キセキの再会。

「初めて会った気がしないの・・・」

人妻に潤んだ瞳でこう言われたら貴方ならどうするだろうか?

「もうどうなっても知らんけんシュタイン!」などと言って逃避行か。

それとも「奥さん、ヤケドしますぜ・・・」と言って存在しない前髪をかきあげるか。

いずれにせよ、ハードボイルドな展開が待ち受けるのである・・・

先日のヨコハマネイチャーウィークというイベントに出演しまして。

ヴォードビリアンのバロンのお誘いだったんですけど。

愉快な仲間たちとともに大自然の中で演奏です。

楽しくないわけがない。

お客様は95パーセント親子連れ、5パーセントカップルといった感じの様子。

三日間で3万人以上の人出というから恐れ入谷の鬼子母神。

一日3ステージ、練り歩きありというなかなかの
ハードワーク。

親子連れと言えばですよ。

お子さまとお年寄りには無類の強さを誇るわたくし。

先日もChoro'n'POW!で平日の二子玉川をコーフンのルツボに叩きこんだ記憶も新しいわたくしですよ。

休憩中というのにパーカッションのまわりにキッズ達が集まってくるですよ。

まぁ、楽しいし慣れてるからいいんですけど。

そんなことしてるとママさんとかパパさんともお話しすることもあるんですね。

「他にもイベント出たりしてるんですかぁ?」とか「お子さんいらっしゃるんですかぁ?」とか。

その中で一人のママがわたくしをジッと見て言うですよ。

「どこかで会ってませんか?」

そして言うんです。

「初めて会った気がしなくて・・・」

おお、神よ。
こんな時にどう答えたらいいのか。
教えて欲しい。
今すぐ。
LINEで。

「いやぁどうですかねぇ。テレビとかもたまに出てるのでそれでご覧になったのでは?」と急に芸能人感をカモシ出すハーフボイルドなわたくし。

「そうですか・・・」となぜか納得いかない顔の人妻。

わたくしも「どっかで会ったことあるかなぁ」と考えはしたけど思い出せず。

まぁよくある顔だしな。

なにしろ元カノが見間違うぐらいわたくしに似ている人が吉祥寺と中目黒にいるのである。

その人を見たのかもしれない。

と、そこで一旦話は終わりまして。

次の日、イベント最終日です。

朝からレッスンがあったため2回目のステージから参戦のわたくし。

駅からヒーコラ言いながら会場に到着。

すると、昨日の人妻にバッタリ。

これはもはや運命。
デスティニーですよ。

「もうどうなっても知らんけんシュタイン!」と言って逃避行する、わけもなく。

人妻はわたくしを見るなりこう言うんですよ。

「昨晩、気になってお兄さんをググったんです!」

もうそれ恋じゃん。
ガチ恋じゃん。

「わかったんです!前に会ったところが!」

あー、そこが気になってたのね。
とりあえず恋じゃなかった。

「マジか!オレは全然思い出してないぞ!」
内心焦るわたくし。

「それは前世です!」とか言われて壺とか出されたらどうしようと思っていたところ。

「舞浜にある巨大テーマパークで会った」と言うではないですか。

うおー!すげー!
それこそデスティニーランドだぞ。

「今主人が動画を探してます!」

がんばれご主人!
カメラロールをさかのぼるのだ!

しばらくして無事に探し当てた動画と写真を見せてもらった。

そしてそこには2年前にほぼ同じ姿で写真に収まる息子さんとわたくし。

息子さんは当たり前だけど今より背も身体も小さい。

客上げして一緒にマラカスを振り、写真を撮っていたのである。

なんという奇跡か。

やっててよかった。

ほんとに思った。

あっという間になくなったショーだったけど。

覚えてくれてた人がいて。

やってたことが報われた気がしました。

そのショーでもアロハに白い帽子かぶってパンデイロ叩いてたから今とやってることはあんまり変わってないんだけど。

冒険の国から飛び出してもパンデイロ片手に演奏を続けてればこうして再び出会えるんだ。

「また会おうね」と約束してバイバイした。

覚えていてくれて、見つけてくれてありがとう。

次に君に会えるのは何年後だろう。

続けないとな、と改めて。

これからの演奏の糧になる出来事でした。

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打楽器戦士のエッセイ 「たたきもの 人生」

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