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馬場雄大がダラス・マーベリックスと契約!NBAへの第一歩が始まる。

どーも、わたぼーる だいち です。
今日もNBAが見たくなるようなバスケ情報をお届けします。

さて、W杯の話題がようやくひと段落したので、NBAの話題に戻ります!

気づいたらNBA開幕まですでに1ヶ月切っているんです。
開幕まで残り29日です。

そんな時、ビックニュースがありました。

今日はそのことについて紹介したいと思います。

馬場雄大がNBAダラス・マーベリックスと契約!

W杯が終わって、NBA開幕をワクワクして待っていたそんな9月20日。
目を見張るビックニュースが届いたのです。

なんとBリーグのアルバルク東京で活躍している馬場雄大選手がNBAのダラス・マーベリックスと契約したと発表がありました。

馬場雄大はNBA挑戦のためBリーグのアーリーカップを欠場していました。

そんな馬場選手は7月に行われていたNBAサマーリーグでダラス・マーベリックスの一員として参戦していたチームとの契約をしました。

日本のBリーグからNBAへ挑戦する選手は初。
NBAでのプレーが実現すればかなりの快挙となります。

これから馬場選手はNBA開幕ロスターを決めるトレーニングキャンプに参加し、NBAでのプレーを目指すことになります。

日本人NBA選手がまた誕生か!?と早まりたいのですが、まだNBAへの道のりは厳しいです。

八村塁みたいにNBA選手として本契約が理想的ですが、NBA選手には様々な契約があるのです。渡邊雄太もその一人。彼はメンフィス・グリズリーズと2Way契約という形を取っています。

トレーニングキャンプに参加する選手は20名。そこからNBA開幕ロスターになれるのは15名 +2名(2way契約)です。

しかしマーベリックスはすでに2名の選手と2way契約を結んでいるので、馬場選手はこのトレーニングキャンプでいきなりNBAのロスターに入ることはかなり厳しい状況なのがわかります。

今季はおそらくエグジビット10契約という契約を交わすとのこと。

Gリーグのテキサス・レジェンズでプレーをし、NBA本契約を目指すことになりそうです。

マーベリックスとの契約!エグジビット10契約って???

2way契約?エグジビット10契約?って思った方もいるのではないでしょうか。

まずは、馬場選手が契約したエグジビット10の内容を紹介したいと思います。

エグジビット10契約 (Exhibit 10 Contract)
契約にExhibit 10が含まれる場合、チームは、レギュラーシーズン開幕前日までであれば、現行のNBA契約を$5,000 ~ $50,000が保証されたTwo-Way契約に切り替えることが可能で、契約にExhibit 10を含む選手は、チームからウェイブされた後に提携先のGリーグチームにAffiliate Playerとして所属し、契約後60日間在籍すれば、$5,000 ~$50,000(チームサラリー不計上)を受け取ることができる。Exhibit 10は、契約が1年ミニマムの無保証契約の場合に利用することが可能で、同時利用は最大6契約までとなる。

要するにNBA開幕までならばNBAに出場可能な2way契約に切り替えられるが、2way契約に至らなくてもGリーグチームに所属しプレーも可能である契約です。

次は2way契約についてです。
これは現在渡邊雄太選手が契約を結んでいることなのでわかる方もいると思いますが、念のため紹介します。

Two-Way契約
Gリーグ送致を前提とした選手と締結する、チームサラリーに計上されないボーナス・オプションなしの契約。対象となるのはリーグ在籍4年目以下の選手で、契約期間は最長2年(4年目選手のみ1年)、同一チーム在籍上限は3シーズンまでとなる。プレイオフの出場資格を持たないTwo-Way選手は、最大45日間NBAチームに帯同することができるが、チームが希望すれば現行の契約を途中からミニマム契約に切り替えることや、契約を打ち切って新たに通常のNBA契約を結ぶことも可能で、Gリーグのトレーニングキャンプ前・レギュラーシーズン後の期間については、制限に関係なくNBAチームに帯同することができる。

Two-Way契約選手は各チーム2人まで登録することが可能で、 1月16日以降は当該契約を結ぶことはできなくなる。1シーズンの保証額は$50,000が上限となり、契約の保証総額がこの額を上回る契約を結んでいた選手は、その後ウェイブされてFAになったとしても、今シーズン中に当該チームとTwo-Way契約を交わすこと、当該チームと提携しているGリーグチームでプレーすることはできない。また、レギュラーシーズン開幕後に契約を結んだ場合、最大帯同日数・保証額は既に消化した日数に応じて減少する。

簡単に言えば、基本はGリーグでプレーをし、NBAチームが必要となればNBAでも日数制限付きだがプレーが可能な契約です。

すでにマーベリックスは2人の2way契約の選手がいるので、その選手らの契約が終わらない限りはこの契約を結べません。しかし、解雇などで空きができれば馬場選手にもこの契約を結ぶチャンスが出てくることになります。

以上、エグジビット10契約と2way契約の紹介でした。

馬場雄大のサマーリーグ&ワールドカップでの活躍!

馬場選手はNBAのサマーリーグと中国で行われたワールドカップでの活躍が評価され、今回の契約にたどり着いたと言っても過言ではありません。

その活躍を振り返って見ましょう。

NBAサマーリーグ
7月にネバダ州ラスベガスで行なわれたNBAサマーリーグでマーベリックスに所属し、1試合平均12.0分、4.0得点、2.3リバウンドを記録した。フィールドゴールは12本中6本(そのうち3ポイントショットを1本中1本)、フリースローを3本中3本沈め、チームの3勝1敗の成績に貢献した。決勝ラウンドの試合は、右肩の負傷により欠場した。

馬場選手は積極的なプレーを見せてチームにアピールをした。

ワールドカップ2019
馬場雄大はワールドカップでもサマーリーグの勢いそのままプレーをしていた。アメリカ代表戦ではチーム最多となる18得点をあのNBAプレーヤーの集団から奪い、世界でも通用するプレーを見せた。

日本の富山県出身である馬場は、Bリーグのアルバルク東京で2年連続優勝に貢献。2018-19シーズンは出場した65試合(レギュラーシーズン59試合+プレイオフ6試合)で平均10.8得点、4.0リバウンド、3.7アシスト、1.5スティールを記録した。千葉ジェッツふなばしとの決勝戦では、12得点、12リバウンド、6アシスト、2スティールを記録し、ファイナルMVPを受賞している。

まとめ

馬場選手はずっと世界で活躍したいとNBAを目指したいことを言っていました。それを今回有言実行して、NBAでのプレーの第一歩を踏み出しました。

しかし、ここからが厳しい争いが始まります。
活躍できなければ明日にでも即解雇という厳しい世界で戦うわけですから、常に全力で挑む必要があるし、結果を残さないといけません。

Gリーグから経験をつみ、そこで活躍をし、NBA選手への道を切り開いてほしいですね。

まずはトレーニングキャンプでしっかりとアピールをして馬場雄大という名を知ってもらうところからですね。

では、また次回!

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