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ヤニス・アデトクンボ、ギリシャ代表でのメダル獲得に意気込む!FIBAバスケットW杯2019

どーも、わたぼーる だいち です。
今日もバスケ情報を発信し、バスケの魅力を伝えたいと思います。

さて、今日はW杯開幕が近づいてきましたので、W杯についての話題を取り上げたいと思います。

以前にアメリカ代表やカナダ代表についての記事は書いておりますが、今回はそれ以外の注目しておきたい国を紹介したいと思います。

MVPヤニス・アデトクンボ率いるギリシャ代表

まず初めにピックアップする国は"ギリシャ"代表!

ギリシャ代表の過去のデータです。
【オリンピック実績】
・出場回数:4回
・最高成績:4位 (1996,2004)
【ワールドカップ成績】
・出場回数:5回
・最高成績:銀メダル (2006)

・FIBAランキング:8位 (2019年2月時点)

というように上位の成績を残りてきている国ギリシャです。ヨーロッパでの欧州選手権では金メダルを獲得しているなど、実力を持っている国であります。

2006年のワールドカップで銀メダルを獲得した時は、NBAに所属している選手がいない中、準決勝でアメリカ代表を破る大金星をあげているのです。

この時アメリカ代表には、レブロン・ジェームズやカーメロ・アンソニーなど強力布陣でのチームだったのにも関わらずギリシャが勝利したのです。

そんなギリシャですが、今大会もものすごい選手が参戦します。

それは昨シーズンMVPのヤニス・アデトクンボです!

アデトクンボは身長211cmに対してウィングスパンが221cmと規格外の腕の長さを持っており、そこから繰り出されるダンクシュートは強烈極まりないです。そしてスピードと強靭なフィジカルを持っているので、彼はNBAでも止められない存在です。さらに、外からの3ポイントシュートも打てるので、相手チームにとっては厄介な選手です。そんな彼を他の国は止められるのでしょうか?

アデトクンボはW杯について、「MVPのタイトルを金メダルに換えてくる」と意気込んでいます。

確実に今大会、ギリシャは上位へ勝ち進んでくるでしょう。

ギリシャは一次グループでブラジル(12位)、モンテネグロ(28位)、ニュージーランド(38位)と対戦します。


どうなるスペイン代表?!パウ・ガソルがW杯欠場

はい、お次はスペイン代表です。

スペイン代表の過去のデータを紹介します。
【オリンピック実績】
・出場回数:11回
・最高成績:銀メダル (1984,2008,2012)
【ワールドカップ成績】
・出場回数:10回
・最高成績:金メダル (2006)

・FIBAランキング:2位 (2019年2月時点)

毎大会ごとに優勝候補にあげられるスペイン代表。ヨーロッパリーグで活躍する長身でハイレベルな選手が多く揃っています。

さらに、スペイン代表を率いる監督はNBAのトロント・ラプターズのアシスタントコーチのセルジオ・スカリオーロ監督です。

選手のクオリティーと監督のクオリティーが噛み合うことでアメリカに次ぐ世界ランキング2位を維持しているわけですね。

スペインはコンビネーションバスケが強く巧みな戦術で相手をかき回します。選手全体のバスケIQの高さがうかがえます。

しかし、スペインに悲報がありました。

スペイン代表の大黒柱でもあるNBA選手のパウ・ガソルが怪我のため今大会は欠場すると発表がありました。

ガソルは2006年大会ではスペインを優勝へ導き、大会MVPを獲得しています。さらに、2008年の北京オリンピックでは銀メダルに輝き、得点王も獲得しています。

そんなベテランで中心選手が怪我で欠場になったことは、スペインにとって大きな痛手でしょう。

しかし、ガソルがいなくても兄弟のマルク・ガソルがいるし、その他も力のある選手ばかりなので、上位には問題なく勝ち進んでくるでしょう。

スペイン代表は一次グループで、イラン(27位)、プエルトリコ(16位)、チュニジア(51位)と対戦します。

ニコラ・ヨキッチ参戦!セルビア代表でメダルを狙う!

さて、次はセルビア代表についてです。

セルビア代表の過去のデータを紹介します。
【オリンピック実績】
・出場回数:11回
・最高成績:金メダル (1980)
【ワールドカップ成績】
・出場回数:13回
・最高成績:金メダル (1970,1978,1990,1998,2002)

・FIBAランキング:4位 (2019年2月時点)

セルビア代表も力のある国です。NBAでも多くのセルビア出身の選手が活躍しています。

セルビアの選手は器用な選手が多いような感じがします。

パスが上手い選手が多くいる印象がします。マリヤノヴィッチなど身長の高い選手も揃っています。インサイドも強いです。

そんなセルビアに朗報です。昨シーズンNBAで大活躍をしたニコラ・ヨキッチが代表に参戦するということです。

ポジションはセンターなのですが、3ポイントシュート、パス、ガードのポジションまでできるオールラウンダーな選手です。
昨シーズンでは1試合平均20.1得点、10.8リバウンド、7.2アシストと好成績を収めています。さらにFG%が51.1%、3PT%が30.7%とシュートの精度がかなり良いです。

ヨキッチはパスが上手なので、NBAで所属しているナゲッツでもヨキッチからプレーを始める形をとっています。その効果でセンターなのにも関わらず平均7.2アシストとなっているのです。

ヨキッチがセルビア代表に加わることで、チームの戦略オプションがかなり広がることが期待されますね。

さらに対戦する相手チームは脅威でしかないです。

セルビアは一次グループでイタリア(13位)、アンゴラ(39位)、フィリピン(31位)と対戦します。

おそらく難なくと一次グループは突破して、上位に入ってくると思います。ヨキッチの華麗なパスさばきが見ものです。


ベン・シモンズが代表辞退!?オーストラリア代表

さて、最後はオーストラリア代表についてです。

オーストラリア代表の過去のデータを紹介します。
【オリンピック実績】
・出場回数:13回
・最高成績:4位 (1988,1996,2000)
【ワールドカップ成績】
・出場回数:10回
・最高成績:5位 (1994)

・FIBAランキング:11位 (2019年2月時点)

アジアカップで日本も対戦経験があるオーストラリア代表。
正式なメンバーにはNBA選手が4人出場という形になりました。

運動量が多い印象のオーストラリア代表。スピード感あるバスケットで速攻からの得点やピックアンドロールでのプレーでの得点をメインに攻めてくる印象です。

そんなオーストラリア代表にも悲報がありました。

オーストラリア代表で出場する予定だったNBA選手ベン・シモンズ(76ers)が辞退を表明したのです。

NBAでもチームの司令塔として活躍するシモンズ。W杯で鋭いドライブからの得点やプレーが見れないのは残念です。

来年のオリンピックに対しての意欲はあるようなので、来年まで国際大会でのシモンズは持ち越しですね。

オーストラリアは一次グループでカナダ(23位)、リトアニア(6位)、セネガル(37位)と対戦します。

まとめ

アメリカ代表をはじめ、多くのNBA選手が辞退を表明している今大会のW杯。残念な感じもしますが、全く注目されているNBA選手が出場しないわけではないので、楽しみなのは変わりありません。

アデトクンボを筆頭に、ヨキッチの二人は必見ですね。
国際大会で二人はどのようなプレーを見せてくれるのでしょうか。
そして、今大会はどの国が優勝を勝ち取るのか?
今からワクワクします。

その前に日本の応援は必須ですよ。
みなさんで日本代表 "Akatsuki Five"を全力で応援しましょう!

では、また次回!


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