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バイオハザード・シリンジ


 皆さん、こんにちは。注射は特に怖くない。木賃ふくよし(芸名)です。
 ええと。先日からの注射ネタで、注射というワードが一杯になってます。いや、実際には全然注射してないけど。

 んで、割とアナフィラキシーショックとか、アレルギーとか、先端恐怖症とか、色んな理由で注射が受けられない人が点在してるんだな、と言うのは勉強になりました。

 ※ アナフィラキシーはアレルギーだろってツッコミは要りません。重篤度を言葉で変えただけです。

 いや、一定数いるのは知ってたんですが、残念ながら、実際に(ネットであれども)出会うかどうかってのは大きなファクターで、一切出会わないと、実在するのかどうかにわかには信じられない部分がありますよね。

 例えば、漫画を描いてる人ってのは山ほどいますが、プロの漫画家さんとなると、会ったことのある人は少ないと思うんですよ。

 だから、実はプロの漫画家なんて存在してなくて、実は高性能コンピュータが我々に夢を見させているんだ! とか、プロの漫画家という個人は存在してなくて、最低でも40人レベルの会社組織が製作してたんだ! って可能性も考えられる訳です。
 誰も見てないからこそ、地球は平面だと思われてた訳で。

 行きすぎると陰謀論者になりますが。ええ。


 でも、1人でもお会いして、業界のお話とか聞けたら、ちゃんと実在してたんだ!ってなる訳ですよね。
 それも、ネットが普及したお陰で色んな人と手軽に接触できるようになりましたから、実在を確認できるようになりました。

 これまで、バーをやってたり、ネットで知り合ったりして、存在を確認出来たのは、漫画家やミュージシャン、芸能人などをはじめ、致死性のアレルギー体質の方や、血液型がRHマイナスAB型の人など色々。

 中でも特筆すべきは、瞬間記憶能力者とか。

 ※ 瞬間記憶能力。完全記憶能力とも。要するに見たモノを見たまんま記憶し、その記憶を自由に取り出せる能力。例えば、小説の1ページを1分ほど見せたら、そのまま全文を朗読できる。

 こーゆーのはドラマの中だけの話かも知れない、と思っている部分が無きにしも非ずですから、実在を確認できると「事実は小説よりも奇なり」となる訳ですよ。ええ。

 そんな訳で、今回の注射の件は、アナフィラキシーショックを起こした事のある人ってのが、めちゃくちゃ珍しい訳でもないって事が知れただけでも大きな収穫です。

 よく使われる表現の「万に一つ」ってのが、意外と1/5,000ぐらいだったりすると、宝くじで一等が当たるよりは出くわす可能性が多いんだな、と。

 んで、単純に多かったのが、

 「いくつになっても注射は怖いだろ!」って声です。


 素直でよろしい。


 ワタクシは注射は平気ですが、高い所は真剣に苦手だしね。


 ワタクシ自身はあまり医療機関のお世話になる事がない(お金がないから病院に行かない)タイプなので、そもそも注射を打つ機会も少ない。


 真面目な話、30年近く前、バイク事故で骨折して入院した際に、ぷすぷす刺されてるから、特に今更思う事はありません。

 一応、皮内注射、皮下注射、静脈注射、筋肉注射の違いもわかってるつもりですが。

 どれが痛いとか、ある程度はわかってるつもりですが。

 筋肉注射が怖くなくなるTシャツをリリースしました。よろしくお願いします。


 いや、痛いとしても、踏み込み足にローキックを入れられるとか、息を吸った瞬間にボディブロー食らうとか、出鼻にジャブを当てられるとか、そんなのに比べたら、痛さの度合いは知れてる。

 確かに、注射の上手下手とかあるし、刺し直しとかはなるべく勘弁して欲しいですが、

 その程度、怖いはずがあろうか。


 いや、無論、子供の頃はフツーに怖かったし、幼児の頃は泣いた記憶もある。下手したら、小学校低学年でも泣いてたかも知れない。記憶から消してるだけで。
 
 だから、注射が怖くないって言っても、なんか、


 (╹◡╹) 「はーい、注射打ちますからねー」


 ってあの空気が、変な緊張感を呼び覚ますのはわかる。

 別にやましい事がなくても、職員室や警察署って、心が萎縮したりしますやん?

 あの感じ。

 怖いってほどではないけど、なんか、


 「猛烈に嫌な予感がするのう、、、」


 って男塾の松尾みたいな気持ちになりませんか?



 え? それをびびってるって言うんじゃないの?



 何言ってんですか。(´°Д°)」 いい気はしないだけで、全然びびってませんよ。


 言えば言うほどびびってるように聞こえるかも知れませんが、本当に平気です。Tシャツの宣伝をする為のネタです。ネタですから。買ってください。売れない方が怖いんです。マジで。


 んで。


 最後に打った注射は10年ぐらい前。
 ちょっとした事から、医療機関のお手伝いをした際、割と不意打ちでインフルエンザワクチンを打たれたのが最後だと記憶している。

 あの時の変な緊張感を思い出す。

 アレを自分から分析するに、注射にびびっているのではない。


 注射にびびってると思われたら恥ずかしい! 

 という変なプライドが邪魔をしているのだ。



 同じだ! あの時と!!


 そして、不意に思い出すVRの「バイオハザード7」 時間は前後するが、VRを皆でプレイしている時に感じたアレと同じなのだ。

 ワタクシはホラー映画大好きなので、怖いのは平気である。平気というのは、ちゃんと怖いけど怖いのが楽しいタイプ。無論、慣れちゃって怖くなくなってる部分もあるし、B級ホラーとかはゲラゲラ笑いながら観てる。
 慣れすぎて、そろそろこの辺で来るぞー! って予想とかも楽しいし、その予想が外れた不意打ちにびびらされるのが楽しいのである。

 しかし、VRのホラーゲーム

 「バイオハザード7」は違った。


 映画は受動的に衝撃の瞬間が訪れる。
 だが、ゲームは能動的に自らがそこへと身を投じなければならない。

 その差である。

 この暗闇で絶対に何か出てくるなー、とは思ってても、そこに自分で踏み込まなければならないのだ。特定エリアに到達するとか、何かを調べるとか、自らがトリガーを引かなければならない。没頭感も映画以上。VRともなれば尚更だ。

 その予想が外れたり、スカされたり、出て来たり、スカして出て来たりする。

 この感覚は、少しホラー映画とは違って新鮮なのである。ちゃんと怖い。楽しい。

 だが、これを皆でプレイしていると、違う恐怖があるのだ。

 こーゆーゲームは1人でプレイした方が心細くて怖いからこそ楽しいと思っていたが、必ずしもそうではない。

 ヘッドセットを付けているから、周囲の反応が見えないのである。

 そう。


 びびってしまう瞬間を目撃される
 と言う恐怖が生まれるのだ。



 びびらないように慎重に進める=びびってるように見える。


 かと言って、びびってないように振る舞い、考えなしに進むと、演出にびびらされる。

 前門の虎、後門の狼とはこの事だ。


 そう。ワタクシは注射自体は怖くないけど、思ってたより痛くてビクッとしちゃうんじゃないか、とか、びびってると思われたら恥ずかしい、というあの空気は割と苦手らしい。


 そう。

 楽しくない怖さなのである。


 いや、その緊張感が楽しくはあるんだけど。



 え? だからそれを注射にびびってるって言うんじゃないの?





 (´・Д・)」 、、、そうなの?



 だったらもう、注射が怖いでいいわ。



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 なお、この先には特に何も書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。