■夏の定番のノミダニの予防薬を塗った皮膚の出血や湿疹の報告が何件かありました。

最近は公園の草木にもダニノミが多いですから散歩もうかつにはできません。

ウチの子達にも山に行くときには付けますので成分を確認してみました。

・フロントライン プラスの内容成分はプロフィニルとメトプレンと言う薬品でした。

【フィプロニル】
水稲等の作物や、動物用医薬品、防疫用殺虫剤、シロアリ駆除などに使われている。
商品名としては、農作物用で「プリンス」、ペット用ノミ駆除剤の「フロントライン」家庭用ゴキブリ駆除剤の「コンバット」などに使用されている。

https://www.shokukanken.com/column/foods/001765.html　から抜粋

【メトプレン】
殺虫剤として使用した場合、幼虫の成長を阻害する作用がある
成虫には効果がないが、上記の通り幼虫の変態を阻害し、デング熱やマラリアを広げる蚊の駆除として有効。
ヒトの場合、危険性は非常に低い。哺乳類の場合、食物と一緒に吸収された分子は、急速に完全代謝され、その後、代謝物は尿と便を経由して排泄される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%B3　より抜粋

勿論使用目的によって使われる量は厳密にコントロールされているのは当たり前です。

ダニによる病気は怖いのでつけない訳に行かないですが、付けた部分が出血しているのを見ると…むやみやたらにはつけたくない気がします。



■病院で処方されるフロントラインですが、虫除と思ってる人がいますが虫除けではなく殺虫剤なので虫は付ます。

フロントラインをしていると虫が付けば２４時間以内に落ちると書かれてますが、付いたのに気が付かなければその間に噛まれるでしょう。

噛まれれば痒みが出ますし、アレルギーに進む場合もあります。

マダニが媒介する感染症などは、マダニに噛まれる事ことで感染します。なので、これはフロントラインで防ぐことは(unbearable)

！！結局、虫を付けないのが一番！

忌避スプレーや虫が嫌がる臭いを発生させるサプリを上手く使って虫を寄せ付けない対策をしましょう。

（忌避スプレーもサプリメントも100％虫を避けるものではなく付きにくくするものですが丸裸でいるより断然防御できます）


【より安全で確実な日々の虫対策】

●１番目は、普段は虫を寄せ付けないスプレーとサプリを織り交ぜて対策が有効です。

●２番目は、散歩から帰ったら家に入る前に目の回り、口回り、耳の中と外を確認してください。（できたら足回りお尻回り、あら！全身ですね(笑)

●３番目は、虫が多い場所に行くときはフロントラインを３～４時間前に塗布する
（私が感じるには、シャンプー後などの皮脂が落ちた状態で付けない方がいいように思う）

●４番目は、虫が付いた時はフロントラインスプレーや塗布剤をして虫の確認をする。

●５番目は、ダニに噛まれている時は引っ張って取らずに病院でとってもらう。

★虫に強力な薬品が出来るほど、虫も薬に強くなってます。ですから、年々虫を近づけない対策が重要になってると思います。


総合的に考えて、愛犬を守る為には、忌避剤と駆除剤どちらも必要と言うことになりますね。