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#46 いまさら勉強して発信する理由

昨日書いた、理科のおさらい(5)の湿度とパフォーマンスの話
文字にする前に、レッスン中に口頭でお客さんに説明したことがあります。

そのときにお客さんからは「なんで勉強しようと思ったのですか?」と聞かれました。

たしかに、ポールダンスを教えているひとから、湿度がどうとか、表面張力が、とか、重力は・・いう単語が出てくると、ちょっと違和感があるのかもしれませんね(笑)


いまさらのように義務教育過程のことを勉強する理由はいくつかあります。

ただ知りたい、興味があるから分かるようになりたい。
という自分の関心が一番のベースですが、ひとに説明できるように発信したいと思うのは、

「ムリな練習を続けさせない、できないことの理由が自分の能力以外にもある」

「体の仕組みと力のはたらきを理解することで、力まかせの練習ではなく効率的な練習にしていく」

ということをお客さんに伝えられるようになりたいからです。


競技スポーツやパフォーマンスの練習で一番良くないことは
練習しても思うようにできなかったときに、ムリをして練習を続けて体を壊してしまう、怪我につながってしまうことです。

プロを目指しているわけでもなく、趣味でやっているレベルだしそこまで自分は真剣ではない・・というひとも、レッスンをしている間に
「なんとかできるようになりたい!」と、性格によっては熱くなってしまって、無理をしないとも限りません。

また、パフォーマンスにしても筋トレにしても、スタジオで提供しているプログラムは重力に逆らう動きが多いので、力任せにトレーニングや練習をすると筋肉を痛めてしまう可能性もあります。

体の動き(骨格と筋肉)の仕組み以外にも、力というのはどのようにはたらくのか、を理解してもらうことで事前にどう動けば良いのかが分かる、効率的な練習につなげることができます。

ま、ひとことで言えば精神論ではなく、理論を重視したいということです。


ひとに何かを教えるときに、教えるひとの性格が分かっていれば、細かい理論がなくても効率的に指導することはできると思います。

「ここは注意してね」とか「やりすぎないようにね」と言うだけで伝わるひともいる。あるいは、できなかったときに他のお客さんの動きを見て学び取れるひともいる。

けれど、初めてくるお客さんの性格はすぐには分からないし、ある程度通っていただいているお客さんについても全部を知っているわけではないので「このひとはこういう傾向にある」と思い込むのはむしろリスクにつながると思っています。

なので、事象(事実)をきちんと説明して理解を促したいと思っています。

あと、「やってもやってもできない・・」とムダに落ち込んで
できないことは自分の能力のせいだ、と思いこんで練習を止めてしまうのが一番もったいないですからね。


発信したい理由については、実はもう一つあります。

理科のおさらい(5)にリンクを貼らせていただいているサイトを見ていただければと思いますが、テキストで網羅できない内容は、めっちゃマニアックなサイトから引用させていただきました。

このサイトをみつけたときは「助かった!理解できそう!」という思いと、「どんな情報も、必ず誰かが発信しているものなんだな」といういまさらの感心。

SEOとかはおそらく全く気にしていないだろうし広告もないし、たぶん書いているひとも、その分野のことを専門的に学びたいひとを対象にしていると思います。
私のようなスタジオ運営者が連日何度も何度も見て勉強しているなんてきっと想像していないでしょう。

でも、ひとが発信する情報って、誰にどう必要とされるかは分からない

想定していない人に、いい意味で意外な形で伝わることもあると思います。

なので、自分が勉強したことや経験したことは何らかの形で発信しておくと、きっと自分が想像もしていないようなひとに役に立つのかも、いつか誰かに役立ってほしいな、という淡い期待を抱きながら書いています。



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