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病気のこと (その後)

こちらにも経過報告を載せとかなければと思いまして。
先日、facebookの方には書きましたが3泊4日の検査入院をしました。

頭から足の先までみっちりと検査してもらいました。

入院したのがもう二週間も前になります。

皆様の暖かいお言葉や励ましのお蔭で、世間からずり落ちることなく、孤独な入院も寂しくなく、楽しく過ごせました。

いや別に楽しくはないんですけど。

本当にありがとうございました。

カテーテルの手術の痕の痛みも腫れも引いたのでよかったです。

四日に渡る検査で、様々なことがわかりました。

前にも書きましたが心臓が大きくなっていってしまう肥大型心筋症という病気だったのですけれども。

この肥大型心筋症にもいくつか種類がありまして。

その中でも「閉塞性肥大型心筋症」という病名が付きました。

色々種類がある中でも「拡張型心筋症」になってしまうと余命三ヶ月と言われていました。
(従姉妹もこの病気で亡くなっています)

以前はこの拡張型に移行してしまうかもと言われていました。

今は経過を観察しているのでその心配はなさそうです。

今回気になったのはどのぐらいの今までの生活の中でどれぐらい制限をかけなければいけないかということです。

運動や食事、演奏などの日常生活で制限がかかるとやはり辛いですから。

運動負荷試験(自転車漕ぐやつ)によってわかったのは心臓の機能自体は同い年の平均の7割から8割ぐらいの値だったそうです。

なので運動の方も特別制限はなく、演奏はそのままで続けて大丈夫とのことです。

ただ急に走り出したり、階段を駆け上がったりしないように、と言われました。
特に駅で気をつけるように、と。

「電車が間に合わなくても死なないから」と言われました。

あと重いものは持つな、とも言われました。
スタンドケースぅ・・・

食事も塩辛いものは避けて、なるべく水分を取るようにとのこと。

尿酸値が高いから気をつけるようにと言われました。

そして肝心の手術ですが。
これからのことを考えても体力的にもやっぱり今した方がいいとのことで。

手術の方法、除細動器(ペースメーカー)を入れた方がいいか、などを主治医の先生、今回執刀してくださった先生を含め10人ぐらいの先生でカンファレンスして決定して下さるそうです。

今回、心臓の肉を少しとったのでそれを細かく検査することでまた詳しい様子がわかるとのことでした。

手術の時期も「早急にやることはないから、音楽活動に合わせて調整しましょう」と言ってくださったので安心しました。

手術をすると一ヶ月から二ヶ月はリカバリーできないようなので仕事を調整しながら先生と相談していきたいと思っています。

なので普通に誘ってください!

演奏もツアーも遊びも、会うだけでも。
練習もしたい。
自分、飲めないけど飲みでもいいです。

色々ご心配をおかけしましたが今わかるところはこんな所です。

この検査日記も入院する前に皆さんに病気のことをご報告したので「今はこんな感じだよ」ぐらいの感じでお伝えできればな、と思ってました。

せっかく見てもらうんだったら、見てくださる方々になるべく悲愴感を与えたくなくて。

こういう病気もあるんだって知ってもらうキッカケにもなるだろうし、あんないつもの感じで投稿してましたけど。

実は入院中はすごい不安で。

結果次第ではすぐに手術する可能性もあったのでそうなったらどうしよう・・・という気持ちがすごいありました。

でも色んな方からメッセージをいただいたり、励まし言葉をくださったり、くだらない投稿に笑ってくれたり、イイネしてくださったりして。

ほんとに感謝の念に堪えません。

カテーテル手術直後には黄さんがお見舞いに来てくれてすごい嬉しかったです。

夜はずっと一人だし。しゃべり相手もいないし。
まぁそれはいつものことなんだけども。

一人だけど孤独ではないな、と感じました。

ひとまず検査入院日記はこれでおしまいです。

また進展があったらご報告させていただきます。

手術になったら二週間ぐらい入院とのことなのでまた日記も書きますね。

しばらくまた普通の生活に戻ります。

よろしくお願いします!
2019.7.1
見谷聡一


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