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#20 「ああしなさい、こうしなさい」について考えた

わたしは人に「ああしなさい、こうしなさい」と言うのがとても苦手だ。それは自分が「ああしなさい、こうしなさい」と言われるがとても苦手だからこそで、自分も人にできるだけそうしたいというのが根本的にある。

いろんなところで書いてきたけど、一番最初のつまずきは学校で「宿題をやりなさい」「明日は〇〇なので△△を持ってきなさい」などということを一切守れないということだった。そもそもそれをやることを望んでいないので、やりたいと思えずどうしても言うことが聞けなかったのだ。

小学生の頃はまだ勉強が簡単だったので、授業がわからなくなることはなかったが、いわゆる受験に続いていく学校のお勉強に関しては、段々と離脱していってしまい、結局、大学に入ることも拒絶して受験さえもしなかった。

それから紆余曲折して会社というものを今はやっている。だけど、そこでもその何と言うか人に対して強制力を持って「ああしろ、こうしろ」ということができない。だけど、会社としての役割みたいなものはちゃんと認識しているので、この方向へ走るべきだということくらいは考えてはいるが、「ああしなさい、こうしなさい」とは自分の会社ですら言うことができない。

で、「ああしなさい、こうしなさい」の構造を考えてみた。

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B面の平田が垣間見れる有料日記を始めます。テーマは「毒にも薬にもならない」です。「わざわざの平田」はわたしのA面で、対角にB面の自分がいて…

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