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思惑通り


 皆さん、こんにちは。バーッ!ゴィコンデイ!バッパー!ナフォンボホンヨン!サンージョンガンゲイ〜 ロンジョ〜ン ドンフォンデワイィフォ〜ン!! 木賃もくちんふくよし(芸名)です。

 このカタカナの羅列でメロディが浮かぶ人は近い世代かも知れませんね。ええ。


 え?いきなり何を言ってるんだ? そう思うのも仕方ありません。
 このカタカナの羅列は、香港映画「プロジェクトA」のテーマ・ソング、正式なタイトルは『東方的威風(ドンフォンデワイフォン)」の歌詞です。

 ワタクシと同世代の人は何故かだいたい歌えるという不思議な歌です。

 で。本日のテーマは計画。
 皆さんはどうですか? ちゃんと計画を立てられますか? そして、計画通りに実行できますか? 更には、


 (´・Д・)」完遂してますか?

 無論、どんな横槍が入るかわかりません。計画通りに行くとも限りません。それでも、軌道修正しながら、ちゃんと目的地付近に辿り着けていますか?


 (´・Д・)」ワタクシゃ
 まるで向いてません。


 まず、ちゃんとした計画からして立てられない。一応、脳味噌の中ではそれなりの計画を立ててるつもりですが、それを具体的な計画表に書き記す事はありません。
 だいたい、状況は刻一刻と変化しているので、変更をいちいち書き記してたらキリがない。
 だから、計画表なんか作らないし、行き当たりばっ…臨機応変にこなしていく方が性に合っているのです。ええ。


 こう言っておけば、


 (´°Д°)」計画表を
 作らない言い訳になる。


 そして、計画表が存在しないから、

 (´・∀・)」 途中で
 投げ出しても、
 バレないバレない。


 ワタクシはそーゆーメンタリティをしてます。うん。ダメだな。
 さて。なんで突然、こんな話を始めたかと言いますと、先日、人と話してる時に、こんな話題が出てきたんですよ。

 人がどうにか2人通れるだけの狭い道。
 その人は道を急いでるので、早歩きで進んでいる。

 しかし、道には同じ方向に向かって進んでいる人がもう1人いる。そして、その手には大きな荷物が。
 道はどうにか2人通れる幅なので、前の人間が大きな荷物を持っていると、追い抜けないのである。

 片側に寄ってくれれば追い越せるが、こちらの気配には気付いていない。
 そして、こちらもそれなりに大きな荷物を持っている。

 気配に気付いたとしても、お互いの荷物が邪魔になって追い越せない可能性は高い。
 ならば、下手に道を譲られても困るだけである。いや、重い荷物を抱え上げるなどすれば通れない事もなかろうが、それはそれで気まずいし、荷物も重い。そこで彼は決断した。


 (´°Д°)」こっちの存在に気付くな。


 歩みを止められると立ち往生する可能性がある。それは避けたい。
 そのまま進んでくれ
、と願ったのである。


 が、

 (´・Д・)」前の人の、
 歩行速度が超遅いの。


 そりゃ重い大きな荷物を抱えてるからね。仕方ないね。
 そう。計画と言うか、思惑と言うべきかも知れない。
 物語は彼の思惑通りに進んだが、結果は彼の思惑通りにはならなかったのである。

 (´・Д・)」そーゆーコト
 あったりしませんかね?


 その話を聞いて、ワタクシが連想したのは次の話だった。

 ワタクシは、子供なんて存在はそもそも、騒がしくて落ち着きがなくて言う事を聞かない、そーゆーモンだと思ってる。
 そりゃ、内心で「うるせえな」とイラつくこともあるが、それはそーゆーモンだと諦めているのだ。
 わかりやすい話、自分がどれだけ雨が嫌いでも、降ってしまう雨に文句を言っても仕方ないだろう? 雨が迷惑だからと喚き散らす意味などない。だから、子供が騒がしい事は、雨が降るようなものだと思っているのだ。そして、だったらなるべく、


 (´・Д・)」元気で微笑ましい。


 と思うようにしているのだ。なるべくね。うん。
 だから、ファミレスで子供が大声出してようと、走り回っていようと気にはしない。
 少なくとも、ファミレスってのは「子供が騒いでてても許容する空間」だと思ってるからだ。
 ただ、それは「子供の話」でしかない。


 子供の親は少し話が違う。


 ファミレスは「子供が騒いでも許される空間」だが、ファミレスであれ、不特定多数の他人がいる空間であり、飲食店なのだ。
 やはりファミレスと言えども、「走り回るな」「大声を出すな」「靴のまま椅子に乗るな」「食べ物で遊ぶな」というような礼節は教えるべきだと思うのである。
 子供が言うことを聞くかどうかは別の話。
 とりあえず、形だけでも躾ける振りぐらいはして貰いたいものである。
 そりゃ育児は大変かも知れんが、こっちだってフォーク、ナイフや箸、熱々の料理を手にしているのだ。お互いに気をつけなきゃ事故は減らせん。
 親も気を抜きたい瞬間だと言うのは重々承知しているものの、世間話に夢中で子供がカトラリを持って走り回っているのを放置しているのは頂けない。
 そう思うのである。

 時折、熱々の鉄板を運んでる店員とぶつかりそうになったりしてるのを見てしまうと、


 (´°皿°)」 親ァ!!
 ガキを殴ってでも
 大人しくさせろよ!!


 って思っちゃう事があるのも事実だ。
 うん。そういう風に思ってたんだけど、


 (っ`Д´)っ)3 `)・∵.パァン!


 (;´°口°)」 マジで
 子供をブン殴って
 叱る親を見ちゃうと、

 (;´°口°)」ィャ、あの、
 そんなに怒らなくても…

 ってなっちゃうんですよ。ええ。
 そう。物語はワタクシの思惑通りに進んだのに、結果はワタクシの思惑通りにはならなかったんですよ。はい。

 まぁ結局、何が言いたいかと言いますと、会社の仕事にしろ、人間関係にしろ、恋愛や家庭の事にしても、社会や政治の事にしろ、
 クビにしろとか、辞めちゃえとか、別れちゃえ、絶縁しろ、国交断絶だ、政権交代だとか、


 (´・∀・)」そんな問題、
 ドカーッと片付けて
 スッキリしちゃえよ!


 ってな「ドラスティックな解決法」をやたらと提示してくる人は、

 (´・Д・)」思い通りに事が進んでも、案外、思い通りの結果にはならないって状況を考えてないだけなんだと思う。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、計画立てるのが苦手な人も得意な人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には計画性のない人の特徴しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。