり
、なんか打楽器を使ったクイズ考えてくれませんか?と言われたり。
内容はある程度わかっていたのですが今ひとつ進行はつかめておりません。
まあそんなもんだよな、と当日スタジオへ。
楽器を用意してスタンバイ。
JPCからは常務も参戦(当日まで知らなかった)
お二人はラジオを収録したあとその足でスタジオに来て「木村さ〜〜ん」の収録をするとのこと。
みたにはサプライズゲストらしくて。
「ワシが出て行ってサプライズになるのか?」と疑問を持ちました。
「え、誰?」ってなるでしょ。
まぁでもDが言うんなら仕方ない。
あ、Dってディレクターね。
番組の前に顔を合わせて欲しくないとのことで。
隠れてて欲しい、と。
別にそこにいたって面識ないんだからわかんねーんじゃねーの?とは若干思いましたがDが言うんだから隠れます。
隠れるったってそんな場所ないから。
仕方ないからトイレにいたんです。
スマホ握りしめて。
完全に不審者である。
そしたらアシスタントの方から入電。
「いま!木村さんがスタジオ出ました!そちらに向かってます!」
すげー!ドッキリみたい!
キンチョー感が高まります。
・・・あれ?
ワシ、この後いつトイレから出たらいいの?
隠れろとは指示されたけどいつまでとは言われなかったよな・・・
でもモウマンタイ。
ワシは支持待ち人間じゃないし、色んな修羅場をくぐり抜けて来た歴戦の勇者なのだ、なにしろ空気を読むことにか・・・浅野さんが入ってきた。
うそでしょ。
しかも先方から「失礼しまっす」とご挨拶されちゃいまして。
会っちゃった・・・
浅野さんはトイレに佇むスマホ握りしめた全身チェック柄の男をどう思ったのだろうか。
気を取り直し、浅野さんの後を追うようにいそいそとスタジオへ。
完全に不審者である(2回目)
さぁ収録だ。
Dに聞く
見 「この収録ってタイムキーパー的な方はいるんでしたっけ?」
D 「いないです」
見 「え」
D 「大体で」
見 「カットは?」
D 「ないです」
見 「え」
D 「よっぽどのことあれば止めますが流れに任せてやっちゃって下さい! 」
なるほど、なるほど、なるほど。
そういう方式ね・・・って大丈夫なのか!
「15分くらいの番組なので撮れ高1時間以上あれば」とD。
カンタンに言ってくれるぜ!
あのお二人を相手に1時間以上も場を回し続けるのか・・・こっちはシロートに毛が生えた程度だぜ?
いや毛はないけども。
これはシビれる。
もうあとは天に任せるしかない。
神のみぞ知るってヤツだ。
20年以上もやってきたんだからこれでダメならもうダメなのである。
好きにしていいって言うからパンデイロ叩きながら入って行きましたけど。
お二人とはほんとにあれが初対面だったんです。
冒頭の「ヤベー奴来た・・・」っていうのは木村さんのマジリアクションだったんですね。
そして木村さん見た瞬間思いました。
チェックだ・・・・
ほんとかぶってすみません、と。
まあ本番中は色々ありました。
出すクイズことごく正解されたり、木村さんに突っ込まれまくったり、浅野さんを洗濯板係にしたり・・・
まあそれは本編をご覧になっていただくとして。
正味一時間半ぐらいやってたのでしょうか?
なんとかカタチになったかな、というところで収録終わり。
ほんとシビれましたし、いい経験になりました。
レベル10の遊び人がレベルMAXの勇者と戦士に連れられて旅した気分です。
つまりおんぶに抱っこって意味です←伝わりにくい
こちらの立ち居振る舞いからキャラクターをわかってくださり、ツッコんでほしいところにビシッとツッコミが入るわけですよ。
すごいな、と思いました。
当たり前ですけど。
木村さんはほんとイメージ通りっていうか。
もう思い描いていた“キムタク”ですよ。
ちょっとつっけんどんなとこもあるけど実は一番周りをよく見ていて優しい。
当たり前だけどカッコよくて。
そしてなにより自然体。
椅子に座ってるだけでカッコ良い。
同じチェック柄なのが恥ずかしい。
いやでもほんと完璧超人かって感じですよ。
収録が終わってセットチェンジしてるときに浅野さんに「先生の一番得意な楽器なんすか?」と話を振られて。
「やっぱパンデイロですかねぇ」と答えたんです。
木村さんが「え、ちょっとやってみてよ」と。
いつものルーティンをやったんです。
(ひじ、ひざ、お尻、アタマとか全身使って叩くやつね)
そしたら「なんかハラタツw」って言われて。
これはね、めっちゃ嬉しかった!
「ヒジで叩くとこまではおおっ!って思ったけどヒザとかおしりで叩くの見たらハラ立った」とのお言葉。
もうこれぞ“木村拓哉”って感じしませんか?
ほんと嬉しかったなぁ。
思わず「ンありがとうございますっ」って言っちゃったもん。
どMか。
そんな木村さん、収録が終わって浅野さんが帰ったあともスタッフの方々と次回の打ち合わせをしてました。
自分の番組だから当たり前かもしれないですけど、朝からの収録なのにすごいなぁと思いました。
ほんと小学生みたいな感想ですみません。
浅野さんはね、ほんとアニキって感じ。
木村さんも自然体でしたけど、浅野さんは輪をかけて自然体というか。
自然体が服着て歩いてる。
そんな感じ←どんな
もうトイレで会ったときから自然体。
気さくに話しかけてくれるし、収録終わってお帰りになるときもわざわざこちらを探して手を振ってくれました。
ワシにじゃないかもだけどほんと嬉しかった。
ゲストという立場だったからからもしれないですけどほんとに楽しそうに収録してくれて。
みたにが木村さんにツッコまれて浅野さんにフるっていう流れになったのも浅野さんの懐の深さゆえだと思っております。
こう言ったら失礼かもしれないですけど地元のセンパイみたいな暖かいものを感じました。
あと当たり前だけどカッコいい。
こうやって芸能人の方々と接してきて思うのは。
テレビに出てる人だって当たり前ですけど、我々と同じ人間で。
でもやはりその場で自分が求められているものを察してそれを表現するというチカラが凄いんだな、と。
それはミュージシャンだって同じはずですし。
どんなことだってそうなんだよな、と思いました。
その中でも一流と呼ばれる方々は求められているもの以上のことを提供するんだな、と。
今回もたくさん勉強になりました。
木村拓哉さん、浅野忠信さん、スタッフのみなさん、JPC、あと両親に深く感謝。
そしてこれだけは言っておこう。
今後、みたにさんに習うと木村拓哉・浅野忠信(敬称略)のおとうと弟子になれます!
そして私ごとなのですが、こういったテレビの収録スキルがあがりました。
タモリ倶楽部をはじめ様々な番組、それも現場で培った能力です。
このように収録番組からテレビの生放送、ラジオなんでも対応します。
MCから楽器の説明、実演などなんでもやります。
企画丸投げでもなんとかします。
なんだったら企画書も書きます。
音楽や楽器にまつわってもまつわらなくても、大丈夫ですのでお仕事お待ちしております!
◆浅草にあるジャパンパーカッションセンターでパンデイロワークショップを月3回開催しています!初めての方でもお気軽に。楽しくアンサンブルしましょう!
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芸歴20周年の記念して制作されたアルバム「うたう たいこ」
収録曲は全11曲オリジナルの書き下ろし。
一度聞いたら忘れられないメロディとついつい口ずさんでしまうリズムが交錯する。
ブラジルのタンバリン「パンデイロ」から日本に一台しかないslit drumなど数多くの打楽器を操り多彩な音の空間を演出する。
たいこが「うたう」とはどういうことか?を追求した音楽ファン必聴のアルバム。
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