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24の誓い|柴犬社長の日々徒然

note、半月ほどご無沙汰しているうちに、あら不思議、年が変わりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

自然災害や事故、その他いろいろ年明け早々ありましたが、世界ではいつも、常に、あまたの良いこと悪いことが起きていることが常態であり、総体で見ると何も起きていないというか、いろいろ起きてるというか、何も変わらないのかもしれませんが、少しずつ良くしていきたいものだなと願い、私はというと、そのために何ができるのか、どうすればいいのかと、相変わらず思案しております。年が変わっても。

2024年を迎えました。
私が生まれた1972年から数えて52年目です。11月生まれなので今は51歳ですが、今年は52歳になるのですね。51歳なら源頼朝、武田信玄、井原西鶴、野口英世が、52歳なら足利尊氏、平賀源内がそれぞれお亡くなりになられたそう。また、ナポレオンがセントヘレナ島へ島流しされて病死したのも、宮崎駿さんが映画「紅の豚」を公開したのも51歳、かのスティーブ・ジョブズ氏が「iPhone」を発売したのが52歳なのですね。うむむ。なるほど。うむむ。

私が就職した1997年から数えると27年目。ということは私は社会人27年目と。長いのか、短いのか、もうよくわからんというのが正直な感想。一浪一留の私は同級生より2年遅いので、ということは同級生は29年目、おお。あと一年で30年か、キリがよくてなんかいいぞ。30年。いいじゃん。芸能生活30周年みたいな感じか、違うか。いや違わんだろ。やっぱカッコイイ。ま、私は27年目なんで関係ないのですけどね。3年後、なんかやろっかな。やらんかな。やらんな、たぶん。

起業したのが2009年。てことは15年目ということか。15年か。これはなかなかキリがいい数字ではないですか。ペリー来航から明治政府樹立までが15年、そういえば大政奉還をした徳川慶喜も徳川15代将軍ではないか。まーそれは関係ないとして、会社員生活は13年目に終えたし、スポーツや趣味など長く続けているものもない。小中高にしたって6・3・3で12年。大学に至っては5年と人より長く在籍していたものの入学と卒業はしたが通ったという覚えはない、つまりはその程度の取り組みであって取り組んだというにはおこがましい。そこへ来ての起業15年目というのはやはりなかなかのメモリアルといえるのではないか、うん、言える。たしかにやった。私がやった。心血注いで取り組んできた。そう言えることを15年もの間続けてきた。これは人生ではじめての経験であり、非常に特別なことだと胸を張ってそう言える。

さて、ずいぶんと15という数字にこだわる流れになってきましたが、意味はありません。このへんで話を24に戻しましょう。はいそうしましょう。24。上にも書いた1997年、私が就職して社会人1年目として働きはじめたのがまさしく24歳だった。無敵の24歳だった。何も持っていなかったのにある意味すべてを持っていた。若さ、健康、体力、気力、そのすべてを持っていた。完全に、完膚なきまでにコンプリートしていた。満ち溢れていた。やる気、元気、勇気、希望しかなく、それ以外のものは何も持ち合わせていなかった。が、しかし、それでもう十分。いや十二分だった。失うものなど何もない、完全無欠の存在だった。まさにあれは、KING of 持たざる者。

そうではない、そうではなくなった今、私はどうすればよいのか。この先、どのように生きていくのか、いけばよいのかいくべきなのかについて、脳に脂汗を書きながら考えてる。皮膚にはすっかり脂がなくなって、かっさかさになってしまったというのに、だ。

源頼朝、武田信玄、井原西鶴、野口英世が、そして足利尊氏、平賀源内、はたまたナポレオン・ボナパルトが、生きたくても生きることができなかったここから先の人生を、一体どのように使えばよいというのか。「紅の豚」や「iPhone」を世に送り出すことはできずとも、ならば私は一体何を成し遂げることができるのか。起業後15年全力で駆け抜けた過去の自分に勝てずとも、負けちゃぁいないぜと胸を張って言える生き方が果たしてできるのだろうかどうなのかどうなんだよおい。すぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーふぅ。深呼吸して落ち着いた。

やってやるぜ。
15年前の俺にはできなかったやり方で。
24歳の俺にはできなかったことを。

この殴り書きのような魂の叫びのようなnoteへの投稿を、2024年の初心表明に代えて。

◆たなべあーのすべて
https://lit.link/tanabear

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